【4/25 注目の決算発表8銘柄】株価変動と気になる今後の展望

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昨日の米国市場はナスダックを中心に大きく下落しました。

レンジ相場が続いている4月の米国市場ですが、大型株の企業決算が株価を押し下げはじめました。

今週から決算発表が本格化していますので、注目決算をピックアップして解説していきたいと思います。

昨日のマーケットの振り返りは、こちらの記事で詳しく解説しています。

注目の決算発表

昨日は市場に大きな影響のある銘柄の決算発表がありましたので、決算結果について見ていきたいと思います。

4/25（火）
・MSFT（マイクロソフト）
・GOOG（アルファベット）
・V（ビザ）
・PEP（ペプシコ）
・MCD（マクドナルド）
・DHR（ダナハー）
・VZ（ベライゾン）
・GE（ｾﾞﾈﾗﾙ･ｴﾚｸﾄﾘｯｸ）

MSFT（マイクロソフト）のQ3決算

誰もが知る米国のソフトウェア企業大手のMSFT（マイクロソフト）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

アフターで決算発表のあったマイクロソフトの株価は、時間外で+8.51%の上昇をしています。

パソコン需要の低下でオフィスの売り上げは鈍化しましたが、アジュールの高い成長率が好感されたようです。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、今年に入り順調に株価を切り上げていることがわかります。

昨年10月をボトムに上昇に転じており、2月には一旦株価を下げていましたが、年初来では+15%ほど上昇していました。

アフターで+8.5%上昇したマイクロソフトの株価は、昨年8月の高値も超えており上場来高値を目指す展開となりました。

GOOG（アルファベット）のQ1決算

YouTubeや検索エンジンでお馴染みの広告大手GOOG（アルファベット）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

アフターで決算発表のあったアルファベットの株価は、時間外で+1.48%の上昇をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年10月の底値から下値を切り上げているように見えます。

アルファベットの現在の株価は移動平均線の上にあり、MACDも上昇トレンドにあります。

もう少しで50日移動平均線が200日移動平均線を上抜けする『ゴールデンクロス』を完成させそうなチャートをしていますので、今後の株価上昇に期待が持てそうです。

V（ビザ）のQ2決算

世界最大級のクレジットカード会社V（ビザ）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

アフターで決算発表のあったビザの株価は、時間外で+1.33％の上昇をしました。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年10月のボトムから上昇トレンドにあるように見えます。

3月の金融ショックによる影響も限定的で、年初来でも+12%ほど上昇しています。

現在の株価は50日移動平均線の上にありMACDも上昇トレンドを示していますので、今後の上昇も期待できそうです。

PEP（ペプシコ）のQ1決算

米国の食品・飲料メーカー大手のPEP（ペプシコ）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

プレで決算発表のあったペプシコの株価は+2.27%の上昇をしました。

直近1年の株価チャートを見ると、米国市場が下落していた2022年も株価を上昇させていたことがわかります。

昨年12月の高値から一時は▲10%ほど下落していたペプシコの株価は、その後+12%のリバウンドをしており、現在は年初来高値を更新しています。

コロナショックを挟んで10年以上も株価を上げ続けているペプシコは、安心して長期保有できる銘柄の代表ですね。

MCD（マクドナルド）のQ1決算

米国のファストフード・チェーン大手のMCD（マクドナルド）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

プレで決算発表のあったマクドナルドの株価は▲0.58%の下落をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年10月からは大きな下落なく株価をキープさせています。

およそ5ヶ月ほどレンジを形成していたマクドナルドでしたが、4月に入り大きく上昇をはじめています。

現在の株価は50日移動平均線の上にあり、MACDも上昇トレンドを示していますから今後も期待できそうなチャート形状をしています。

DHR（ダナハー）のQ1決算

米国の医療機器メーカー大手のDHR（ダナハー）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

プレで決算発表のあったダナハーの株価は▲8.79%の下落をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、ヘルスケア特有のズルズル相場を形成していることがわかります。

昨年10月をボトムに上昇してきたダナハーでしたが、今年に入り株価は低迷していました。

昨日の決算発表によって株価を急落させたダナハーですが、移動平均線のはるか下に沈み、MACDも下落に向かっていますので、株価の回復には相当な時間を要すると考えられます。

VZ（ベライゾン）のQ1決算

大手通信サービス業者のVZ（ベライゾン）の決算は、EPSはコンセンサス予想を上回りましたが、売上高をミスしました。

プレで決算発表のあったベライゾンの株価は+0.54%の上昇をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、1月をピークに下落していることが分かります。

年初来で▲5％以上下落しているベライゾンですが、現在の株価は年初来安値を試す展開です。

数日前には50日移動平均線も下に切っており、MACDも下落トレンドに向かっています。

とはいえ、高配当株で人気のベライゾンですから、現在のように株価を下げているタイミングは買い時とも言えそうです。

GE（ゼネラル・エレクトリック）のQ1決算

エネルギーやインフラを提供する米国大手複合企業のGE（ゼネラル・エレクトリック）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。

プレで決算発表のあったゼネラル・エレクトリックの株価は▲1.71%の下落をしています。

直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年10月からはキレイな右肩上がりの上昇をしています。

ゼネラル・エレクトリックは昨年10月から+100％の上昇をしており、年初来でも+50％以上のリターンを叩き出しています。

チャートも200日移動平均線の上に50日移動平均線があり、その上で株価が推移しているといった理想のチャート形状をしています。

すでに割高とも考えられる株価ですが、順張り投資をするのであれば、好決算を確認した今からでもエントリーは遅くないのかも知れません。

今週の注目決算

今週はまだ重要決算が続きます。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきました。

相場に影響のありそうな決算発表は、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。

まとめ

【4/25 注目企業の決算発表8銘柄】株価変動と気になる今後の展望をまとめます。

3月にはリバウンドをはじめた米国市場は、4月にはマイナスの転じてしまいました。

インフレ圧力は和らいでいるようですが、リセッションが懸念されはじめました。

マイクロ経済が不安定な中で企業の価値を決めるのは、やはり業績によるところが大きいようです。

今後も保有銘柄の企業決算などは、しっかりとチェックしたいところですね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。

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