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【どう変わる?新NISA】目的別の投資シミュレーションをしてみた

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投資信託
こんなことがわかる記事

◎NISA制度の改正について
・新しいNISAの投資可能期間
・新しいNISAの非課税期限
・新しいNISAの投資限度額
◎変更後の投資シミュレーション

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ここ
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こんにちは!
今から新NISAが楽しみな
『ここ屋』よ!

NISAとは『個人投資家向けの税制優遇制度』を指し、その税制緩和処置は2014年から開始されています。

運用益、売却益が非課税となる税制優遇制度ですが、投資期間や非課税限度額などに不満を持つ投資家が多かったことも事実です。

この度、政府・与党は現行の2種類(一般NISA、つみたてNISA)の制度を一本化し、『資産所得倍増プラン』として改正するようです。

そこで今回の記事では【どう変わる?新NISA】目的別の投資シミュレーションをしてみたについて解説していきたいと思います。

リッヒ
リッヒ

記事の後半では投資方法について
目的別シミュレーションを紹介しとるで

本記事の内容は各種情報サイトなどを参考にして作成していますが、確定した制度ではありません。12月中に税制改正大綱が閣議決定され税制改正の大綱に沿って、国税の改正法案については財務省が、地方税の改正法案については総務省が作成し、翌年の通常国会に提出されます。衆議院と参議院で可決されると改正法案が成立し、改正法に定められた日から施行されることになります。

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2024年からNISAはどう変わる?

このNISA制度は一般NISAつみたてNISAの2つに分かれており、同時に口座を開設することはできませんでした。

年間の投資上限金額や非課税期間なども異なり非常に複雑なモノでしたが、新しいNISAではシンプルになるようです。

新NISA改正後
投資可能期間恒久化
非課税期間無期限
年間投資枠上限360万円
(つみたて投資枠120万円
成長投資枠240万円)
生涯投資枠1,800万円
(成長投資枠は1,200万円まで)

これまでの一般NISAやつみたてNISAとの比較をしながら解説していきます。

新しいNISAは投資可能期間が恒久化

これまでのNISAにおいて、投資可能期間が決められていました。一般NISAは2023年まで。つみたてNISAは2042年までと定められていました。

それが今回の改正では、NISAは一本化されて恒久化されることが発表されています。

新しいNISAは非課税期間が無期限に

新しいNISAは非課税期間が無期限となるようです。投資可能期間と非課税期限は混乱しやすい言葉ですが、非課税期間とは『いつまで非課税で運用できるか』の期限です。

これまでの非課税期間は一般NISAが5年間、つみたてNISAが20年間と決められていましたので、長期投資をするのであればつみたてNISA一択といったところでした。

年間の投資上限金額は360万円に

新しいNISAでは年間の投資上限金額が360万円となります。(これまでのNISAでは一般NISAで年間120万円、つみたてNISAで年間40万円が上限として定められていました。)

ただし、360万円のうち投資信託が120万円成長投資枠が240万円となります。

リッヒ
リッヒ

株式だけで360万円ってのはダメなんやな

ここ
ここ

成長投資枠についても新しい言葉ね!

成長投資枠

・成長投資枠とは株式、ETFなど、これまで一般NISAで購入することができた投資資産で投資信託も含む商品と考えられます。もちろんこの中には米国株などの外国株式も含まれます。

生涯で投資できるNISA枠上限金額は1,800万円

NISA制度を恒久化するといっても、生涯で投資できる上限金額は1,800万円に限られています

このうち成長投資枠の上限は1,200万円

これまでのNISA制度では一般NISAで500万円(年間120万円x5年間)、つみたてNISAで800万円(年間40万円x20年間)が上限でしたので、大幅に増えていますね。

NISA口座で売却しても口座残高が復活

これまでの一般NISAやつみたてNISAでは、一度購入した商品を売却してもNISA口座残高が復活することはありませんでした。

しかし、新しいNISAではNISA口座で購入した商品を売却すると、生涯投資枠が復活するようです。『簿価残高方式』と呼ばれる制度を適応しており、売却した分の生涯投資枠の口座残高が復活します。

例えば、100万円をNISA口座で投資すると生涯投資枠が1,800万円から1,700万円に減少します。そして投資商品が150万円になったときに売却しても運用益の50万円には課税されません。

さらに、100万円分の投資枠が復活しますので、生涯投資枠は再び1,800万円に復活します。

このときの注意点として

  • 売却金額ではなく投資したときの金額分が投資枠として復活する
  • 年間投資枠の上限は変わらないため、360万円(成長投資枠240万円)を超えることはできない
  • 非課税枠を利用しているので特定口座などと損益通算はできない
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新NISAでの投資シミュレーション

2024年からNISAは新しくなるようですが、これからどのような配分で投資を続ければよいのか悩んでしまいますよね?

ここからは新しいNISAになった時に、どのような金額、ペース配分で投資をすれば良いのかをシミュレーションしていこうと思います。

ちなみに、これまでNISA枠で投資してきた分は生涯投資枠の1,800万円には含まれないようです。

これまで通りコツコツと積立投資

年齢の若い人や毎月の余剰資金額の少ない人などは、NISAが改正されたとしてもこれまで通りコツコツと積立投資を継続するのが1番だと思います。

コツコツ積立投資

【つみたて枠】
3万円/月=年間36万円
36万円x50年間=合計1,800万円
(投資期間50年間)

50年間というと少し長すぎるかも知れませんが、人生100年時代と考えれば20歳からはじめれば69歳で投資が完了しますね。まあ、ある程度の年齢になれば投資できる金額もアップすると思いますので、定年までには生涯投資限度額の1,800万円には到達できると思います。

ここ
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無理に上限いっぱいまで使う必要もないの!

クレカ積立の最大効率で投資する

50年間投資を続けるというのは根性がいりますね。もう少し頑張って毎月5万円の投資ができるのであれば、投資期間は短くすることができます。

少し頑張る積立投資

【つみたて枠】
5万円/月=年間60万円
60万円x30年間=合計1,800万円
(投資期間30年間)

リッヒ
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クレカ決済の上限額5万円にもマッチするな

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投資信託で資産形成をフル加速する

毎月の投資額を多くできるような資金力がある人であれば、投資信託に全振りして資産形成をフル加速することができます。

特に株式投資が苦手だったり、外国株式なんてもっての外と思っているような人にオススメの投資法です。

投資信託でフル加速

【つみたて枠】
10万円/月=年間120万円
120万円x15年間=合計1,800万円
(投資期間15年間)

投資信託であれば配当金も自動再投資してくれる選択もできるため、非課税効率はよりアップさせることができます。

ETFよりも資金効率の良い投資信託について、こちらで詳しく解説しています。

投資信託と成長投資枠を半々で保有したい

投資信託と成長投資枠を半々で利用するといった方法もあります。こちらは積立投資で老後資金を確保すると共に、成長枠投資でより早くお金持ちになりたいといった人向けです。

バランス型の投資方法

【つみたて枠】
10万円/月=年間120万円
120万円x7.5年間=900万円
【成長投資枠】
10万円/月=年間120万円
120万円x7.5年間=900万円
(投資期間7.5年間)

毎月20万円も投資することができない人は5万円ずつの月計10万円にしたり、2.5万円ずつの月計5万円にすることもできます。その場合の投資期間は、それぞれ15年間と30年間に延びます。

何が何でも最短で投資したい

すでに大きな投資資金を持っている人などは、最短で非課税枠に投資したいと考えるでしょう。

こちらが最短で生涯非課税枠を利用する場合のシミュレーションとなりますが、毎月30万円の投資が必要になります。

投資信託でフル加速

【つみたて枠】
10万円/月=年間120万円
120万円x5年間=600万円
【成長投資枠】
20万円/月=年間240万円
240万円x5年間=1,200万円
(投資期間5年間)

毎月30万円の投資と聞くと莫大な金額に思えるかも知れませんが、すでに投資資産を保有している人であれば、保有資産を取り崩し新NISA枠に投資していくこともできます。

高配当株への投資を検討している人にとっても、この方法がベストになるかも知れませんね。

ここ
ここ

ある程度の年齢の人にとっては
高配当株への投資は魅力的ね!

この他にも、つみたて枠を1,200万円、成長投資枠を600万円といった配分なども考えられますが、個人のリスク許容度や投資目的によって決めることが重要となりますので、それだけは忘れないでくださいね。

ここ屋の新NISA活用戦略はこちら

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まとめ

【どう変わる?新NISA】目的別の投資シミュレーションをしてみたをまとめます。

まとめ

【新しいNISAの改正ポイント】
・投資期間の恒久化
・非課税期間を無期限に変更
・生涯投資金額の上限は1,800万円
(うち成長投資枠は1,200万円まで)
・年間上限はつみたて枠は120万円、成長投資枠は240万円
*これまでNISA枠を利用してきた金額は含まれない

2024年からは新NISAをスタートすることになりそうですが、まだ税制改正の全貌が決定したわけではありません。しっかりと制度が決まってから自分の投資方針を固めていきましょう。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
ここ

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!

新NISAがはじまる前にお気に入りの1冊で準備しておきましょう。

新NISAをはじめる前に読んでおきたいおすすめの書籍7選『読者レビュー付き』

他にも新NISAに関する記事を書いていますので、よかったらまとめ記事も読んでみて下さい。

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