・8/10米国市場の値動き
・米国経済に関するトピックス
・7月の米消費者物価指数（CPI）
・今週の注目決算について
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こんにちは！
急激に資産が回復した
『ここ屋（@Ram Tky）』よ！
昨日の米国市場はインフレの低下が発表されたことで全面的に大きく上昇しました。
7月の消費者物価指数（CPI）は前月よりも低下して、インフレがピークアウトしたことで利上げ観測が緩和されたようです。
今夜には生産者物価指数（PPI）の発表が控える米国市場ですが、今後も株価は上昇トレンドにあるようです。
それでは8/10の米国市場を振り返り、【7月の米CPI発表】予想以上に低下したインフレに株価は高騰！について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
7月のCPIについて解説してるで
8/10米国市場の値動き
昨日の米国市場は、久しぶりに爆上げした1日となりました。
7月の消費者物価指数が気になるところですが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
ナスダックを中心に下落した米主要3指数
昨日の米国市場は、ナスダックを中心に3指数ともに上昇しました。
・S&P500…+2.07%
・ダウ…+1.62%
・NASDAQ…+2.88%
プレマーケットから買われていた相場は、場中も上昇し引けにかけても買い圧力は強いままでした。
S&P500は5営業日振りの上昇となり、6月の高値を一気に超えてきました。
目指すは年初来高値やな
全体的に上昇相場でしたが、特に小型グロースに買い圧力が集中したようです。
ハイパーグロース株は暴騰したわよ！
・AFRM（アファーム）…+12.89%
・COIN（コインベース）…+7.37%
・CRWD（クラウドストライク）…+7.51%
・DDOG（データドッグ）…+7.29%
・DOCS（ドクシミティー）…+9.45%
・MQ（マルケタ）…+6.45%
・U（ユニティ）…+10.37%
今後もハイグロは期待できるな
上昇を免れた長期金利
昨日の長期金利（米10年債利回り）は、CPIの発表を受けても上昇することはありませんでした。
終値では2.785だった昨日の長期金利はCPIの発表を受けて、一時は2.7を切る場面もありました。
今夜はPPI発表やな
ついに20を切ってきたVIX
昨日のVIX（S&P500恐怖指数）は、ついに大台の20を切るまでに低下しました。
20を切るといった低水準は今年の4月以来となり、およそ4ヶ月ぶりのことです。
今週以降もVIXが低水準をキープできれば株式市場にとってはありがたいことですね。
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全面的に上昇を示す鮮やかな緑が目立ちます。
大型株が強かったわね！
特に最近下落していた銘柄は、巻き戻しによる大きな反発をしています。
ハイテクを中心に買い戻された相場では、+5％以上も上昇した銘柄もありました。
・NVDA（エヌビディア）…+5.92%
・NOW（サービスナウ）…+5.90%
・META（メタ）…+5.82%
・NFLX（ネットフリックス）…+6.16%
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが上昇した1日となりました。
・情報技術…+3.35%
・一般消費財…+2.98%
・通信…+2.59%
・素材…+2.43%
・資本財…+2.36%
・金融…+2.16%
・不動産…+1.61%
・ヘルスケア…+1.2%
・生活必需品…+0.93%
・エネルギー…+0.89%
・公益事業…+0.56%
6セクターが+2％以上も上げており、今週に入って下げていた情報技術セクターや一般消費財セクターが大きく上昇しています。
一方で、ディフェンシブセクターの上昇は限定的でした。
まさにリスクオン相場ね！
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
7月の米消費者物価指数（CPI）
昨日は7月の米消費者物価指数（CPI）の発表がありました。
世界中が注目するインフレ指数は、予想以上に鈍化したことで株式市場に安堵が広がりました。
【CPI（総合）】
・前年比…8.5%（予想8.7%）前月9.1%
・前月比…0%（予想0.2%）前月1.3%
【コアCPI】
・前年比…5.9%（予想6.1%）前月5.9%
・前月比…0.3%（予想0.5%）前月0.7%
特にエネルギー価格の低下は消費者のみならず経済にも好影響がありそうです。
とはいえ、まだ8％を超える高インフレが続いていますので、まだまだ利上げの緩和に期待するには時期早々かも知れませんね。
今週の注目決算
半数以上の決算発表を終えた米国市場ですが、今週も注目の決算発表がありますので確認しておきましょう。
昨日発表された注目の決算
昨日も市場に影響を与えそうな企業決算が発表されましたので確認していきましょう。
8/10
・DIS（ディズニー）
・DOCS（ドキシミティ）
・MQ（マルケタ）
ディズニーの決算発表は今後の相場全体に影響を与えそうなので、結果を簡単に見ていきましょう。
DIS（ディズニー）のQ2決算
ディズニーのQ2決算結果は、売上高もEPSもコンセンサス予想をビートしました。
◎売上高…$21.5B（予想$20.99B）
◎EPS…$1.09（予想$0.976）
ディズニーの株価は場中で+3.98%上昇したうえにアフターマーケットでも+6.85%も上げています。
1日で+10％以上の上昇ね！
ディズニープラスの値上げが大きく好感されたようです。
ディズニーは6月の高値を超えてきましたので、エントリーポイントと考えている人も少なくないようです。
その他の注目銘柄の決算結果は
その他、昨日注目された決算としてDOCS（ドクシミティー）、MQ（マルケタ）があげられますが、決算結果と株価を確認していきましょう。
DOCS（ドクシミティー）の決算は売上高もEPSもクリアして、株価は+9.45％と高騰しています。
このところ少し調子を落としていたドクシミティーですから、決算をきっかけに上昇に転じて欲しいところです。
MQ（マルケタ）の決算は、売上高もEPSもコンセンサス予想を上回りましたが株価は下げたようです。
場中で+6.45%上昇した分をアフターマーケットで▲7.60%と帳消しにしてしまいました。
ガイダンスが良かったのにもかかわらず株価を下げたのには、CEO退任の人事要因があるようです。
今週の決算スケジュール
今週も米国市場では注目の決算発表が続きます。
重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
今週もまだ注目決算が続くな
8/11
・RIVN（リビアン）
・LAW（CSディスコ）
リビアンの決算はアマゾンへの影響も大きく、市場全体に波及する可能性もあるので引き続きウォッチしていきたいと思います。
【7月の米CPI発表】予想以上に低下したインフレに株価は高騰！まとめ
【7月の米CPI発表】予想以上に低下したインフレに株価は高騰！をまとめます。
【8/10の米国市場の値動き】
・S&P500…+2.07%
・ダウ…+1.62%
・NASDAQ…+2.88%
・長期金利は上昇せずに2.785
・VIXは大台を切って19.74に低下
・ハイパーグロース株が高騰
【経済トピックス】
・7月の米消費者物価指数（CPI）は予想以上に低下
昨日の米国市場は全面的に大幅な上昇をしました。
今週の前半はCPIの発表を前に緊張感の高まりから株価を下げてきた米国市場でしたが、ここからは一気に反発する可能性もあります。
これまでキャッシュポジションを高めにしてきた人は、そろそろエントリーポイントを考えた方がいいかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう！
レッツ エンジョイ ライフ！
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