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こんにちは!
最近相場が開く前に寝てしまう
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場が下落したことで、今週に入り2日連続の下げ相場となってしまいました。
大きな経済指標の発表などはありませんでしたが、9月FOMCでの利上げ観測が強まったことが要因のひとつに上げられそうです。
他にも、米下院議長のペロシ氏がアジアを訪問しており、昨日は台湾に降り立ったことで米中の緊張が高まりました。
それでは8/2の米国市場を振り返り、【米中ショックのはじまり?】利上げブレーキは当分先となりそうな米国市場について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースと
逆イールドカーブについて解説してるで
8/2米国市場の値動き
昨日の米国市場は全体的に下落した1日となりました。
米債券利回りが急上昇していることが気になりますが、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
週明けは続落となった米主要3指数
昨日の米国市場は3指数ともに下落したことで、今週に入り2日連続の下げ相場となりました。
・S&P500…▲0.67%
・ダウ…▲1.20%
・NASDAQ…▲0.17%
プレマーケットから売られていた相場は日中にかけ買い戻しが入りましたが、引けにかけてダウを中心に下落していきました。
これで2日連続の下落となった米国市場ですが、先週の上昇を吐き出してしまわないか心配になります。
何かモヤモヤするな
全体的に下落しましたがグロースよりもバリューが大きく売り込まれました。
ハイパーグロース株は爆上げよ!
急激に反転上昇した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、急激に高騰しました。
前日は26を切る水準にまで低下をしていましたが、昨日は急激に反転して2.748にまで上昇しました。
長期金利の低下に助けられて上昇してきた株式市場ですから、これだけ急騰してしまうと株価は下落しても仕方ありませんね。
一気に高騰したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日に続き高騰しました。
今週は21にまで水準を下げて始まったVIX相場でしたが、S&P500の買われすぎにより恐怖が生まれたようです。
21は下げすぎやったか
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、全体的に下落を示す赤が多いようです。
今週は厳しいスタートね!
特に、長短金利差が逆転してしまっていることで厳しい状況下にある金融銘柄が大きく下落しています。
逆イールドが解消するまでは
金融銘柄は厳しそうね!
一方で、AMD(アドバンスドマイクロデバイセズ)は+2.59%と上昇していますが、アフターマーケットで決算を発表した後に急落しています。(記事の後半でAMDの決算を解説しています)
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。
・情報技術…+1.13%
・通信…+0.03%
・ヘルスケア…▲0.14%
・公益事業…▲0.17%
・一般消費財…▲0.31%
・エネルギー…▲0.39%
・生活必需品…▲0.74%
・資本財…▲0.95%
・素材…▲1.12%
・不動産…▲1.13%
・金融…▲1.14%
(データはInvesting.comから引用していますが、昨日のテクノロジーセクターがこんなに上昇したとは思えませんので、何かの間違いかも知れません。)
全般的に軟調な相場でしたが、インフレの意識が和らいだことでディフェンシブセクターが下落しています。
9月FOMCの利上げがそれほど強くないと判断した市場でしたが、どうやらそれほど甘く半かったようです。
やっぱり0.75%の利上げもあるようだわ!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
米下院議長ペロシ氏による台湾訪問
昨日は米下院議長のペロシ氏による台湾訪問で、米中に緊張感が走りました。
米国はこれまで通り台湾を資本主義国家として認める方針で、自国の一部と主張する中国とは真っ向で対立しています。
台湾周辺の沿岸地域で軍事演習を行うことで、中国は米国に対してけん制しました。
相変わらずバチバチの両国やな
再び米中関係が悪化することで、株式市場が混乱するといった状況は避けたいですね。
加速する逆イールドカーブ
昨日は利回りが急上昇した米債券市場ですが、逆イールドカーブが加速をはじめました。
すでに2年債利回りと10年債利回りの逆転現象は起きているのですが、現在は1年債利回りと6ヶ月債利回りすら10年債利回りを上回っています。
このまま短期金利の上昇が続くようだと、銀行の貸し渋りは加速して企業は資金調達が難しくなります。
日に日に米国はリセッションへの道を歩み続けているようです。
今週の注目決算
先週でおおむね大型株の決算発表が終わりピークを過ぎた米企業の決算シーズンですが、昨日も注目の決算発表がありましたので共有していきます。
昨日発表された注目の決算
昨日も市場に影響を与えそうな企業決算が発表されましたので確認していきましょう。
8/2
AMD(アドバンスドマイクロデバイセズ)
CAT(キャタピラー)
PYPL(ペイパル)
OXY(オキシデンタルペトロリウム)
特に半導体大手のAMDは、今後のテック企業の業績にも影響を与えそうなので、結果を簡単に見ていきましょう。
AMD(アドバンスドマイクロデバイセズ)のQ2決算
アドバンスドマイクロデバイセズのQ2決算結果は、売上高もEPSもコンセンサス予想を超えました。
コンセンサス予想はビートしたわ!
決算発表を受けてアドバンスドマイクロデバイセズの株価は場中で+2.59%上昇しましたが、アフターマーケットでは▲6.94%と急落しています。
何が下落の原因やろ
来期のガイダンスが弱かったの!
その他の注目銘柄の決算結果は
その他、昨日注目された決算としてCAT(キャタピラー)、PYPL(ペイパル)、OXY(オキシデンタルペトロリウム)があげられますが、結果と株価の変動を見ていきましょう。
CAT(キャタピラー)の決算はEPSをクリアしたものの売上高がミスとなり、場中で▲5.82と急落しました。
中国の景気低迷に影響された地政学リスクが主な要因だそうですが、来期も厳しい予想がされています。
PYPL(ペイパル)の決算は売上高もEPSもコンセンサス予想をビートしたことで、アフターマーケットで+11.35%もの爆上げをしています。
これまで大きく下落を続けてきたペイパルですから、今後の上昇に期待したいところです。
OXY(オキシデンタルペトロリウム)の決算は、売上高もEPSもコンセンサス予想をビートしました。
バフェットも投資をしていることで有名なオキシデンタルペトロリウムですが、好決算を発表するも株価は下落しています。
やはりエネルギー株のピークは越えてしまったのでしょうか?
今週の決算スケジュール
今週も米国市場では注目の決算発表が続きますが、重要と思われる決算についてピックアップしましたのでスケジュールの確認をしておきましょう。
重要決算のピークは過ぎたかな
8/3
MRNA(モデルナ)
8/4
BABA(アリババ)
LLY(イーライリリー)
AMGN(アムジェン)
SQ(スクエア)
WBD(ワーナーブラザーズ)
8/6
BRK-B(バークシャーハサウェイ)
ヘルスケア大手のイーライリリーなどの決算も控えており、週末にはバークシャーの決算発表もあります。
市場に大きな影響を与える企業の決算も残っているので、引き続きウォッチしていきたいと思います。
【米中ショックのはじまり?】利上げブレーキは当分先となりそうな米国市場 まとめ
【米中ショックのはじまり?】利上げブレーキは当分先となりそうな米国市場をまとめます。
米下院議長の台湾訪問により米中に再び緊張感が走りました。
今後、中国政府が米企業に圧力をかけてくるようですと、米国株の業績にも大きな影響がありそうです。
月曜日に続いて下落した昨日の米国市場ですが、短期国債が売られることで金利が急騰しています。
逆イールドカーブが加速していることでリセッション懸念が高まっています。
われわれ個人投資家も、先週のような上げ相場で楽観的になりすぎないように注意したい状況ですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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