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こんにちは!
売り時を探している
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
今週も米国株は下げの1週間でした。
4/5(金)は相場がお休みのためマーケットは4日間でしたが、NASDAQを中心に続落しています。
S&P500…▲2.13%
NASDAQ100…▲3.03%
Dow…▲0.82%
(今週のパフォーマンス)
要人の発言や経済指数の発表もありましたが、米国の納税日前と言うこともあり利確のための売り圧力が強かったようです。
3月末にかけて上昇した米国市場でしたが、4月も続伸とはならずに不透明感が残る半月となりました。
利上げやQTを急ぐ声が聞かれる中で、5月のFOMCではよりタカ派の決議がされるのでしょうか?
Sell in May(セルインメイ)と言われるように、5月には株を売った方が良さそうな気がしています。
セルインメイってなんや
今日はSell in May(セルインメイ)
についてのお話よ!
ところで、本当に5月に株は売るべきなんでしょうかね?
セルインメイ(Sell in May)とは
セルインメイ(Sell in May)という言葉を耳にしたことがある人もいると思いますが、これは米国市場におけるアノマリーに関する格言です。
果たして、何故5月に株を売るべきなのか、その理由と本当に売るべきなのかを検証していきましょう。
セルインメイ(Sell in May)とは?
セルインメイ(Sell in May)とは直訳すると『5月には株を売れ!』ということになりますが、これには続きがあります。
『Sell in May,and go away.Don’t come back until St Leger day.』
『5月には株を売り、セント レジャー デイ(9月第2土曜日)まで戻ってくるな』
と訳すことができますが、5月に株を売ったあとは9月に買い戻せと言っています。
アノマリーなのでハッキリとした理由はないのでしょうが、これが事実であればそろそろ売りを意識しなければなりませんね。
St.レジャーって競馬レースのことやで
アノマリーとは?
アノマリーとは、ある法則・理論からみて異常であったり、説明できない事象や個体等を指します。科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こした現象のことを示します。
ちょっと何言ってるか訳してくれんか
理由はよくわかんないけど
何だかそうなるわねって規則性よ!
相場の変動には様々な理由があり、大概は要因が存在しているため説明がつくものが多いのですが、説明のつかない理由が不明な規則性もあるようです。
アノマリー(Anomaly)とは、現代ポートフォリオ理論や相場に関する理論の枠組みでは説明することができないものの、経験的に観測できるマーケットの規則性のことです。(引用:SMBC日興証券)
米国市場におけるアノマリー
米国市場におけるアノマリーには、他にもこんなものがあります。
他にもいろいろありますが、どれも後付け感があって本当に信用できるのか微妙なところです。
最近は全然あてはまってないけどな
去年はほとんどアノマリー通りにはならなかったわね!
セルインメイってホント?過去の実績は
格言になるくらいですから、やはり統計的には相当数が当たっているんでしょうが、近年の米国市場において『セルインメイ』は適応するのでしょうか?
データはどうやらセルインメイを正当化している
少し前の統計データになりますが、参考になるデータがあったのでお借りしてきました。
これを見る限り、確かに5月から9月のパフォーマンスは良くありませんね。
過去チャートを見れば、『ここで売って、ここで買えばいいんだな』って思いますよね。
過去チャートあるあるね!
2021年は当てはまらなかったセルインメイ
2021年のチャートを眺めると、どうやらセルインメイは当てはまらなかったようです。
下は2021年のS&P500の週足チャートですが、ホールドしていた方が得しているように見えます。
5月の高値で売って9月の第2週で戻ってきたとすると、5.7%の機会損失になったようです。
どうやら毎年当たるワケではなさそうですね。
やっぱりホールドが正解な気がしてきた
さらに1年さかのぼって、コロナショックのあった2020年を振り返ってみましょう。
やっぱり2020年も5月の高値で売って、9月2週で戻ってきたとすると9.04%の機会損失でした。
結局ホールドが正解なん?
もう少し遡って検証してみるわね!
年 | 5月から 9月のリターン | 年間リターン |
---|---|---|
2019 | 4.37% | 27.58% |
2018 | 6.35% | ▲5.66% |
2017 | 2.51% | 22.18% |
2016 | 1.91% | 10.47% |
2015 | ▲7.64% | ▲0.71% |
2014 | 4.51% | 12.33% |
2013 | 2.65% | 24.88% |
2012 | 7.06% | 16.49% |
確かに12ヶ月のうちで4ヶ月分(1/3)ですから、相対的にはパフォーマンスが悪いことになるのかも知れませんが、プラスのリターンを取り損ねる結果となりそうです。
しかも、5月の高値で売ったとしてのパフォーマンスですから、5月の底値で売っていたらもっと機会損失は大きくなるということになります。
どこからきたアノマリーや
もっと昔はそうだったのかも知れないわね!
セルインメイは本当か?まとめ
セルインメイは本当か?をまとめます。
2022年今後の米国市場を眺めると、これから急速にFFレートが引き上げられバランスシートの縮小が急がれる中で、インフレが治まるのかも不透明です。
逆イールドカーブの発生によりリセッションが懸念されていますが、『米国市場は絶対に下落する』とも言い切れません。
上がるか下がるかわからない相場の中で、機会損失になる可能性があるならば、売らずにガチホが正解なのかも知れませんね。
保有する銘柄にもよるけどな
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
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