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こんにちは!
もう少し様子を見ようとしている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は大きく値を動かすことなく、マーケットを静観しているようでした。
前日に9.1%といった歴史的なインフレ率を発表した市場には、恐怖が広まると共に相場の底打ちを探っているかのようでした。
リセッションが起こるとこは避けられないと予想するアナリストが多い中で、株価のダウンサイドは大きくないと考えている投資家も多いようです。
昨日は6月の生産者物価指数(PPI)の発表がありましたが、CPIと同様に予想を上回る数字が出ています。
とはいえ、インフレはピーク打ったと考える人も多いようで、投げ売りする投資期間も少ないようです。
それでは7/14の米国市場を振り返り、【インフレはピークを打ったのか?】半導体株上昇でナスダックをけん引!について解説していきます。
記事の後半では経済ニュースと
PPIや今後のインフレ予想について解説してるで
7/14米国市場の値動き
終値では横ばいで推移した米国市場ですが、昨日の相場は大きく揺れ動いています。
歴史的なインフレの発表された米国において、経済の成長は停滞してしまうのでしょうか?
ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大きな売りから反転した米主要3指数
昨日7/14の米国市場は、3指数ともに終値では横ばいだった1日となりました。
・S&P500…▲0.26%
・ダウ…▲0.46%
・NASDAQ…+0.035%
寄り付きでは大きく売り込まれていた3指数も、引けにかけて買い戻しが入る展開となりました。
最終的にはナスダックはプラス圏内まで上昇していますが、週間を通してみると3指数ともに続落となっています。
基本的な下落トレンドは変わっとらんな
バリュー、グロース共に売り圧力が強く中小型株の下落が目立ちますが、比較的大型株が底堅く大型グロースのみプラスでした。
最近はハイパーグロース株が
底堅い値動きをはじめたわよ!
一時的に高騰した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日に続き3%を下回る水準をキープしました。
一時は3%を超える場面もありましたが、最終的には2.958%にまで低下していきました。
今夜には生産者物価指数(PPI)の発表があり決算シーズンも本格化することから、結果次第では高騰する可能性もありますね。
いずれは3.5%を超えてくるやろな
逆に低下したVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、前日に比べてわずかに低下しました。
マーケットオープンには28を超えるまでに上昇していたVIXは、株価の上昇と共に引けにかけて低下していきました。
高インフレや利上げを受けても高騰することのないVIXですが、どこかで急上昇してくれないことには、いつになっても株式市場から『あく抜け』することがありません。
高インフレ怖くないんかな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、下落を表す赤が多いなかでも強く上昇した銘柄もありました。
半導体が強かったわね!
全体的には大きな変動がなかったS&P500指数でしたが、セクターによっては大きく下落しています。
エネルギー、金融、素材などの売り圧力が強かった一方で、半導体や生活必需品は値を上げています。
また、META(メタ)が▲3.33%と大きく下落していますが、Instagramにアクセス障害があったことが原因のようです。
9.1%と上昇したインフレ懸念を受けて、価格転嫁しやすい生活必需品が上昇を見せています。
COST(コストコ)は+4.01%と高騰し、WMT(ウォルマート)+1.95%、DLTR(ダラーツリー)+1.70%など、下落の目立つマーケットが続く中で堅調な株価をキープしています。
ダラーツリーは高値を追っているわね!
そして、何といっても今日は半導体銘柄が大きく上昇しました。
台湾セミコンダクター(TSM)が決算を発表して、予想を超える良い決算により+3%と株価を上昇させています。
連れ高で上昇した半導体銘柄ですが、今後大きく上昇することはあるのでしょうか。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター2セクターが上昇、9セクターが下落した1日となりました。
・情報技術…+0.53%
・生活必需品…+0.03%
・公益事業…▲0.07%
・資本財…▲0.52%
・ヘルスケア…▲0.6%
・一般消費財…▲0.74%
・通信…▲1.14%
・不動産…▲1.49%
・金融…▲1.84%
・エネルギー…▲2.36%
・素材…▲3.05%
アップルや半導体銘柄の上昇にけん引された情報技術セクターのパフォーマンスがもっとも良く、逆にこれまでコモディティ価格の上昇によって堅調だった素材、エネルギーといったセクターがパフォーマンスを落としています。
また、長短金利差の逆転現象(逆イールド)が起きている金融セクターは、今後も厳しい相場が続きそうです。
金融株の決算発表がはじまるわね!
米国市場に影響がありそうなトピックス
昨日のトピックスのうち米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
中国GDP予想を大きく下回る
中国統計局は15日に第2四半期のGDPを発表しましたが、結果は前年比+0.4%と第1四半期の+4.8%から大幅なダウンをしました。
新型コロナウイルスによるロックダウンが大きく影響し、産業活動や個人支出に大きな打撃となったようです。
イタリアのドラギ首相辞任へ
イタリアのドラギ首相は14日に辞表を提出することを明らかにしました。
先日には英国のジョンソン首相の辞任が発表されたばかりで、欧州でも立て続けに国のトップが変わる事態が起きています。
経済の混乱と共に政治にも変革の波が起きているようです。
アマゾン欧州で反トラスト法違反に譲歩案を提示
米国の大手Eコマース企業のアマゾンは、欧州連合で反トラスト法違反の疑いで調査されている問題に対して、反競争的と見なす販売手法を停止する譲歩案を提示しました。
アマゾンが支配力や莫大な顧客データを利用して自社製品を売り込み、同社サイトに出店する小売業者に対し不当な優位性を得ている疑いがあるとして調査を開始した欧州連合に対して、真っ向から対立していたアマゾンでしたが、来年から導入される規制を前に調査を終わらせて多額の制裁金を回避したい考えのようです。
物価の上昇は6月がピークとなるか?
前日の消費者物価指数(CPI)に続いて、昨日は6月の生産者物価指数(PPI)が発表されました。
CPIは9.1%といった歴史的な高インフレを示しましたが、PPIも同様に予想を上回ったようです。
インフレが高止まりする中で、FRBは利上げを早めるのでしょうか?
6月の生産者物価指数(PPI)
昨日発表された米国の生産者物価指数(PPI)は、予想を超える11.3%という結果となりました。
予想を超える結果に物価の高騰を否定することができませんが、エネルギーと食品を除いたコア指数を取り上げてみると、前月の8.5%(修正値)からは減速していることも事実です。
6月はエネルギー価格の上昇が大きく影響を与えた物価でしたが、原油価格がピークを付けた7月は物価の安定を取り戻しつつあるようです。
今夜にはミシガン大学消費者信頼感指数が発表される
前回6月のFOMCでは、ミシガン大学消費者信頼感指数によって0.75%といった大幅利上げに踏み切りました。
CPIと同様にFRBから注目されている指数ですから、ミシガン大学消費者信頼感指数もウォッチしていく必要があっりそうです。
50を切ると減速と考えられる消費者指数ですから、消費者の購買意欲が後退している予想が出されています。
【インフレはピークを打ったのか?】半導体株上昇でナスダックをけん引!まとめ
【インフレはピークを打ったのか?】半導体株上昇でナスダックをけん引!をまとめます。
昨日の米国市場は終値ではほぼ横ばいとなりました。
インフレ率が9.1%と歴史的な高騰を見せる中で、マーケットは引き続き静観しているようです。
原油や穀物の価格が低下し始めたことで、インフレはピークを打ったと考える市場予想を横目にFRBの利上げに注目が集まっています。
本格的に決算シーズンを迎えた米国市場は、企業業績が利上げに耐えられるのかをウォッチしているようです。
個人投資家は急いで投資をする場面ではなさそうですから、気長にマーケットを静観しようと考えています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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