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昨日の米国市場は金融銘柄を中心に下落しました。
一旦、危機は去ったかのようにも見えた金融システムの懸念は、そう簡単には織り込み済みとはならないようです。
普通に考えれば銀行が破綻するような経済環境で、そう簡単に株価が上昇するなんておかしいですよね。
それでは3/17の米国市場を振り返り【まだ下げ止まらない相場】金融が破綻してるのに株価なんて上がらんよねについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
3/17 米国市場の値動き
昨日の米国市場は銀行株を中心に下落しました。
ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
そろって下落した米主要3指数
昨日の米国市場はダウを中心に下落しました。
・S&P500▲1.10%
・ダウ…▲1.19%
・NASDAQ…▲0.74%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンするとわずかに上昇したと思ったら、一気に下落していきました。
その後も何度か反発を見せましたが、やはり買い材料の見つからない市場では売り圧力が優勢となりました。
ダウは年初来で▲3.89%下落よ!
全体的に下落していますが、グロースよりバリューの売り圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株もイマイチよ!
コインベースはビットコイン同様に堅調やな
反落した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.579から3.438に低下しました。
2週間前までは4.0を超える高水準にあったとは思えないほどの急落をしています。
3.5を切るといった低水準の利回りは2月初旬以来のことで、株式が上昇するには十分な水準と言えます。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が下落していることがわかります。
また金融が売られてるわね!
大型株の中には上昇している銘柄もあり、MSFT(マイクロソフト)+1.17%、GOOG(アルファベット)+1.38%、WMT(ウォルマート)+0.81%上昇もありました。
とはいえ、ほとんどの銘柄は下落していますが、とりわけ金融株は大きく売られています。
相変わらず地銀も大きく下落していますが、金融以外にもMETA(メタ)が▲4.55%、F(フォード)▲4.40%、MRK(メルク)▲3.02%などの急落をしました。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・通信…▲0.14%
・情報技術…▲0.32%
・素材…▲0.49%
・生活必需品…▲0.8%
・公益事業…▲1.08%
・ヘルスケア…▲1.23%
・一般消費財…▲1.35%
・エネルギー…▲1.49%
・資本財…▲1.86%
・不動産…▲2.2%
・金融…▲2.75%
金融セクターと不動産セクターが2%以上の下落をしています。やはり金融システムの不安はこの先もう少し相場に影響がありそうです。
一方で、通信セクターや情報技術セクターは限定的な下落で済んでいますね。昨年までは大きく下げていた両セクターですが、今年は他セクターよりも大きなリバウンドを見せています。
このまま堅調とは限らんけどな
再び危機を迎えたS&P500
昨日のS&P500は下落したことで、終値では3,916まで下げています。
再び200日移動平均線を割り込んだS&P500は危機を迎えています。
昨日の下落には出来高を伴なっていることから、機関投資家も今後S&P500が下落すると考えているようです。
2月からのチャートを見ても、引き続きダウントレンドが続いていると考えた方が良さそうです。
上がりにくい状況ではあるわね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
消費者マインドの低下が見えたミシガン大学消費者信頼感指数
昨日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は、市場予想を下回りマインドの悪化が示唆されました。
〈3月〉
・結果…63.4(予想…67.0)
・前回…67.0
・1年後インフレ期待…3.8%
前月…4.1%
・5-10年先インフレ期待…2.8%
前月…2.9%
同調査はSVB(シリコンバレーバンク)破綻前にアンケートをとった結果ですから、3/31の確定値では影響があるかも知れませんね。
クレディ・スイスの全てまたは一部買収か
スイスの銀行UBSグループは、スイス当局の要請を受けてクレディ・スイス・グループの全てもしくは一部の買収を検討していることが明らかになりました。
かねてから不祥事が続くクレディ・スイスですから、このままほっといて破綻ともなれば国際的な経済リスクとなりますからね。
リセッション懸念残るとBofA
バンク・オブ・アメリカのストラテジストは、迫りくるリセッション懸念を市場はまだ十分に反映していないと語りました。
他にも、ゴールドマン・サックスのストラテジストらも、相場が目先回復したとしても『高い不透明性と低水準の信頼感、魅力的には見えないバリュエーション』の観点から今後のリターンが低いとの見方を示しています。
プーチンの逮捕状は無効とロシアが主張
国際刑事裁判所はプーチン氏に戦争犯罪容疑で逮捕状を発布しましたが、ロシアは同裁判に対して『受け入れられず無効』だとしています。
いや最悪の犯罪者やろ
まあ普通に受け入れるワケがないでしょうが、とりあえず戦争やめろやって感じです。
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標の発表が続きますので、相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップしておきます。
来週はいよいよFOMCやな
まとめ
【まだ下げ止まらない相場】金融が破綻してるのに株価なんて上がらんよねをまとめます。
現在の米国市場は下落しました。
大型の銀行が破綻して数日で懸念がなくなるとか、普通に考えてあり得ないですよね。
金融システムへの不安はまだ続きそうですが、それがFOMCに及ぼす影響は決して株式にとってマイナスだとは考えていません。
市場が織り込んでいるほど早く利下げがはじまるとは思えませんが、前回のドットプロットよりはターミナルレートは下がることが予想されます。
われわれ個人投資家は、市場の不透明性が上昇する中でも投資を止めることなくコツコツと積み上げていきましょうね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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