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こんにちは!
来週に期待している
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は、雇用統計の結果を受けてわずかに下落しました。
強い雇用が示されたことで、FRBが政策金利を一段と引き上げる可能性が高まったことが要因です。
当ブログを読んでくれている人はわかると思いますが、筆者が考えていたXデーでレジスタンスに押し戻される結果となってしまいました。
当たって欲しくなかった予想やな
嫌な予感が的中してしまいましたが、可能性を考えていたのでそこまでの痛手とはなりませんでした。
それでは12/2の米国市場を振り返り【強い雇用にインフレ懸念高まる】Xデーにレジスタンスに押し戻される結果にについて解説していきます。
12/2米国市場の値動き
昨日の米国市場はわずかに下落しました。雇用統計の結果が株式市場にとっては悪いニュースとなってしまったようです。
今後の相場が気になりますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
買い支えられた米主要3指数
昨日の米国市場は一時は大きく下落しましたが、買い支えによって回復しました。
・S&P500…▲0.12%
・ダウ…+0.10%
・NASDAQ…▲0.18%
雇用統計の結果を受けてプレマーケットから売られていた相場(S&P500は▲1%、ナスダックは▲1.4%)は、マーケットがオープンすると買い圧力によって引けにかけて値を戻していきました。
最終的にはS&P500とナスダックはマイナスでしたが、ダウはプラス圏内までリバウンドしました。
全体的にはわずかに上昇していますが、大型グロース株だけが売られたといったパフォーマンスでした。
ハイパーグロース株も堅調だったわ!
ユニティは2週間で89%も上昇しとる
跳ね上がって戻した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の3.510から3.492とわずかに低下しました。
雇用統計の発表があると一時は3.6を超えるまで跳ね上がりましたが、引けにかけて債券が買い戻されることで長期金利は前日の終値にまでもどしました。
強い雇用が示された米国では、利上げ観測が高まり債券が売られるといった展開が想像できましたが、最終的には債券までも買い戻されています。
理解に苦しむ展開ね!
低水準を掘り下げるVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日の19.84から19.06に低下しました。
こちらも雇用統計発表直後は20を超えるまで上昇しましたが、引けにかけて低下していきました。
結果的には前日の終値よりも掘り下げることとなりました。
VIXが20を切るようなボラティリティの低い相場では、株価はグングン上昇することができる環境にあるはずなのですが、このところ株式市場はそれほど上昇できていません。
今年に入って20-30のレンジを形成しているVIXですから、20を切っている今なら反転にかけてCFD投資をしてみようと考えています。
これからVIXが上がると考えるのであれば、CFDでVIXへの投資をすることができます。(私も少し前これで投資額を2倍にすることができました)
長期投資とは別に市場のうねりを取りたいのであれば、お手軽に投資ができるCFD投資がおすすめです。今のうちに口座開設だけでもしておくと便利かと思います。(CFD投資の練習ができるデモ取引口座でも遊べます。)
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、赤と緑が半々といった感じに見えます。
変動に偏りが見えるわね!
画面中央から右下にかけて濃い緑が固まっているのが、資本財やヘルスケア、素材といったセクターの銘柄です。
大型株ではMETA(メタ)が2.53%上昇している一方で、半導体やソフトウェア企業の下落が目立ちました。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター5セクターが上昇、6セクターが下落した1日となりました。
・素材…+0.68%
・生活必需品…+0.55%
・資本財…+0.5%
・ヘルスケア…+0.38%
・一般消費財…+0.27%
・通信…▲0.05%
・不動産…▲0.18%
・金融…▲0.24%
・エネルギー…▲0.48%
・公益事業…▲0.53%
・情報技術…▲0.56%
結果的にはそれほど大きな変動はありませんでしたが、マーケットオープン直後はテックを中心に結構なマイナスからのスタートでした。
週間ベースで見るとエネルギーセクターは▲1%下落していますが、大きく上昇したセクターが目立ちます。
一般消費財は3.74%の上昇、通信は+3%、素材+2.85%、ヘルスケアは+2.5%と大きく値を上げています。
1ヶ月では素材がダントツの+18%よ!
平均線にサポートされたS&P500
昨日のS&P500はわずかに下落しましたが、200日移動平均線にサポートされました。
終値では4,071となり、前日に年初から続く下落トレンドのレジスタンスに跳ね返されていたS&P500ですが、昨日は200日移動平均線の上で終えることができています。
当ブログでもターニングポイントと考えてきた今週の相場ですが、今まさに大注目ポンとにあります。
雇用統計の結果を持って急落が予想されていた相場でしたが、何とか踏みとどまることができたので、来週には上にブレイクアウトできる可能性を残しました。
来週からはクリスマスラリーよ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
予想を超える強い雇用
昨日発表された11月の雇用統計では、市場予想を上回る強い雇用が示されました。
【11月】
・失業率…3.7%
予想…3.7%(前回…3.7%)
・非農業部門雇用者数…26.3万人増
予想…20.2万人増(前回…26.1万人増)
・平均時給(前年同期比)…5.1%増
予想…4.6%増(前回…4.9%増)
(前月比)…0.6%増
予想…0.3%増(前回…0.5%増)
高い雇用と賃金によって根強いインフレ圧力が示されたことで、FRBが政策金利を引き上げる要素が強まりました。
雇用は市場予想よりも強く、平均時給は年初の高水準にまで上昇いるといった状況でした。
利上げの効果を確認したかったFRBにとっては、シナリオ通りでない状況に喜んではいないはずです。
良いニュースは悪いニュースね!
強い雇用は利上げ観測を高めて
株価は下落したってことやな
景気の鈍化が見える製造業
11月のISM製造業景気指数が発表されましたが、米国の景気は着実に鈍化が進んでいるようです。
11月景気指数
・結果…49.0(予想…49.8)
・前回…50.2
・新規受注…47.2(49.2)
・生産 … 51.5(52.3)
・雇用 … 48.4(50.0)
・在庫 … 50.9(52.5)
・仕入価格…43.0(46.6)
2020年5月以来の低水準で50を切ったのは2年半ぶりのことです。政策金利の引き上げによりモノの需要が冷え込み、インフレ率が低下傾向にあることを示唆しています。
労働力需要の減速もいい傾向ね!
まとめ
【強い雇用にインフレ懸念高まる】Xデーにレジスタンスに押し戻される結果にをまとめます。
昨日の米国市場は雇用統計の結果を受けてわずかに下落しています。
強い雇用はインフレ圧力の低下にはつながらず、政策金利の引き上げを促進します。
特に平均時給は上昇を続けていることから、今回のインフレは長期化の可能性が高まりました。
12月の消費者物価指数(CPI)でインフレが上昇しているなんてことになれば、FOMCでの利上げは予想以上のものとなるかも知れません。
利上げが0.75%なんてことになれば、株価は急落して年末を迎えるなんて可能性もあります。
今はまだ相場に前のめりになるような場面ではないと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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