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こんにちは!
なかなか資産額が戻らない
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
3連休明けの米国市場は、市場参加者の強気な姿勢が見えた1日となりました。
終わってみれば横ばいとなったS&P500指数でしたが、総悲観のなかでも株価の上昇につながるニュースもあったようです。
最近の相場を眺めていると、発表された経済指標などが株価にとって良いニュースなのか悪いニュースなのかの判断も難しい状況です。
リセッションの懸念が高まる中で、利上げに関する市場の観測にも変化があったようです。
それでは7/5の米国市場を振り返り、利上げの終了は本当に早まるのか?FRBと市場のズレどちらを信じる?について解説していきます。
記事の後半では市場の利上げ観測
について解説しているで
7/5米国市場の値動き
昨日は僅かに上昇した米国市場ですが、相場から不安がなくなったワケではなさそうです。
ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
先週の上昇を帳消しにする米主要3指数
昨日7/5の米国市場は、ナスダックは上昇、S&P500は横ばい、ダウは下落と3指数の明暗が分かれた1日となりました。
・S&P500…+0.094%
・ダウ…▲0.40%
・NASDAQ…+1.76%
昨日の米国市場はプレマーケットより売り圧力が強く、寄り付きでは3指数ともに▲1.7%近い下落でスタートしました。
月曜日は独立記念日で相場が休場となり、3連休の売りポジションが集中していたようです。
その後はスルスルと相場は上昇していき、ナスダックを中心に引けにかけて買われ続けました。
ダウは戻りきらなかったな
バリューよりもグロースが優勢で、テック株が好調だったようです。
ハイパーグロース株は2桁上昇もあったわ!
低水準を維持した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、先週に急落した低水準を維持しました。
3%を超えると株価には逆風といった状況が続いていますので、長期金利が低水準のうちに相場が上昇して欲しいところですね。
魅力的な金利に資金が集中しとるな
方向性がつかめないVIX
昨日のVIX(S&P500恐怖指数)は、先週末よりは小幅に上昇したものの低水準を維持しています。
マーケットオープン前には30付近まで上昇していたVIXでしたが、相場が開くと共に終日かけて低下しています。
ここ数日間は株式市場にとって大きなニュースがなく、停滞しているVIXですがサービス業の景気指数やFOMC議事要旨の発表があれば、どちらかに振れる可能性もあります。
早よ20に向かって欲しいわ
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、大きく明暗が分かれた日となりました。
くっきりしたグラデーションね!
緑と赤が混在する中で、『左上は緑が多め、右下は赤が多め』といった感じです。
大型テックの上昇が目立ち、公益、エネルギー、資本財といったところは軒並み下落しています。
一方で、エネルギー銘柄に関しては連日の大幅下落となり、年初好調だったトレンドは完全に終了した様子です。
エネルギーはもう一度上昇するんやろうか
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうち4セクターが上昇、7セクターが下落した1日となりました。
・通信…+2.78%
・一般消費財…+2.21%
・情報技術…+1.38%
・ヘルスケア…+0.02%
・不動産…▲0.33%
・生活必需品…▲0.4%
・金融…▲0.46%
・資本財…▲1.11%
・素材…▲2.78%
・公益事業…▲3.25%
・エネルギー…▲4.21%
通信セクターはグーグルとメタの上昇が大きく牽引したことが影響しており、一般消費財セクターもアマゾンとテスラのおかげで上昇した様子です。
一方で、これまで堅調な推移を見せてきた公益事業セクターが大きく下落しており、相場の難しさを痛感しています。
またエネルギーセクターは、原油価格が1バレル100ドルを切ったことから大幅に下落しています。
米国市場のトピックス
昨日の米国市場に影響を与えたトピックスを簡単に見ていきます。
原油価格が100ドル割れ
ニューヨーク商業取引所のWTIは、終値で1バレル=100ドルを割り込み99.50ドルで引けました。
リセッション懸念が高まる中で原油に対する需要が低下する可能性を受けて、原油先物が売られた売られたようです。
下落率は8%を超えて、3/9以来最大の下げ幅でした。
米国が中国へのASML販売禁止を求める
米政府はASMLに対して中国への販売を制限するように求めているようです。(ASMLはオランダの半導体製造装置メーカーです。)
バイデン米政権は現在、中国の消費財に対する関税の一部適用除外について細部を詰めているようですが、米商務省とオランダ外務省はこれに対するコメントを控えています。
市場の利上げ観測の変化
株式市場に大きな影響を与えているFRBによる政策金利の利上げですが、市場の利上げ観測に変化があったようです。
利上げの終了は本当に早まるのか
FRBが発表したFFレートは2022年内の中央値2.8%としており、2023年末には3.4%を示していました。
2023年にはインフレがピークアウトすることを観測して、2024年には利下げを開始するといったシナリオでした。
ところが市場の予想では、もう少し早く利下げが開始される予測をする人が増えているようです。
FedWatchによると、2022年末に3.5%にまで上昇することが予想されています。
その後は2023年に入ると利上げはストップさせ、6月には利下げが開始される予測が高まっています。
昨日の米国市場の上昇は、利下げの開始が早まったことが要因のひとつであると言えそうです。
FRBと市場予想には大きなズレがありますが、あなたはどちらを信じますか?
利上げの終了は本当に早まるのか?FRBと市場のズレどちらを信じる?まとめ
利上げの終了は本当に早まるのか?FRBと市場のズレどちらを信じる?をまとめます。
昨日は3連休明けの相場でしたが、プレマーケットの下落を取り戻す上昇を見せた1日となりました。
利上げ観測が弱まったことが上昇の要因のひとつのようですが、マーケットの実態は企業決算をウォッチする必要がありそうです。
とはいえ、利上げの他にもリセッション懸念や原油価格の高止まりなど、株価には逆風要因が多いことも確かです。
今は無理な取引をせずに、市場を静観しているだけにしておいた方が、下落相場で負った傷を深めないで済みそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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