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こんにちは!
含み益が溶け切りそうな
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
今週も下落のスタートとなった米国市場でしたが、これで4日連続の株価安。来年のリセッション懸念を織り込みに行っているのでしょうか。
12月に入りすでに▲6.43%と下落しているS&P500ですが、年末までリバウンドはないのでしょうか?上昇への起爆剤の欲しい米国市場ですが、1月末のFOMCでもその期待は薄いと考えています。
それでは12/19の米国市場を振り返り【来年3月までは上昇できない米国市場】もうリセッション入りしてるの?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
12/19米国市場の値動き
週の明けた昨日の米国市場は、4日連続の下落となりました。
特に大きなニュースはありませんでしたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
下落した米主要3指数
昨日の米国市場は、3指数そろって下落しました。
・S&P500…▲0.90%
・ダウ…▲0.49%
・NASDAQ…▲1.49%
マーケットがオープンすると多少のもみ合いの後、3指数ともにズルズルと下がっていきました。引けにかけて少し戻しましたが、昨日も引き続き弱い米国株でした。
全体的に下落していますが、小型グロース株に売り圧力が集まりました。
ハイパーグロース株もボロボロよ!
急上昇した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.488から3.590に上昇しました。
先週は低下傾向にあった長期金利でしたが、一転して3%近くも急騰しています。同様に短期債利回りも上昇をしており、6ヶ月は4.737%と政策金利を超える水準に達しています。
債券利回りの長短金利差は逆転現象(逆イールド)が続き、株価は年初来で▲20%下落。これってもうリセッションに突入しているといって良いのではないでしょうか?
これから本格的に企業業績が
落ち込みはじめるやろな
わずかに低下したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の22.62から22.42に低下しました。
先週末に続けて低下したVIXですが、今週からは米国市場もホリデーシーズンに入るため、今年はもうボラティリティが高まることはないと考えています。
クリスマスラリーは来いよな
それにしても出来高を伴って株価は大きく下落しているのに、VIXは低下しているなんて不思議な現象です。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、GAFAMを中心に下落していることがわかります。
今年を象徴しているヒートマップね!
相変わらずGAFAMがやられていますね。今年は特に大型ハイテク株が下落した年と言っていいほど急激な下落が続いています。
他にもNVDA(エヌビディア)▲1.91%、ADBE(アドビ)▲2.89%などテクノロジー株が下落している以外にも、DIS(ディズニー)▲4.77%、WBD(ワーナーブラザーズ)▲6.66%、T(AT&T)▲3.41%と映像・通信株も急落しています。
一方で、金融株の中には買われている銘柄もあり、BAC(バンクオブアメリカ)+1.14%、WFC(ウェルズファーゴ)+1.53%、JPM(JPモルガン)+0.6%の上昇でした。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち1セクターのみ上昇、他10セクターは下落した1日となりました。
・エネルギー…+0.01%
・生活必需品…▲0.1%
・金融…▲0.26%
・公益事業…▲0.42%
・ヘルスケア…▲0.68%
・資本財…▲0.75%
・不動産…▲1.11%
・素材…▲1.13%
・一般消費財…▲1.45%
・情報技術…▲1.54%
・通信…▲1.85%
上昇したといってもエネルギーセクターの上げ幅は0.01%です。生活必需品などのディフェンシブセクターは比較的下落は限定的でしたが、相変わらず通信、ハイテク、消費財は大きく下落しました。
この3セクターは週間ベースでも月間ベースでもワースト3のパフォーマンスが続いているため、今後も下落トレンドが続く公算が高いです。
来年もディフェンシブセクターの年よ!
50日移動平均線を下に抜けたS&P500
昨日のS&P500は下落したことで、50日移動平均線を下に抜けてしまいました。
終値では3,817まで下がってしまったS&P500ですが、50日移動平均線にサポートされることはありませんでした。
出来高を伴った下落は機関投資家の介入を示唆しており、もはや上昇の力は残っていないものと考えられます。
クリスマスラリーがあるとしたら、ショートポジションの整理をする投資家が買い戻しをすることによる上昇程度ですかね。
上昇トレンドへの転換点があるとしたら1/31~2/1に開催されるFOMCですが、それもまた期待薄ですね。
3月のFOMCまでは厳しい相場が予想されるわ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
2023年パウエル議長の敵は賃金
今年は歴史的なインフレに悩まされてきた米国市場ですが、2023年にパウエル議長の敵となるのはインフレのなかでも『賃金』を重視するようです。
11月に行われた会合では『サービス業におけるインフレを理解する鍵を握っているのは労働市場だ』と指摘しており、12月のFOMC後の会見でも賃金について言及しています。
これらは賃金・物価スパイラルを懸念していることに他ならず、金融引き締めを緩めない原動力となっています。1970年代のような賃金・物価スパイラルに陥らないためにも、2023年は賃金の伸びを重要視するようです。
来年のインフレ減速は3.5%まで
12月のCPIでインフレ率が7.1%へ減速したことを受けて、今後も急激なインフレ低下を予想している投資家は株価の上昇を期待しているでしょう。
しかし、世界最大の資産運用会社ブラックロックのストラテジストは、来年のインフレ率は3.5%にまでしか低下することはないと予想しています。
物価圧力は想定よりも早い減速はしているものの、根強い労働者不足や賃金上昇などは長期化が予想されます。
7%から5%に低下するのは簡単ですが、5%から3%、3%から2%に下げる方が難しいと考えているようです。
辞任をTwitter投票にゆだねるマスク氏
ツイッターを買収してオーナーになったイーロン・マスク氏は、ツイッター上で同社のCEOを辞任すべきかのアンケートを実施しました。
投票の結果に従うと言明したイーロン・マスクですが、ちょっと凡人には理解しがたい言動です。ユーザー投票では58%が辞任すべきと結果が出ましたが、辞任するかどうかの表明はしていません。
テスラ株ホルダーとしてはテスラの株価が下がらないことだけを願っています。そんなテスラですが、また新工場を作る計画が大詰めを迎えているようです。
テスラ、メキシコでの新工場建設を発表
テスラが新工場をメキシコの工業地帯に建設する計画を、今週にも発表する可能性があります。
これまでは『作れば売れる』といった高需要に支えられてきたテスラですが、上海工場の需要低下のように、『作っても売れない』状況となると、企業業績も右肩上がりとはいかないと考えています。
今月の注目イベントについて
今月も重要な経済指標の発表をはじめ、米国市場に大きな影響を与えそうなイベントが目白押しです。
ビックイベントを終えた米国市場ですが、今後も注目イベントについてはウォッチしていきたいと思います。
まとめ
【来年3月までは上昇できない米国市場】もうリセッション入りしてるの?をまとめます。
昨日の米国市場は下落したことで4日続落となりました。もう今年はクリスマスラリーなんて期待できなそうですね。
12月の市場がこのまま続落するようならリセッションを織り込みに行っていると考えられそうです。いつ上昇に転じるのかが気になりますが、早くても来年1月末のFOMCを待つ必要がありそうです。
とはいえ、米国市場はどこかで上昇をはじめると考えるのであれば、少しずつでも買い向かっていくことでリターンを大きくできるでしょう。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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