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こんにちは!
米国市場を静観している
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は2週間ぶりに大きく下落しました。
先週の上昇によって米国市場は反転するのかと期待していた個人投資家も多いのではないでしょうか?
普通に考えれば、インフレが高止まりして金融引き締めがはじまる中で、リセッション懸念が高まる相場に上昇を期待する方がおかしいのかも知れませんね。
半年もの下落相場が続く中で、時折見せる上昇は『ダマし上げ』でしかなく、いかなる反発もベアマーケットラリー(弱気相場の一時的な株高)に過ぎないという見解が正しいと言えそうです。
そこで今回の記事は、6/28の米国市場を振り返り【ダマし上げに注意!今は買うな】米国市場はベアマーケットラリーについて解説していきます。
記事の後半ではベアマーケットラリー
について解説しているで
6/28米国市場の値動き
昨日も大きく下落した米国市場ですが、先週の上昇期待を裏切る結果となりました。
大きな材料はなかったものの、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
先週の上昇を帳消しにする米主要3指数
昨日6/28の米国市場は、月曜日の下落に続き3指数とも大きく続落しました。
ベアマーケットが続くわね!
特にナスダックの下げが大きく、1週間ぶりの大きな下落相場となりました。
・S&P500…▲1.99%
・ダウ…▲1.55%
・NASDAQ…▲2.98%
寄り付きより上昇ではじまった昨日の米国市場ですが、マーケットオープンより5分でダウは+1.36%、S&P500は+1.07%まで上昇したところで反落していきました。
その後は上昇することもなく、ダラダラと売り圧力に押されて引けることとなりました。
今週も下落の予感がしてまうな
全体的に相場が下がる中で、バリュー株よりもグロース株を中心に大きく売られたようです。
メガテックは1歩進んで2歩下がるやな
ハイパーグロース株は▲5~10%くらいの下落よ!
高止まりを続ける長期金利
前日よりはわずかに低下した長期金利(米10年債利回り)ですが、すでに1ヶ月近く3%以上の高水準で高止まりしています。
もう3%を切ることはないのかしら!
一度は3.25%にまで上昇する場面もあり、明日の株式市場にも影響が出そうな気がしています。
下がりきることができないVIX
先週末には27を切るまでに低下していたVIX(S&P500恐怖指数)でしたが、今週に入り続伸しています。
低水準に向かうと思われたVIXでしたが、再び30を超える水準になれば株式市場にとっては上昇しにくい相場となりそうです。
もう20まで下がることないんかいな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500ヒートマップを眺めると、久しぶりのリスクオフ相場となりました。
エネルギー株以外は真っ赤ね!
前日に続きエネルギー株は上昇し、XOM(エクソンモービル)+2.77%、CVX(シェブロン)+1.61%とエネルギー需要の高さを堅持しています。
一方で、AMZN(アマゾン)は2日連続で大きく続落し、TSLA(テスラ)とともに耐久消費財に対する購買意欲の低さを露呈した結果となりました。
市場全体が下落する中でも、シクリカル銘柄は全体的に弱かったですね。
月曜日にアナリスト予想を上回る決算を発表したNKE(ナイキ)でしたが、売上高成長率の鈍化などインフレによる利益圧迫が嫌気されての売り圧力でした。
EPS…$0.9(予想$0.81)
EPS成長率…▲3%(YoY)
売上高…$12.23B(予想$12.07B)
売上高成長率…▲1%(YoY)
前日の下げに続き、▲7%もの下落をしたNKE(ナイキ)ですが、年初からの下落率も▲38%を超えており、コロナショックを超える下げ幅を記録しています。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクターのうちエネルギーセクターは以外の10セクターが下落した1日となりました。
・エネルギー…+2.28%
・公益事業…▲0.5%
・素材…▲0.86%
・金融…▲1.14%
・不動産…▲1.17%
・資本財…▲1.37%
・生活必需品…▲1.4%
・ヘルスケア…▲1.89%
・通信…▲2.83%
・情報技術…▲3.03%
・一般消費財…▲3.33%
エネルギー需要の高まりからエネルギーセクターは続伸しましたが、他のセクターは全面的に下落しています。
特に金融相場で買われていた一般消費財、情報技術、通信セクターが大きく売られ、完全なるベアマーケットを意識させられる1日となりました。
今週の耐え凌ぐ1週間となりそうやな
米国市場はベアマーケットラリー
2022年に入り大きく下落してきた米国市場ですが、一直線の右肩下がりで続落してきたわけではなく時折上昇を見せてきました。
結果的には全ての上昇は『ダマし上げ』であり、反転上昇につながるものではありませんでした。
この間には『下落相場は底をついた!』との情報を目にすることもあったのですが、反発はベアマーケットラリー(弱気相場の一時的な株高)に過ぎないという見解が正しいと言えそうです。
マクロ的な視点で観測すれば株式市場が上昇する要因は見当たらないといった状況です。
ETF市場で押し目買いの動きが消えた
今年に入りS&P500指数が5%以上の反発をした場面では、そのたびにETFに数十億ドルの資金が流入してきたようです。
しかし、6/24(金)の大きな上昇時には『押し目買い』は入らずに、株式ファンドから約100億ドル(約1兆3600億円)が流出したようです。
資金流出は投資家心理が落ち込んでいることの表われであり、個人投資家はこれまでの強気スタンスを転換したようです。
2022年これまで3回の反転相場では資金の流入があったのに対して、今回の上昇では資金が流失していることを示しています。
ダマし上げに注意!今は買うな
下落相場の中で時折見せる上昇はベアマーケットラリー(弱気相場の一時的な株高)に過ぎず、その度に押し目買いしてきた投資家は損失に苦しんでいるようです。
S&P500指数は年初来で▲20%以上の下落をしており、弱気相場入りしていますが、現在もなお下落トレンドから抜けることはできていません。
上昇してはレジスタンスに押し戻され、50日移動平均線の下を推移している状況です。
安全に買い向かえるのは、移動平均線を上に超えてレジスタンスをブレイクアウトしてからでも遅くなさそうです。
【ダマし上げに注意!今は買うな】米国市場はベアマーケットラリーまとめ
【ダマし上げに注意!今は買うな】米国市場はベアマーケットラリーをまとめます。
先週の大きな上昇から反落している米国市場ですが、まだまだベアマーケットの最中にいるようです。
一時的な上昇はベアマーケットラリーに過ぎず、買い向かった個人投資家も返り討ちにあっています。
7月からは決算シーズンも始まり、FOMCでは0.75%の利上げが予想されています。
今はじっくりと相場を静観するのが正解なのかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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