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Follow @RamTky昨日の米国市場は上昇してナスダックは4日ぶりの上げとなりました。
今夜には雇用統計の発表がありますが株式市場はお休みとなるため、投資家がポジションの整理をしたようです。
雇用統計次第では来週の相場は荒れることになりそうですね。
それでは4/6の米国市場を振り返り【ちょうどいい雇用統計待ち】ショート買い戻しでナスダック上昇について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
4/6 米国市場の値動き
昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
買い戻された米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともに上昇しました。
・S&P500…+0.36%
・ダウ…+0.01%
・NASDAQ…+0.76%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
このまま今日も大きな下落につながるのかと思いきや、急速に買い戻されて相場は上昇。
ナスダックを中心に上昇となりましたが、雇用統計を前に投資家がこれまでのショートポジションを整理しただけだと考えています。
月曜日の相場が怖いわね!
ハイパーグロース株はまずまずや
ほぼ変わらなかった長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.309から3.303とほぼ変わらずでした。
日中には低下する場面もあった長期金利でしたが、前日の水準にまで戻しています。
3月に入ってから下がり続けてきた利回りは、このあたりで低下が鈍化してくるのでしょうか。
株価にとっては悪くない地合いやな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇銘柄と下落銘柄が入り混じっているように見えます。
GAFAMは強かったわね!
エネルギーセクターが全体的に下落していますが、その他はセクター内でも上昇銘柄も下落銘柄もあるという状況。
マイクロソフトは上昇しているのにアドビは下げている、ウェルズファーゴは上げているのにJPモルガンは下げているといった感じです。
不透明な相場の中でも大きく上昇できる銘柄というのは、今後も強いんじゃないかと考えています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち8セクターが上昇、2セクターが下落した1日となりました。
・通信…+2.03%
・公益事業…+0.7%
・不動産…+0.63%
・ヘルスケア…+0.6%
・情報技術…+0.51%
・金融…+0.43%
・生活必需品…+0.14%
・一般消費財…+0.06%
・資本財…±0%
・素材…▲0.31%
・エネルギー…▲1.09%
グーグルとメタにけん引されて通信セクターが大きく上昇しています。
その他はそれほど大きな変動はありませんでしたが、エネルギーセクターが1%以上の下落を見せています。
原油価格の高騰により石油株の株価も跳ね上がったのですが、その後はヨコヨコか下落ですね。
今夜には雇用統計が発表されるのと、株式市場がお休みとなるので投資家も大きなポジションは建てなかったといった感じです。
月曜日は動きそうやな
S&P500
昨日のS&P500は上昇したことで、終値では4,105まで上げています。
4,100をレジスタンスに跳ね返されてきたS&P500ですが、着実にヘッドアンドショルダーを形成してきています。
今夜の雇用統計で強すぎる数字が発表されるようだと、景気後退懸念から株価は急落する恐れがあります。
月曜日の相場がターニングポイントになりそうね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ブラード総裁はインフレ制圧を優先
セントルイス連銀のブラード総裁は、FRBはまだ政策金利を引き上げるべきだと語っています。
先の金融環境の悪化は当局による措置によっていくらか和らいでおり、高インフレと闘うための利上げは続けていくべきだとしています。
今回の銀行破綻問題は米経済をリセッションに追い込むほどの規模ではないと考えているようですが、金融不安はまだくすぶっているだけだと話すアナリストも多いようです。
要はお偉いさんですらわからんってことやな
予想を超える新規失業保険申請件数
新規失業保険申請件数が予想を上回りました。
市場予想20万件に対して22.8万件でしたが、前回の申請件数は19.8万件から24.6万件に上昇修正されたことで、実質1.8万件の減少でした。
大型企業のレイオフが相次ぐ中で労働市場に陰りが見えはじめたと思われていましたが、労働力の需要はまだ強いようです。
いつまでも労働市場が強いようだと平均時給は下がらず、インフレの目標に届かなくなります。
今後もインフレの鎮静化と景気後退懸念が、いつまでも綱引きを続ける相場が続きそうですね。
年内に1ドル=120円まで下落する可能性も
米経済が景気後退に向かうことで年内には1ドル=120円にまで下げると、伊銀行のストラテジストは語っています。
この予想は米国がリセッションに陥ることを前提としていますが、日本銀行がいずれイールドカーブコントロールを緩和することを鑑みればいずれ120円といった水準にまで下がるのは時間の問題でしょうね。
4月の注目イベントについて
4月も重要な経済指標の発表が続きますので、日程の確認をしておきましょう。
今夜には雇用統計の発表があり、来週には消費者物価指数(CPI)が出ます。
4月も注目はインフレ関連となりますが、消費者物価指数(CPI)の発表が最重要ポイントとなると考えています。
まとめ
【ちょうどいい雇用統計待ち】ショート買い戻しでナスダック上昇をまとめます。
昨日の米国市場はナスダックを中心に上昇しています。
特に上昇できる材料のない中で、ショートの買い戻しがあったようです。
今夜には雇用統計の発表がありますが、株式市場は『グッドフライデー』によってお休みです。
あまりにも失業率の上昇があれば景気後退懸念に、上昇が見られなければ利上げ観測が高まる。
このような環境下では市場予想通りの『ちょうどいい失業率』の発表が望まれているのでしょうね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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