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『急騰セクターを探せ!』2023年3月米国株セクター別パフォーマンス

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市場分析
この記事でわかること

・米国株を大きく分類する11のセクター
・期間ごとのセクター別パフォーマンス
・おすすめのセクターETF
・2023年3月に急騰しているセクター

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こんにちは!
セクターETFを乗り換えたい
『ここ屋』よ!

2023年も3ヶ月が経過した米国市場ですが、3月のS&P500はなんとか上昇することができたようです。

とはいえ、2月から続くダウントレンドから完全に抜けたと考えるには、まだ早いようにも感じています。

銀行不安が和らぐ中で、セクター別のパフォーマンスも大きな変化が起きているようです。

われわれ個人投資家もトレンドを把握できていないと、市場の上昇を取り逃がしていまうことになりそうです。

そこで今回の記事では、『急騰セクターを探せ!』2023年3月米国株セクター別パフォーマンスを解説していきたいと思います。

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【2023年3月】米国株セクター別パフォーマンス

米国に上場する5,000以上の株を大きく分類すると、11セクターに分かれます。

11種類のセクター

・情報技術(Information Technology)
・ヘルスケア(Healthcare)
・一般消費財(Consumer Cyclical)
・通信(Communication Services)
・金融(Financial)
・資本財(Industrials)
・生活必需品(Consumer Defensive)
・公益事業(Utilities)
・素材(Materials)
・不動産(Real Estate)
・エネルギー(Energy)

それぞれのセクターが、どのようなパフォーマンスを出しているのかを確認していきましょう。

【1ヶ月(3月)】セクター別パフォーマンス

直近1ヶ月(2023年3月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1ヶ月は11セクターのうち6セクターがプラス5セクターがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率前月騰落率
1位情報技術+9.02%+1.31%
2位通信+8.35%▲4.08%
3位公益事業+4.35%▲3.87%
4位一般消費財+3.39%▲1.36%
5位生活必需品+2.88%▲1.05%
6位ヘルスケア+1.95%▲3.73%
7位資本財▲1.45%+0.2%
8位素材▲2.68%▲6.54%
9位不動産▲3.17%▲3.18%
10位エネルギー▲4.68%▲4.06%
11位金融▲6.01%▲1.4%
直近1ヶ月のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+3.5%の上昇やったな

直近1ヶ月では半数のセクターが上昇しています。

3月には上昇の期待が持たれていた米国市場も、わずかに上昇することができました。

なかでも情報技術セクター通信セクターは、8%を超える上昇を見せています。

一方で、銀行破綻の影響を受けた金融セクターは大きく下落していますね。

政府当局によるサポートなどによって不安の多くは取り除かれたかのようには見えますが、この問題はまだ解消したとは考えにくいです。

同様に金融ショックの波及の可能性のある不動産セクターも下落していますが、まだ当面回復に兆しは見えてこないと考えています。

ここ
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セクターによって上昇と下落の
明暗が大きく分かれはじめたわね!

【年初来】セクター別パフォーマンス

2023年に入ってからの年初来(2023年1月~2023年3月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

年初来では11セクターのうち7セクターがプラス4セクターがマイナスとなった相場でした。

順位セクター騰落率前月騰落率
1位情報技術+21.51%+10.58%
2位通信+17.23%+6.49%
3位一般消費財+15.04%+10.53%
4位素材+5.06%+3.59%
5位資本財+4.41%+3.95%
6位生活必需品+1.30%▲1.19%
7位不動産+0.52%+4.0%
8位金融▲1.69%+4.98%
9位ヘルスケア▲2.33%▲3.74%
10位公益事業▲2.80%▲4.66%
11位エネルギー▲4.16%▲1.0%
年初来のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は+7.03%の上昇やったな

2023年に入り上昇に転換してきたように見える米国市場ですが、セクターによっては大きく下落しているものもあります。

上位3セクターのみが2桁のリターンを叩き出しているのに対して、その他8セクターの平均をとるとマイナスに転じます。

今後も上昇相場を続けるのであれば情報技術セクター一般消費財セクター通信セクターがけん引することになると考えています。

一方で、ディフェンシブセクターは軟調な相場が続いています。

従来ディフェンシブセクターというのは株式市場が軟調な時でも、その下落幅を限定的にしてくれるといった資産下落のクッション材の役割を果たしてくれます。

今後の相場が上であると考える時には、そのパフォーマンスに期待できないと思った方が良さそうです。

【6ヶ月】セクター別パフォーマンス

もう少し期間を延ばして、直近6ヶ月(2022年10月~2023年3月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近6ヶ月は11セクター全てがプラスとなった相場でした。

順位セクター騰落率前月騰落率
1位情報技術+23.74%▲5.24%
2位素材+22.05%+4.82%
3位資本財+18.69%+2.38%
4位通信+12.9%▲12.02%
5位エネルギー+11.36%+0.25%
6位生活必需品+10.97%▲2.39%
7位金融+9.54%+4.47%
8位ヘルスケア+8.38%▲0.74%
9位一般消費財+6.38%▲10.17%
10位不動産+4.97%▲10.8%
11位公益事業+2.81%▲12.18%
直近6ヶ月のパフォーマンス
ここ
ここ

S&P500は+14.6%の上昇だったわ!

情報技術セクターが一気にプラ転してきました。

その後は素材資本財エネルギーと続きますが、6セクターが2桁リターンとなります。

一方で、公益事業不動産が苦戦していますが、それでもマイナス幅を大きく縮小しています。

これは米国市場の下落が昨年10月に大底をつけたことを示していますので、この先の上昇に期待できるのではないかと考えています。

リッヒ
リッヒ

4月は大きな上昇を期待したいな

【1年】セクター別パフォーマンス

さらに遡って、直近1年間(2022年4月~2023年3月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。

直近1年では11セクターのうち1セクターのみがプラス10セクターがマイナスとなっています。

順位セクター騰落率前月騰落率
1位エネルギー+1.04%+18.03%
2位生活必需品▲2.66%▲2.67%
3位資本財▲4.5%+3.81%
4位ヘルスケア▲7.46%▲1.17%
5位公益事業▲8.99%+1.61%
6位情報技術▲11.24%▲11.71%
7位素材▲11.71%▲3.05%
8位金融▲14.86%▲6.62%
9位一般消費財▲21.24%▲17.38%
10位通信▲22.26%▲23.81%
11位不動産▲24.1%▲14.30%
直近1年のパフォーマンス
リッヒ
リッヒ

S&P500は▲9.6%ほど下落しとるな

直近1年ではエネルギーセクターだけがプラスとなっていますが、その上昇幅は完全に縮小させました。

一方で、不動産セクター通信セクター一般消費財セクター▲20%以上の下落をしています。

米国市場を襲った昨年の下落相場の爪痕が残る結果となりましたが、今後の相場の参考にするのであれば、『いつか下落した分のリバウンドがある』といったところでしょうか。

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おすすめのセクターETF11銘柄とチャート比較

セクター別のパフォーマンス比較するのに、各セクターの代表的なETFで比較したいと思います。

筆者の独断と偏見で、おすすめのセクターETFを紹介していきます。

おすすめのセクターETF11銘柄

おすすめのセクターETFは以下の11銘柄ですが、直近1ヶ月と1年のリターンと共に紹介していきます。

ここ
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購入を推奨するものではないから
投資するなら自己責任よ!

リッヒ
リッヒ

セクターによって
こんなにリターンの差があるんやな

セクター名おすすめETF1ヶ月リターン1年リターン
情報技術セクターVGT+9.03%▲8.96%
ヘルスケアセクターVHT+1.0%▲6.84%
一般消費財セクターVCR+3.43%▲19.08%
通信セクターXLC+8.17%▲18.58%
金融セクターVFH▲9.96%▲16.24%
資本財セクターXLI▲1.35%▲0.85%
生活必需品セクターVDC+2.74%▲2.38%
公益事業セクターVPU+3.62%▲9.36%
素材セクターXLB▲3.30%▲9.47%
不動産セクターXLRE▲1.92%▲23.92%
エネルギーセクターXLE▲3.79%+7.35%
引用:Google

エネルギーXLEは先月の1年リターンは+22%ありましたが、3月には+7%台にまで縮小しています。

直近1年のパフォーマンスは多くが2桁マイナスである中で、ディフェンシブセクターの下落幅は限定的です。

またいつかくる下落相場の時には、資金の一部をディフェンシブセクターに振り向けることで、リスクヘッジになることを覚えておきましょう。

一方で、1ヶ月リターンに目を向けると、6セクターのETFがプラスに転じています。

今後の米国市場が上昇に転じると考えるのであれば、このあたりのセクターETFが活躍してくれるのではないかと考えています。

ここ
ここ

ちなみにVOOの1年リターンは▲10.43%よ!

リッヒ
リッヒ

7セクターがS&P500の
リターンを超えとるやんか

こちらのセクター別おすすめETFは『まとめ記事』がありますので、リンクを貼っておきます。

米国株セクターETFまとめ記事はこちら

セクターETF比較チャート

おすすめのセクターETFの直近1ヶ月の比較チャートを見ていきます。

リッヒ
リッヒ

わかりにくいわ!

ここ
ここ

ちょっと比べるのは無理があったわね!

銀行破綻の影響を受けたセクターETFが大きく下落する中で、その影響が限定的だったセクターETFが上昇しています。

特に情報技術セクターと通信セクターにおいては、アップルやマイクロソフト、グーグルやメタなどの大型株の上昇がセクターをけん引したと考えられます。

リッヒ
リッヒ

結局は大型株次第か

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米国株3月のセクター別パフォーマンス まとめ

米国株3月のセクター別パフォーマンスをまとめます。

まとめ

◎米国株は大きく11セクターに分類される
・切り取る時期によって上昇セクターが異なる
・セクターによってボラティリティの大きさが異なる
・経済状況によって上昇セクターが変わる
◎2023年期待できるセクターは
・情報技術セクターと通信セクターなど
・直近の下落セクターは金融セクター

2023年3月にはわずかにリバウンドした米国市場ですが、4月には上昇の兆しが見えています。

これ以上の金融システムへの懸念が広がらないことが前提とはなりますが、長期金利が安定しているうちは株価が上昇しやすい環境にあると言えます。

今年に入り情報技術セクターや通信セクターが大きく上昇している中で、今後のパフォーマンスも期待されていますが、どのセクターが上昇するのかはプロの投資家にも予想することは難しいことです。

本記事の予想は、過去に見る一般論と筆者の独断によるものですので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

当ブログの『米国ETFまとめ記事』はこちら

ここ
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