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3連休明けとなった昨日の米国市場は、今年一番となる大きな下落をしました。
昨年から急激な政策金利の引き上げをしてきたFRBですが、どうやら米経済はまだまだ冷え込んでいないようです。
インフレの高止まりを示唆する経済指標の発表が続き、楽観してきた投資家心理にも変化があったようです。
それでは2/21の米国市場を振り返り【今年一番の下落となった米国市場】議事要旨発表でさらなる下落も?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
2/21 米国市場の値動き
3連休明けの昨日の米国市場は大きく下落しました。
大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
今年一番の下落となった米主要3指数
昨日の米国市場は大きく下落しました。
・S&P500…▲2.0%
・ダウ…▲2.06%
・NASDAQ…▲2.50%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
引けにかけても反発することなくストレートに下落するといった相場は、今年はじめてなんじゃないかと思います。
全体的に下落していますが、小型株の売り圧力が強かったようです。
ハイパーグロース株もガタガタよ!
急騰した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.817から3.954に上昇しました。
昨日の債券市場は大きく売られたことで長期金利は急騰しています。
ついには4%に届く水準にまで上げてきた長期金利ですが、このまま上昇を続けるようだと株式市場にはツライ展開が待っていそうです。
何とか4%には届かんで欲しいな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく下落しています。
久しぶりのおはギャーね!
もう何の解説もいらないくらいの下落をしていますが、去年はこんな日ばかりでしたね。
それを耐えてきたみなさんなら、1日くらいは屁でもありませんね。
それでも大きな下落をした銘柄をチェックしておきましょう。
一方で、ディフェンシブ銘柄の中にはプラスもあり、好決算のWMT(ウォルマート)が+0.61%の上昇、GIS(ゼネラルミルズ)やABBV(アッヴィ)なども何とか上昇していましたね。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・生活必需品…▲0.44%
・エネルギー…▲0.76%
・素材…▲1.22%
・ヘルスケア…▲1.43%
・金融…▲1.77%
・公益事業…▲1.88%
・不動産…▲2.0%
・資本財…▲2.3%
・通信…▲2.31%
・情報技術…▲2.56%
・一般消費財…▲3.52%
5セクターが2%以上下落するといったリスクオフ相場でした。
特に、一般消費財セクターはテスラはじめとする自動車産業や、ホームデポやロウズといった小売りが▲5%以上も下げるといった非常事態でした。
また、いつものように下げ相場では情報技術セクターや通信セクターは弱いですね。
一方で、生活必需品セクターやエネルギーセクターの下落は限定的でした。
ディフェンシブセクターのわりにしっかりとマイナスでしたけどね。
こんな相場見たくないな
4,000を割り込んだS&P500
昨日のS&P500は大きく下落して、終値では3,997まで下げました。
3日連続で下げたS&P500ですが、ついに大台の4,000を割り込んでしまいました。
まだ50日移動平均線の上にありますのでサポートされる可能性もありますが、MACDも下を向いているのでチャート的には下を目指す展開です。
200日にはサポートされて欲しいわ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
ウクライナ侵攻からもうすぐ1年
ロシアがウクライナに侵攻したのが2022年2月24日でした。早いものでもうすぐ1年となりますが、同じ時代に生きるものとして大きな悲しみを感じるとともに、人命を軽んじる独裁者には強い憤りを感じます。
早い終焉を願うと共に、強い意志で母国を守ろうとしているウクライナの人々に安住の時が来ることをお祈りいたします。
国際組織で何とかならんもんかね
8ヶ月ぶりに上昇圏に上がったPMI
昨日発表された2月の総合購買担当者指数(PMI)は前月より大幅上昇して50.2にまで上げています。
活動の拡大の境目となる50を超えたのは8ヶ月ぶりのことで、米国の景気は底堅く需要に関する楽観が強まっていることを示唆しました。
景気を冷まそうとして政策金利を引き上げているFRBにとっては、頭の痛い問題となり利上げ観測が高まったことで、長期金利が急騰する状況となりました。
長期金利の上昇を受けて、ドル円為替も一時135円まで上昇しています。
HD業績見通し悪化が相場に影響
昨日決算発表のあったホームデポは、売上高が市場予想に届かなかった上に業績見通しが悪いことを発表したことで▲7%以上の下落をしました。
小売り大手のウォルマートも同様に来期の見通しに不安を残したことで、消費市場に懸念が広がり株価も下落しています。
WMTの決算自体は良かったわよ!
メタがFBとインスタでサブスク開始
メタ・プラットフォームズは自社が運営するSNSのフェイスブックとインスタグラムで、サブスクリプション・サービスの『メタ・ベリファイド』を開始すると発表しました。
料金は月額11.99ドル(iOSアプリで購入した場合は14.99ドル)で、認証バッジ付与以外にも積極的なアカウント保護とアカウントサポートへのアクセスや、人目に触れやすくするビジビリティーの向上なども含まれるとのこと。
ツイッターブルーと一緒やな
まずはアースとラリアと
ニュージーランドから開始よ!
メタにとっては広告収入以外の着実な収入源になりますが、どこまで利益を伸ばせるのかは未知数ですね。
2月の注目イベントについて
2月も重要な経済指標の発表が続きます。
相場に大きな影響を与えそうなイベントをピックアップして、注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。
次はFRBも注目のデフレーターやな
まとめ
【今年一番の下落となった米国市場】議事要旨発表でさらなる下落も?をまとめます。
景気抑制のために急激な金利引き上げを実施してきたFRBですが、足元の景気は強く粘着性の高い人件費はまだ高水準を維持しています。
ターミナルレートを5.25-5.5と予想している市場ですが、もっと上を目指す発言があるようなら株価をさらに下を目指すと考えています。
今夜には前回FOMCの議事要旨の発表もありますから、ネガティブサプライズがないことを祈りましょう。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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