・4/20決算発表のあった企業
・企業決算の結果
・決算後の株価の値動き
・今後の注目決算について
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Follow @RamTky昨日の米国市場は3指数そろって下落しました。
・S&P500…▲0.60%
・ダウ…▲0.33%
・NASDAQ…▲0.80%
レンジ相場が続いている4月の米国市場ですが、大型株の企業決算が株価を押し下げはじめました。
今週から決算発表が本格化していますので、注目決算をピックアップして解説していきたいと思います。
記事の後半では今後の注目決算を
ピックアップしてるで
昨日のマーケットの振り返りは、こちらの記事で詳しく解説しています。
注目の決算発表
昨日は市場に大きな影響のある銘柄の決算発表がありましたので、決算結果について見ていきたいと思います。
4/20（木）
・PM（フィリップモリス）
・T（AT＆T）
・UNP（ユニオン・パシフィック）
・AXP（アメリカン・エキスプレス）
・TSMC（台湾セミコンダクター）
PM（フィリップモリス）のQ1決算
米国のたばこ製造・販売をしているPM（フィリップモリス）の決算は、EPSはコンセンサス予想を上回りましたが売上高をミスしました。
Q1結果
✖売上高…$8B（予想$8.03B）
〇EPS…$1.38（予想$1.35）
プレで決算発表のあったフィリップモリスの株価は▲4.73%の下落をしています。
たばこの出荷量が減っとるらしい
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、2月まで高水準だった株価が3月には急落していることがわかります。
3月末には一時高値から▲14%下落する場面もありましたが、4月には7割以上戻していました。
しかし、昨日の決算発表によってフィリップモリスの株価は一気に下落して、50日移動平均線を下に抜けてしまいました。
高配当株としても人気のフィリップモリスですから、株価が下がった時が買い時とも言えそうです。
配当は5%を超えてるわ！
T（AT＆T）のQ1決算
米国の通信サービスを提供するT（AT＆T）の決算は、EPSはコンセンサス予想を上回りましたが売上高をミスしました。
Q1結果
✖売上高…$30.1B（予想30.24B）
〇EPS…$0.6（予想$0.58）
プレで決算発表のあったAT＆Tの株価は▲10.41%の下落をしています。
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、昨年10月の高騰からレンジ相場を形成してきたことがわかります。
昨日の急落によってAT&Tの株価は、移動平均線を一気に下抜けしてしまいました。
以前は配当金が7%を超えるといった米国株の代表的な高配当銘柄でしたが、昨年には大きな減配が発表されています。
とはいえ、まだ5.5%といった配当を出していますので、引き続き安値を拾っていくのも良い投資法かと考えています。
株価は相変わらず弱いけどな
UNP（ユニオン・パシフィック）のQ1決算
米国の大手鉄道貨物輸送会社のUNP（ユニオン・パシフィック）の決算は、売上高、EPSともにコンセンサス予想を上回りました。
Q1結果
〇売上高…$6.1B（予想$6.06B）
〇EPS…$2.67（予想$2.58）
プレで決算発表のあったユニオン・パシフィックの株価は+0.30％の上昇をしました。
微妙な上昇やな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、年末から上値を切り下げていることがわかります。
昨年3月から下落トレンドが続いているユニオン・パシフィックですが、1ヶ月ほど上昇を続けていますので、ここからトレンド転換が起こる可能性があります。
現在の株価は50日移動平均線の上にありますが、次は200日を目指す展開となります。
昨日も長い上ヒゲをつけたから
売り圧力は強そうやな
AXP（アメリカン・エキスプレス）のQ1決算
日本でもクレジットカードでおなじみのAXP（アメリカン・エキスプレス）の決算は、売上高はコンセンサス予想を上回りましたが、EPSをミスしています。
Q1結果
〇売上高…$14.3B（予想$13.98B）
✖EPS…$2.4（予想$2.66）
プレで決算発表のあったアメリカン・エキスプレスの株価は▲1.01%の下落をしました。
一時は▲6.63%下げとったな
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、ボラティリティの高いことがわかります。
アメリカン・エキスプレスの株価は1月から15%ほど高騰した後に、3月の金融ショックの影響で▲12%の急落をしました。
現在の株価は50日移動平均線の下にありますが、昨日の急落でも200日移動平均線に支えられました。
景気に敏感な金融銘柄ですから、今度の個人支出などにも影響を受けそうです。
リセッションが来たら真っ先に下落しそうね！
TSMC（台湾セミコンダクター）のQ1決算
台湾の半導体製造装置メーカーのTSMC（台湾セミコンダクター）の決算は、EPSはコンセンサス予想を上回りましたが、売上高をミスしました。
Q1結果
✖売上高…$16.72B（予想$17.04B）
〇EPS…$1.31（予想$1.22）
プレで決算発表のあった台湾セミコンダクターの株価は+2.36%の上昇をしています。
TSMCの米国市場でのティッカーはTSMや
直近6ヶ月の株価チャートを見ると、1月までは高騰していた株価が3ヶ月ほど動いていないことがわかります。
昨年10月をボトムに上昇してきた台湾セミコンダクターでしたが、今年に入り株価はヨコヨコしていました。
昨日の上昇によって50日移動平均線を一旦は上抜けしたのですが、売り圧力に押し返されていますね。
やはり半導体セクターそのものが、少し買われ過ぎな状況が懸念されているのでしょうか？
半導体の未来は明るいわよ！
今週の注目決算
今週はまだ重要決算が続きます。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきました。
4/21（金）
・PG（プロクター&ギャンブル）
・SLB（シュルンベルジェ）
相場に影響のありそうな決算発表は、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。
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まとめ
【4/20 注目企業の決算発表5銘柄】株価変動と気になる今後の展望をまとめます。
3月にはリバウンドをはじめた米国市場は、4月に入っても好調を維持しています。
インフレ圧力は和らいでいるようですが、リセッションが懸念されはじめました。
マイクロ経済が不安定な中で企業の価値を決めるのは、やはり業績によるところが大きいようです。
今後も保有銘柄の企業決算などは、しっかりとチェックしたいところですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう！
レッツ エンジョイ ライフ！
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