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こんにちは!
『おはぎゃー』って心の中で叫んだ
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日も大きく下落した米国市場でしたが、今までの下げとは少し違った警戒感が漂う相場となりました。
今夜に控えた消費者物価指数(CPI)の発表は、今後の相場を占う上で非常に重要な指標とされています。
インフレ次第では相場が大きく揺れ動く可能性があるため、機関投資家を中心に売り圧力が強まったようです。
他にも世界各地で経済に対する厳しい状況が続いており、場合によっては世界同時株安なんてことにもなりかねません。
それでは6/9の相場を振り返り、世界同時株安が来る!【大引けに売り注文殺到】CPIを前に機関投資家が売り逃げについて解説していきましょう。
米国以外の経済状況について
記事の後半で解説しているで
6/9米国市場の値動き
昨日も連日の下落となった米国市場ですが、今週も売り圧力が高まっています。
下落の要因は、今夜に控えた消費者物価指数(CPI)の発表によるところが大きいのかと思いますが、まずは昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
為替も$1=134.45円にまで
円安が進行してるわね!
売り逃げにより大きく下落した米国市場
昨日6/9の米国市場は、午前中はほぼ横ばいの値動きをしていましたが、引けにかけて強烈な売り圧力により大きく下落しました。
・S&P500…▲2.36%
・ダウ…▲1.95%
・NASDAQ…▲2.75%
CPIの発表を前にリスクを回避した機関投資家が、ロングポジションを整理したようです。
ショートポジションも増えとるみたいや
S&P500が▲2%以上も
下落するのは1ヶ月ぶりくらいね!
グロース、バリュー見境なしに全てのサイズの株が大きく売られています。
ファンダメンタルなんかあったもんじゃないわ
高止まりする長期金利に市場はリスクオフ
先日3%を超えた長期金利(米10年債利回り)が低下せずに高止まりしています。
高利回りによって市場にはリスクオフムードが流れ、株価は低下しています。
結局、株価は長期金利次第ね!
前日の終値より微妙に上昇し高水準をキープした長期金利は、ドル高の要因ともなっています。
世界からドルに資産が集まるとインフレに拍車がかかり、世界をマーケットとする米企業にとって見ても企業業績の悪化につながります。
この辺でドル高止まらんかな
再び上昇をはじめたVIXに市場心理が現れる
少しずつ低下してきたVIXでしたが、昨日は反転上昇しています。
一気に9%近い上昇をした恐怖指数は、まさに市場の恐怖心理の現れのように見えます。
いい加減落ち着いてくれんかな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500ヒートマップは、久しぶりの大事故となりましたね。
もう見たくないわよ!
昨日の相場では、どの銘柄がどうとか関係なく下落しているのでトピックスはありませんが、上昇した銘柄だけでもピックアップしてみます。
NXPI(NXPセミコン)は韓国のサムスンが買収を計画しているとの報道が流れたことで、昨日は大きく上昇しました。
もう昨日みたいな相場では
あきらめるしかないわね!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、全セクターが大きく下落した1日となりました。
こんなに全セクターが
そろって下落するのは見たことないわ
・生活必需品…▲1.58%
・資本財…▲2.06%
・エネルギー…▲2.25%
・通信…▲2.29%
・公益事業…▲2.32%
・ヘルスケア…▲2.49%
・金融…▲2.59%
・不動産…▲2.66%
・一般消費財…▲2.75%
・素材…▲2.78%
・情報技術…▲2.87%
過去をさかのぼって、ほぼ全セクターが▲2%以上の下落をした日を探そうとしましたが、見つけることはできませんでした。
コロナショック以来とちゃうか?
世界同時株安は来るのか?
昨日の米国市場の下げは、これまでに経験してきた過去の下落とは少し異なります。
米国株式だけに限定されずに『世界同時株安』に発展する恐れすらあります。
(煽り記事ではなく、可能性の話だとして聞いてください)
それでは昨日の米国市場下落の要因と、世界の株価が危機にさらされている状況について解説していきます。
欧州中央銀行の利上げが開始される
ECBのラガルド総裁は、7月から欧州の政策金利を0.25%上昇させることを発表しました。
インフレ率次第では9月には、さらに大幅な利上げを実施する可能性をちらつかせました。
この発表があった後に、昨日の米国市場の売り圧力が強まったと考えられます。
また、欧州ではこれまで続けてきた量的緩和措置である資産購入プログラムを7月に終了することも表明しています。
5月は過去最高のインフレ率8.1%やったな
英国の中央銀行もこれに同調するらしいわ!
先進国にスタグフレーションの危機
米国は強い経済を背景に、金融引き締め措置を実施しています。
雇用や企業業績を足元に、利上げに耐え得る公算が高いと考えるFRBは、ソフトランディング(リセッションを避けたインフレの正常化)目指して金融引き締めを行使しました。
一方で欧州などの先進国では、企業業績や失業率の背景を考慮することなく、金融引き締めを実施するのですから、インフレとリセッションが同時に起こる『スタグフレーション』を引き起こす可能性が高いと考えられています。
円安がアジアに深刻な株安をもたらす
円安の進行が止まらずに、24年ぶりの円安相場まであと少しのところまで来ています。
日銀の指値オペが継続されるのであれば、円安トレンドの継続は容易に想像できます。
円安はアジアにとって、経済面でネガティブな要因をもたらす可能性があるとの見方が広がっています。
新興国の経済も低迷が予想される
2000年代にブームとなった新興国株投資ですが、代表国としてブラジル、ロシア、インド、中国などがあげられます。
ご存じの通りロシアと中国の経済は壊滅的なため、新興国が世界株式をけん引できる状態にもありません。
投資家のお金はどこに流れる?
米国、先進国、新興国の全てに株安のリスクが高まる中で、投資家のお金はどこに流れるのでしょうか?
短期で利益を出す必要のある機関投資家は、いつ上昇するともわからない株式のロング(買いポジション)に注文するよりも、簡単に予想できるショート(売りポジション)の注文が膨らむことが予想されます。
売りが売りを呼ぶ下落相場が始まれば、世界同時株安なんて状況になる可能性も考えなければならないかも知れません。
世界同時株安が来る!【大引けに売り注文殺到】CPIを前に機関投資家が売り逃げまとめ
世界同時株安が来る!【大引けに売り注文殺到】CPIを前に機関投資家が売り逃げをまとめます。
昨日の米国市場は下落してしまいましたが、今夜の消費者物価指数(CPI)の発表は更なる悲劇を起こす可能性があります。
予想を8.3%とした指数が上振れることがあれば、FRBはよりタカ派の政策金利を打ち出す公算が高いです。
世界中で不透明な経済が広がる中で、株式市場に留まるのであれば許容度の範囲内でキャッシュポジションを高める必要があるかも知れませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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