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今週はじめとなる昨日の米国市場は、3指数ともに大きな変動はありませんでした。
日中には大きく上昇する場面もありましたが、パウエル議長の議会証言を前にしてリスクポジションの整理がされたように見えました。
大口投資家たちがこぞって相場から撤退するってことは、今週の相場がそれだけリスキーってことになりそうですね。
それでは3/6の米国市場を振り返り【今週大荒れが予想される米国市場】今更アップルを買い推奨ってどうだろうについて解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
3/6 米国市場の値動き
昨日の米国市場は終わってみればほとんど変動はありませんでしたが、日中には大きな動きがありました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
上がり切れなかった米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともに、日中の上昇幅をキープすることができませんでした。
・S&P500…+0.07%
・ダウ…+0.12%
・NASDAQ…▲0.11%
プレマーケットから買われていた相場は、マーケットがオープンすると大きく上昇していきました。
一時はS&P500が+0.8%、ナスダックは+1.2%にまで上昇する場面もありましたが、引けにかけて下落することでその上昇幅を失いました。
全体的に下落していますが、大型グロースだけは買い支えられています。
ハイパーグロース株はまちまちよ!
4%は越えなかった長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.958から3.964に上昇しました。
先週には4%を超えてきた長期金利ですが、昨日は4%を超えることはありませんでした。
とはいえ、高水準を続ける金利に対して株式のリスクプレミアムは失われています。
特に企業利益を出せていないグロース株などに対しては、今後も風当たりがきつくなると考えています。
歴史的にはそれほど高くないんやけどな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、上昇、下落銘柄が半々といったところです。
大型株は強かった印象よ!
日中はほとんどの銘柄が上昇していたように見えていたのですが、相場が下落に転じると徐々に淘汰された銘柄がマイナスに転じていきました。
中でも大型株の買い圧力は高く、安定感を求める投資家心理がうかがえました。
一方で、大型株の中でも下落した銘柄もあり、TSLA(テスラ)▲2.01%、AMZN(アマゾン)▲1.21%、NVDA(エヌビディア)▲1.41%などは大きく売り込まれています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。
・通信…+0.55%
・公益事業…+0.49%
・金融…+0.23%
・情報技術…+0.16%
・生活必需品…+0.06%
・エネルギー…▲0.01%
・ヘルスケア…▲0.34%
・資本財…▲0.43%
・不動産…▲0.47%
・一般消費財…▲0.8%
・素材…▲2.0%
素材セクターが大きく下落しましたが、その他のセクターはそれほど大きな変動はありませんでした。
昨日はどのセクターが強いとかではなく、大型株の上昇がどれだけセクターパフォーマンスをけん引できたかといった相場となりました。
日中はほとんどプラスやったのにな
上昇トレンドから抜けたS&P500
昨日のS&P500はわずかに上昇したことで、終値では4,048まで上げました。
なんとか4,000の大台をキープしたS&P500は、昨年10月からの上昇トレンドの下値支持線にサポートされています。
MACDも上昇に転じたことから、ここからの上昇に期待が持てますが、7日、8日連日のパウエル議長の議会証言次第となりそうです。
テクニカル的には上昇期待ね!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
パウエル議長の議会証言前に伸び悩んだ米国市場
今週はパウエル議長が7日に上院、8日には下院の委員会でそれぞれ半期に一度の議会証言を行うことで、マーケットには緊張が走っているようです。
足元ではインフレの再熱が懸念されるなかで、雇用の堅調さや経済の底堅さが示されています。
次回FOMCでの利上げ幅は0.25%と予想される中で、パウエル議長のタカ派発言があるようだと株式市場は急落するリスクも考えられます。
利上げの継続を証言しそうやな
その他にも、10日に発表される2月の米雇用統計にも注目が集まっています。
ゴールドマンがアップルを買い推奨に
ゴールドマン・サックス・グループは6年ぶりにアップルの株式を『買い推奨』にアップグレードしました。
過去6年間にゴールドマンでアップル株を担当するアナリストは3人目となり、これまでのアナリストが『売り』もしくは『ニュートラル』としている間にアップル株は4倍にも跳ね上がっています。
これまで何をしとったんや
ゴールドマンによるアップル株の目標株価は199ドルとされたことで、前営業日の終値から32%の上昇余地を残しています。
まだまだナンバーワンが続きそうよ!
そんなゴールドマン・サックスですが、トップトレーダーが突然の退社をしたようです。
ゴールドマンのトップトレーダー突然の退社へ
ゴールドマン・サックスのトレーディング責任者であるモンテサノ氏が退社の意向を示しているようです。
同氏は米州のトレーディング責任者の立場でありながら、2021年にはCEOの報酬を上回り過去3年で7500万ドル(約102億円)を超える収入を得ていたと言います。
46歳という若さでウォール街のトップを走り続けたトレーダーは、今後の時間を休養にあてるとのことで次の仕事はまだ確定していないようですが、そこまでお金があればもう働かなくていいような気もしますね。
テスラが2モデルを値下げへ
EVメーカーのテスラは昨年末に続いて『モデルX』と『モデルS』の価格を再び引き下げました。
値下げによる需要の上昇を期待してとの戦略ですが、前回の値下げではあまり効果が見られなかった可能性があります。
イーロン・マスクは今回の値下げによって『手に負えないほど需要は高まるだろう』と述べていますけどね。
3月の注目イベントについて
3月も重要な経済指標の発表が続きますので、相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップしておきます。
今年もあっという間に終わりそうやな
まとめ
【今週大荒れが予想される米国市場】今更アップルを買い推奨ってどうだろうをまとめます。
今週はじめとなった昨日の米国市場は、日中には大きく上昇するも終値ではほとんど変動がありませんでした。
ファンダメンタルではまだまだ厳しい状況が続く米企業ですが、テクニカル的には上昇圧力が強いようです。
今日、明日でパウエル議長の議会証言が続きますが、おおむね『利上げは継続的に実施していく』といった変わらぬ発言となることが予想されています。
万が一タカ派発言に振れるようなことがあれば、株式市場は一気に下値を掘り下げることとなりそうです。
今週末には雇用統計の発表もありますから、米国市場にとっては大きな転換点になるかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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