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Follow @RamTky注目の消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、昨日の米国市場は下落しました。
おおむね予想通りだったインフレ率に対して、ポジティブサプライズとならなかったことが嫌気されたようです。
この結果を受けて5月FOMCでの0.25%利上げとなる公算が高まりました。
それでは4/12の米国市場を振り返り【予想通りのインフレ率に下落した米国市場】投資の関心は決算発表へについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
4/12 米国市場の値動き
昨日の米国市場は下落しました。
発表された消費者物価指数(CPI)が嫌気されたようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
そろって下落した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって下落しました。
・S&P500…▲0.41%
・ダウ…▲0.11%
・NASDAQ…▲0.85%
CPIが発表されたプレマーケットでは買われていた3指数は、マーケットがオープンすると急落していきました。
一旦は上昇を見せたのですが、引けにかけて急落していきました。
4月に入ってから好調だったダウは、5営業日ぶりの下落となりましたね。
CPI発表直後は上昇したのよ!
ハイパーグロース株はまちまちやな
水準を維持した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.432から3.426と変わらずでした。
日本時間21:30に消費者物価指数(CPI)が発表されると、長期金利は3.36にまで急落していきました。
予想通りのインフレ率に楽観した債券投資家が買い向かったのですが、その後はまた急激にリバウンドして前日終値と変わらない水準にまで戻しています。
これ以上下げるのは難しそうやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇した銘柄もそれなりに多かったように見えますが、メガテックが連日売られていますね。
半導体も売られてるわよ!
今週に入ってメガテックが続落していますね。
特に年初来でリターンの大きい銘柄ほど下落しています。
一方で、ディフェンシブ銘柄が上昇しており、LLY(イーライリリー)+1.38%、MRK(メルク)+1.12%、EL(エスティローダー)+2.19%などが上昇しています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。
・資本財…+0.37%
・エネルギー…+0.32%
・ヘルスケア…+0.14%
・素材…+0.06%
・公益事業…+0.06%
・金融…▲0.04%
・生活必需品…▲0.41%
・不動産…▲0.62%
・情報技術…▲0.69%
・通信…▲0.81%
・一般消費財…▲1.84%
一般消費財セクターが大きく下落していますが、テスラやアマゾンといった大型株の急落が影響しているようです。
他にも、情報技術や通信といった下落相場では大きく下げるセクターが弱かったですね。
一方で、比較的ディフェンシブセクターが堅調でしたが、買われたというほどの上昇ではありませんでした。
いつもボラティリティの高い3セクターやな
レンジを維持するS&P500
昨日のS&P500は下落して、終値では4,092にまで下げています。
1週間ほど4,100をレンジにヨコヨコ相場が続いていますが、昨日は大きな陰線を付けてしまいました。
それでもまだ出来高は伸びてきていませんから、機関投資家は方向性を決めかねているといったところでしょうか。
まだ上昇の余地は残しているわ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
コアが総合を超えた消費者物価指数(CPI)
3月の米消費者物価指数(CPI)の発表がありました。
総合CPIは予想を下回り前月よりも低下が見えますが、コアCPIは予想通りとはいえ前月よりもわずかに上昇しています。
【総合CPI】
〈前年比〉
・結果…5.0%(予想…5.2%)
・前回…6.0%
〈前月比〉
・結果…0.1%(予想…0.2%)
・前回…0.4%
【コアCPI】
〈前年比〉
・結果…5.6%(予想…5.6%)
・前回…5.5%
〈前月比〉
・結果…0.4%(予想…0.4%)
・前回…0.5%
前年同月比でコアCPIが総合指数の伸び率を超えたのは、およそ2年ぶりとのことです。
粘着性の高いインフレ要因が
なかなか下がらんな
時給や家賃なんかは下がりにくいの!
バフェット銀行破綻は終わっていないと警告
現在日本を訪れて話題になっているウォーレン・バフェット氏ですが、一連の銀行破綻問題はまだ解決していないと考えているようです。
これによって預金者は資金を失うことはないと断言し、不必要なパニックに陥るべきではないと述べています。
ただ、割安になった地銀株は『掘り出しモノ』なのかと問われると、『当局が株主を救済することはない』と注意を呼び掛けています。
一方で、当局者は銀行破綻の混乱は収束したと考えたいようです。
ミネアポリス連銀総裁『金融不安は収束した』
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、シリコンバレー銀行の経営破綻に続く銀行セクターの混乱は収束しつつあると述べています。
危険が去ったと考えるには早いようですが、落ち着きは取り戻しつつあるとのことで懸念は和らいでします。
タカ派で知られるカシュカリ総裁ですから、『金融不安はないから利上げを続ける』といったシナリオを信じているのかと考えています。
4月の注目イベントについて
4月も重要な経済指標の発表が続きますので、日程の確認をしておきましょう。
今夜には生産者物価指数(PPI)、小売売上高などの経済指標の発表が続きます。
5月FOMCの利上げは経済指標によって決まりますから、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。
今週の注目決算
今週から2023年Q1決算発表がはじまりますが、いつものように銀行株からのスタートとなりますね。
4/13(木)
・DAL(デルタ航空)
4/14(金)
・UNH(ユナイテッドヘルス)
・JPM(JPモルガン)
・WFC(ウェルズファーゴ)
・C(シティグループ)
・BLK(ブラックロック)
金融不安が拡がる中で、銀行はどのような業績を発表するのかに注目が集まります。
来週の注目決算
来週には決算発表が本格化していきます。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきました。
4/17(月)
・SCHW(チャールズ・シュワブ)
4/18(火)
・JNJ(ジョンソン&ジョンソン)
・BAC(バンク・オブ・アメリカ)
・NFLX(ネットフリックス)
・GS(ゴールドマンサックス)
・UAL(ユナイテッド・エアラインズ)
4/19(水)
・TSLA(テスラ)
・ABT(アボット・ラボラトリーズ)
・MS(モルガンスタンレー)
・IBM(インターナショナル・ビジネス・マシンズ)
・ASML(ASMLホールディングス)
4/20(木)
・PM(フィリップモリス)
・T(AT&T)
・UNP(ユニオン・パシフィック)
・AXP(アメリカン・エキスプレス)
4/21(金)
・PG(プロクター&ギャンブル)
・SLB(シュルンベルジェ)
それぞれの決算発表については、また当ブログでも追いかけていきたいと考えています。
企業決算を確認するのに
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まとめ
【予想通りのインフレ率に下落した米国市場】投資の関心は決算発表へをまとめます。
昨日の米国市場は3指数そろって下落しました。
ほぼ予想通りだった消費者物価指数(CPI)に対して、市場に失望売りが広がりました。
とはいえ、インフレ率は順調に低下していますので、中長期的に見れば政策金利引き下げによる株高が期待できます。
それよりも今はリセッション懸念の方が株式にとってはリスクとなるため、今後発表される企業決算の方が気になりますね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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