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昨日の米国市場はプレマーケットで発表された8月の消費者物価指数(CPI)を受けて大きく下落しました。
4日連続の上昇を打ち消すほどの下落幅は、およそ3ヶ月ぶりの急落となりました。
このところ市場はインフレに対して楽観視していたことで株価を上昇させていましたが、予想を超えるCPIがネガティブサプライズとなったようです。
高インフレを受けてFOMCでの利上げ観測も加速しており、1%利上げ予想まで浮上しています。
それでは9/13の米国市場を振り返り【インフレショックで米国株は大暴落】予想を超えるCPIは今後どうなる?について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
消費者物価指数(CPI)について解説してるで
9/13米国市場の値動き
昨日の米国市場は4日分の上昇を吐き出すほどの急落となりました。
消費者物価指数(CPI)は予想を超えるネガティブサプライズとなりましたが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
4日間の上昇を打ち消した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともそろって大きく下落したことで、4日間の上昇分を打ち消してしまいました。
・S&P500…▲4.23%
・ダウ…▲3.95%
・NASDAQ…▲5.15%
プレマーケットで発表のあった消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、相場は急落していきました。
マーケットがオープンしても売り圧力は弱まることなく、ナスダックを中心に大きく下落しました。
利上げ観測が高まったようやな
全体的に急落した相場となりましたが、バリューよりグロースの売り圧力が高かったようです。
ハイパーグロース株も急落してるわね!
再び上昇をはじめた長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、1週間ほどのレンジを上抜けして再び上昇をはじめました。
直近1週間ほどは3.25から3.35付近でレンジを形成していたのですが、CPIを受けて8月からの上昇トレンドに戻ってしまいました。
今後も長期金利が上昇を続けるようなら、株式市場は大きく下げていく公算が高いです。
インフレを受けて急騰したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、予想を超えるインフレ率を受けて急騰しました。
VIXの27.27は株式が上昇してきた直近1ヶ月のなかでは、もっとも高い水準となります。
昨日1日だけの売りでは納まらずに、今夜以降も株が急落することが予想できますので、VIXも30を超える水準にまで上昇していく可能性もあります。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全体的に大幅下落していることがわかります。
完全なるパターン赤ね!
見たくないくらいに真っ赤っかですね。
解説不要なレベルですが、やはりテックや消費財が大きくやられています。
大型株でもお構いなしの下げってホントに嫌になりますね。
明日に響かなきゃいいけど・・・
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・公益事業…▲2.49%
・エネルギー…▲2.5%
・生活必需品…▲3.24%
・ヘルスケア…▲3.33%
・金融…▲3.37%
・資本財…▲3.59%
・素材…▲3.69%
・不動産…▲3.7%
・一般消費財…▲4.95%
・情報技術…▲5.27%
・通信…▲5.34%
やはりリスクオフとなると通信、情報技術、一般消費財セクターは弱いですね。
ディフェンシブセクターと呼ばれる公益、エネルギー、生活必需品、ヘルスケアの下落は限定的ですが、それでも2%以上の下落幅はリスクオフと呼ばざるを得ません。
昨日の急落を受けて、直近1ヶ月のセクターパフォーマンスは11セクター全てがマイナスとなってしまいました。
通信とテックは2桁下落ね!
S&P500は50日移動平均線を下抜け
4営業日続伸してきたS&P500ですが、昨日の急落を受けて50日移動平均線を下抜けしました。
CPIを無事に通過すれば200日移動平均線も見える位置にまで上昇をしていたのですが、大きな反落によって見通しは暗くなりましたね。
次は3,900のサポートラインで反発できるかに注目が集まりますが、FOMCで1%利上げともなれば6月の安値(3,640)を試す展開にもなりそうです。
MACDも下を向いたわね!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
8月の米消費者物価指数(CPI)
昨日は8月の米消費者物価指数(CPI)の発表がありました。
世界中が注目するインフレ指数は、予想を超えるインフレに株式市場に緊張が走りました。
ガソリン価格は低減したものの、生活費は高騰している状況でした。
FRBが注視しているコアCPIに関しても、3月に付けた6.5%に次ぐ高水準となり予想を大幅に超える結果となりました。
特にインフレ率の3分の1を占める帰属家賃に関しては、前月よりも大幅に伸びており粘着性のあることから今後のインフレ抑制にも悪影響があります。
今後の利上げ観測について
今回のCPIを受けて、今月のFOMCでは0.75%以上の利上げが確定したと言っても良さそうですが、一気に1%利上げの予想まで浮上しています。
0.5%利上げ予想は影もなくなり、0.75%利上げ予想が64%に低下した代わりに、1%利上げ観測が36%浮上してきました。(昨夜見た時よりも1%利上げの確率は上昇しています。)
FRBはどう考えるやろうか
ブラックアウト期間に入ってるから
FRB関係者からのコメントは出ないわ!
もしFRBが1%の利上げを検討しているのであれば、直接メディアに伝えられない代わりにアナリストを通して発信する可能性はありそうです。
また、今後の利上げ観測についても11月にも0.75%、年内には4.0-4.25%まで上昇する予想確率が高まっており、来年には4.5%までの上昇が予想されています。
来月もインフレが抑制されていなければ、来年には政策金利は5%を超える可能性も十分にあります。
【インフレショックで米国株は大暴落】予想を超えるCPIは今後どうなる? まとめ
【インフレショックで米国株は大暴落】予想を超えるCPIは今後どうなる?をまとめます。
昨日の米国市場は、大きく下落したことで4日続伸の上げ幅を帳消しにしてしまいました。
インフレの鎮静化を楽観視してきた株式市場にとって、巻き戻しによる反落が起きているようです。
消費者物価指数(CPI)が予想を超える強い数字が出たことで、FRBの利上げ圧力は確実に高まりました。
来週にはFOMCを控えており緊張が続く市場ですが、急速利上げの副作用となるリセッションにも備える必要がありそうです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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