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昨日の米国市場はダウを中心に上昇しました。
SVBが買収され金融システム懸念が和らいだことが好感されたようですが、ナスダックは下落しています。
銀行株から流出した資金がハイテクに流れ、その資金がまた銀行株に戻っただけなんでしょうね。
それでは3/27の米国市場を振り返り【金融懸念が和らいで上昇したダウ銘柄】銀行がヤバいかわかるのは4月からについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
3/27 米国市場の値動き
昨日の米国市場はダウとナスダックで明暗が分かれました。
SVBの買収によって銀行懸念が和らいだようですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
明暗を分けた米主要3指数
昨日の米国市場はダウは上昇し、ナスダックは下落しました。
・S&P500…+0.16%
・ダウ…+0.60%
・NASDAQ…▲0.47%
プレマーケットでは買われていた相場は、マーケットがオープンすると下落していきました。
その後、ダウは持ち直すもナスダックはズルズルとマイナス域にまで下落していきました。
金融リスクが広がる中で、投資家の資金が金融からハイテクへ、再びハイテクから金融へ動いているようです。
ハイテクから資金が抜けていきそうね!
ハイパーグロース株はまちまちやな
急騰した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.372から3.539に上昇しました。
先週まで急激に低下してきた長期金利ですが、少し反発しました。
金融懸念が和らいだことによって、次回FOMCでの利上げ観測が高まり、債券が売られたといった状況です。
それでも政策金利に比べて低い長期金利ですから、株式市場にはまだ上昇の余地が残されていそうです。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると多くの銘柄が上昇していますが、大型テックに売りが集中していることがわかります。
銀行は上昇したわね!
先週まで大きく上昇してきた大型テックが急落しています。
GOOGL(アルファベット)は▲2.83%下げ、META(メタ)も▲1.54%、MSFT(マイクロソフト)も▲1.49%、AAPL(アップル)までもが▲1.23%と下落しました。
半導体も全面安となっていますが、先週まで大きく下落してきた金融株が反発していますね。
企業業績とは関係なく対岸の火事によって下落してきた金融銘柄は、下げている現在の株価はお買い得なんでしょうね。
金融株以外では、IBM(インターナショナル・ビジネス・マシンズ)+3.21%、ORCL(オラクル)+2.42%、XOM(エクソンモービル)+2.19%などが大きく上昇しています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち8セクターが上昇、3セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+2.19%
・金融…+1.4%
・資本財…+0.82%
・ヘルスケア…+0.79%
・素材…+0.76%
・生活必需品…+0.64%
・公益事業…+0.48%
・一般消費財…+0.1%
・不動産…▲0.07%
・情報技術…▲0.62%
・通信…▲1.14%
エネルギーが2%を超える上昇を見せています。原油価格の急騰によるものですが、それでも1ヶ月のリターンは▲6.8%の下落といったところです。
また、金融セクターが反発しています。SVBが買収されることによって、金融に広がる懸念が和らいだことによるものです。
一方で、通信と情報技術はマイナスとなり、1ヶ月ほど大きく上昇してきた分の利確が入ったようです。
上昇も下落も反発した1日やったな
押し返されたS&P500
昨日のS&P500は上昇したことで、終値では3,977まで上げています。
昨日はなんとか上昇することができたS&P500ですが、2月から続く下落トレンドの上値抵抗線に跳ね返されています。
金融システム懸念が和らいだとはいえ、相場を取り巻く厳しい環境は変わっていませんから、簡単には上抜けできないと考えています。
踏ん張りどころに直面してるわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
世界銀行が経済成長の鈍化を警告
世界銀行は2030年までの世界の経済の潜在成長率が、30年ぶりの低水準に下がったと警告しています。
新型コロナウイルスのパンデミックやウクライナでの戦争による影響を理由に、今後10年間の経済成長率が2.2%に落ちる見通しを明らかにしました。
2000年からの10年間は3.5%、2011年からの10年間は2.6%だった経済成長率が2.2%に落ちるということが、株価の下落に直結するわけではありませんが、これまでのようなバブル経済にも似た株価成長は期待できないかも知れませんね。
SVBがファースト・シチズンズ・バンクシェアーズに買収
ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズが、経営破綻したSVB(シリコンバレーバンク)を買収することで合意しました。
約720億ドル相当のSVB資産を165億ドルで取得することができ、米国内で30位の規模だったファースト・シチズンズの規模が一気に拡大することを受けて、同行の株価は50%以上跳ね上がりました。
SBI証券の口座数が国内ではじめて1,000万を超える
SBI証券の証券総合口座数が国内ではじめて1,000万を超えました。
コロナ禍における相場変動や、2024年からはじまる新NISAへの戦略、三井住友フィナンシャルグループとの個人向け金融サービスの開始などが、若者を中心に口座開設数の急増を後押ししているようです。
資産運用する若者が増えるのは
当ブログとしても嬉しいことや
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標の発表についてはおおむね出尽くしていますが、まだ少しウォッチを続ける必要がありそうです。
まとめ
【金融懸念が和らいで上昇したダウ銘柄】銀行がヤバいかわかるのは4月からをまとめます。
今週はじめとなる昨日の米国市場は、ダウは上昇するもナスダックは下落となりました。
SVBが買収されたことによって銀行不安への懸念が和らぐ中で、投資家の資金が再び銀行株へ流れたようです。
一旦は終焉を迎えたかのように見える金融システム懸念ですが、実際に銀行の企業業績が大丈夫かどうかは、4月からはじまる決算発表で明らかになると考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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