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Follow @RamTky昨日の米国市場はわずかに上昇しましたが、週間ベースで見ると3指数ともに下落しています。
4月に入り大きな変動のなかった相場ですが、S&P500はピンチを迎えていると考えています。
来週には大型株の企業決算が立て続けに発表されますが、明るいゴールデンウィークを迎えたいところですね。
それでは4/21の米国市場を振り返り【ピンチを迎えたS&P500】来週注目の決算発表は?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
4/21 米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
ほぼ変動なかった米主要3指数
昨日の米国市場は、3指数ともほぼ値動きありませんでした。
・S&P500…+0.09%
・ダウ…+0.07%
・NASDAQ…+0.11%
マーケットがオープンしても方向感のつかめない相場は、上昇と下落をくり返していました。
引けにかけて買われる場面もありましたが、終わってみればほぼ値動きのなかった1日となりました。
来週の大型株の決算待ちね!
ハイパーグロース株はイマイチやな
わずかに上昇した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.536から3.586に上昇しました。
上昇したといっても直近のレンジ内で推移しています。
プレマーケットでは3.50にまで低下していた長期金利ですが、マーケットがオープンすると急激に上昇していきました。
このままレンジを上抜けてしまうのかと思いましたが、そこまでリスクオフとなるようなニュースもありませんでした。
債券トレーダーも様子見やな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、大きな上昇をしている銘柄が目に付きます。
下落は小さいけど銘柄数が多いの!
前日急落していたTSLA(テスラ)やT(AT&T)が株価を少し戻しています。
大型株の中ではAMZN(アマゾン)以外は上昇できていませんね。
PG(プロクター&ギャンブル)は好決算により急騰させています。
一方で、AAPL(アップル)▲0.98%、AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)▲1.86%、INTC(インテル)▲1.81%などハイテク銘柄は少し下げています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち6セクターが上昇、5セクターが下落した1日となりました。
・ヘルスケア…+1.07%
・一般消費財…+0.67%
・生活必需品…+0.54%
・公益事業…+0.27%
・通信…+0.16%
・不動産…+0.14%
・資本財…▲0.2%
・情報技術…▲0.33%
・金融…▲0.43%
・エネルギー…▲0.46%
・素材…▲1.75%
素材セクターの下落が目立っていますね。直近6ヶ月ではそれなりのリターンを出してきた素材セクターでしたが、3ヶ月ほど売り優勢で巻き戻しが起きています。
一方で、珍しくヘルスケアが1%以上の上昇をしており、昨年は軟調だったヘルスケアは直近1ヶ月では他セクターよりもベターなパフォーマンスを見せています。
上がれば下がる、下がれば上がるやな
下落トレンドがはじまるS&P500
昨日のS&P500は上昇して、終値では4,133まで上げています。
昨日の記事でもMACDによるトレンド転換のサインが出ているとお伝えしましたが、S&P500はさらに悪いチャート形状を示しています。
今週の下げによってヘッドアンドショルダー(三尊天井)を形成していおり、今後の下落を示唆するテクニカルチャートとして知られています。
今は決算シーズンですから株価変動は企業決算によることが大きいのですが、チャートを参考にしている投資家が多いことも事実ですから、今後の下落に警戒しておく必要がありそうです。
来週の決算発表に期待ね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
新たな恐怖指数の誕生VIX1D
ウォール街に新たな恐怖指数が誕生することが決まりました。
これまで恐怖指数と言えばVIXが代表的でしたが、3月の銀行破綻のニュースにも大した反応はしていませんでした。
これまでのVIXは23ー37日のデリバティブを用いて計算されていたため、超短期のセンチメントを反映するのは難しいと考えられます。
今後は1日の恐怖指数を示すVIX1Dが誕生して24日から取引が開始されることになります。
短期投資で利益を出したいと考えている人であれば、CFDなどを利用して相場のうねりを取っていくこともできそうですね。
少額投資で大きな利益を狙えるで
予想を超えるPMI経済活性化でインフレ再燃懸念
昨日発表されたPMI(購買担当者景気指数)は、予想を超えて米経済が活性化されていることが示唆されたことで、インフレが再燃されることが懸念されました。
およそ1年ぶりの高水準にまで上昇しており、昨年5月以来の高値を記録しました。
利上げは後押しされたな
50を超えると経済は強いとされるPMIですから、サービス業を中心に米経済はまだ強いことが示されましたね。
PMI(購買担当者景気指数)は企業の購買担当者らの景況感を集計した景気指標のひとつ。国別や、製造業、サービス業ごとの集計も行われており、一般的に鉱工業生産や雇用統計などの統計よりも景気先行性があるとされ、株式等の運用担当者の注目度が高い指標のひとつと言えます。
FRBクック理事もFFレートは検討中
3月の銀行破綻を受けてFRBのクック理事も、次回FOMCでの利上げ幅については検討しているとのことです。
これまでの急ピッチな利上げにより、FFレートはすでに4.75-5.0にまで引き上げられていますが、次回FOMCでその利上げも打ち止めとなることが大方の市場予想となっています。
5月のFOMCでは0.25%の利上げ予想が90%近く占めておりほぼ確定的となっていますが、利下げ時期の予想がさらに後方にズレ込んでいますね。
FEDと市場の乖離が少しずつ埋まっていくことを、市場は織り込んでいるようです。
4月の注目イベントについて
4月もまだ株価に影響しそうな経済指標の発表が続きます。
おおむね重要な経済指標の発表は無事に通過していますが、5月FOMCの利上げは経済指標によって決まりますから、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。
注目の決算発表
昨日も市場に影響のありそうな企業決算がありました。
4/21(金)
・PG(プロクター&ギャンブル)
・SLB(スラブ)
PG(プロクター&ギャンブル)のQ3決算
日本でもおなじみの米国の一般消費財メーカー大手のPG(プロクター&ギャンブル)の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
プレで決算発表のあったプロクター&ギャンブルの株価は+3.46%の上昇をしています。
完全な好決算やったな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年末までに上げてきた株価が一旦下落していたことがわかります。
2023年に入って上昇している米国市場に対して、プロクター&ギャンブルの株価はそこまで上昇していませんでした。
バリュー株の代表ともいえる銘柄のため、ダウと同じような株価変動をしていますね。
しかし、昨日の好決算によって株価は窓を開けて上昇、今後も期待できそうなチャートとなりました。
配当も2.4%とまずまずよ!
SLB(スラブ)のQ1決算
石油・天然ガス開発、管理、サービスを展開するSLB(スラブ)旧シュルンベルジェの決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
プレで決算発表のあったスラブ(旧シュルンベルジェ)の株価は▲4.18%の下落をしています。
悪いところは見つからんかったけど下げとるな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、3月の急落から回復してきているように見えます。
昨年1年で株価を80%近く上昇させていたスラブ(旧シュルンベルジェ)ですが、直近半年は厳しい状況を迎えています。
株価は50日移動平均線に支えられていましたが、昨日の決算発表によって下抜けしてしまいました。
OPECの減産発表によって上昇してきた原油銘柄でしたが、今後もエネルギー需要によって株価は左右されそうですね。
経済の回復期には強いわよ!
来週の注目決算
来週にはさらに注目決算の発表があります。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきます。
4/24(月)
・KO(コカ・コーラ)
4/25(火)
・MSFT(マイクロソフト)
・GOOG(アルファベット)
・V(ビザ)
・PEP(ペプシコ)
・MCD(マクドナルド)
・DHR(ダナハー)
・VZ(ベライゾン)
・GE(ゼネラル・エレクトリック)
4/26(水)
・META(メタ・プラットフォームズ)
・TMO(サーモ・フィッシャー)
・BA(ボーイング)
・NOW(サービスナウ)
・CME(CMEグループ)
・PXD(パイオニア・ナチュラル・リソーシズ)
4/27(木)
・AMZN(アマゾン)
・MA(マスターカード)
・LLY(イーライリリー)
・MRK(メルク)
・ABBV(アッヴィ)
・TMUS(Tモバイル)
・CMCSA(コムキャスト)
・BMY(ブリストルマイヤーズ)
・INTC(インテル)
・CAT(キャタピラー)
・MO(アルトリアグループ)
4/28(金)
・XOM(エクソンモービル)
・CVX(シェブロン)
・CHTR(チャーター・コミュニケーションズ)
それぞれの決算発表については、また当ブログでも追いかけていきたいと考えています。
企業決算を確認するのに
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まとめ
【ピンチを迎えたS&P500】来週注目の決算発表は?をまとめます。
昨日の米国市場は3指数ともにわずかに上昇しました。
来週にはマイクロソフトやメタ、グーグルなどを中心に注目の決算発表が続きます。
S&P500は不穏なチャート形状をしていますが、好決算連発で株価を押し上げてくれることを期待したいところです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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