当サイトは広告費で運営費をまかなっており、個人サイトが公平なレビューをする収入源の確保のため、ご理解いただけたら幸いです。

【3/9米国市場】反発上昇するも手放しで喜んでいられない理由

スポンサーリンク
市場分析
こんなことがわかる記事

・3/9の米国マーケットの値動き
・主要3指数
・セクターパフォーマンス
・ヒートマップ
・上昇相場で喜んでいられない理由

⇩クリックでランキングの応援をしてください。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

(あなたの大切な5秒間、いただけませんか?ポチって戻るだけで大感謝)

ここ
ここ

こんにちは!
久々に寝覚めの良かった『ここ屋』よ!

3/9の米国市場には、久しぶりに大きな買いが入りました。

大型テックを中心に反転上昇した1日となりましたが、手放しに喜んでいられない状況であることは忘れてはいけません。

昨日1日の相場を振り返りながら、今置かれている状況を整理して今後の参考にしていきたいと思います。

スポンサーリンク

今日だけは上昇を喜んでいい米国市場

こんな日が続けばいいなと思いながらも、まだまだ下落トレンドにある米国市場です。

慎重な態度で挑む姿勢を忘れずに、昨日の市場を振り返っていきたいと思います。

安定して上昇を見せた3指数

昨日の相場は3指数とも安定した上昇を見ててくれました。

Dou Jones…+2.00%
S&P500…+2.57%
NASDAQ100…+3.58%

特にNASDAQ100は大きく上昇しており、今週の下落を取り戻す結果となりました。

ここ
ここ

最近は寝る前に上昇していても
起きたらマイナスってことばかりだったわ!

セクター別騰落率

昨日のセクター別騰落率を見ると、ここ数週間の実績とは真逆の騰落率であり、相場が反発したことがわかります。

これまで堅調だったエネルギーセクターが売られ、▲2.49%と下落しています。

一方で、情報技術セクターがもっとも上昇していますが、これまでの下落を鑑みるとまだまだ下目線である可能性が高いです。

セクター騰落率
情報技術+4.37%
通信+3.90%
一般消費財+3.67%
金融+3.64%
ヘルスケア+2.56%
資本財+2.32%
素材+1.79%
不動産+1.62%
生活必需品+1.57%
公益事業▲0.09%
エネルギー▲2.49%

それにしてもハイテクは4%以上の上昇をしてくれて、ほっと一息ついている人も多いのではないでしょうか。

大型テックが強かったS&P500のヒートマップ

S&P500のヒートマップを眺めても、全体的に明るい緑が目立ち気持ちの良い一日となりました。

ここ
ここ

パターン緑!上昇よ!

リッヒ
リッヒ

目に優しいヒートマップや

引用:finviz

特に最近大きく売られていた大型テックを中心に反発しています。

買い戻された大型テック

・NVDA(エヌビディア)…+6.97%
・AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイセズ)…+5.23%
・GOOGL(アルファベット)…+5.18%
・MSFT(マイクロソフト)…+4.59%
・FB(メタ・プラットフォームズ)…+4.31%
・TSLA(テスラ)…+4.19%
・CRM(セールスフォース)…+5.77%
・NOW(サービスナウ)…+7.99%
・NFLX(ネットフリックス)…+4.98%

他にも5%を超える上昇をみせる銘柄があるなど、お祭り相場となりました。

反面、エネルギー株だけが売られる展開でしたが、今後もエネルギー価格の上昇が予想される中で、一休みってところでしょうか。

売られたエネルギー株

・XOM(エクソンモービル)…5.68▲%
・CVX(シェブロン)…▲2.5%

グロースに軍配が上がるも全体上昇

昨日の相場はエネルギー以外すべて上昇したため、大型、小型関係なく上昇しました。

エネルギー株が売られたことで、バリュー株のパフォーマンスが劣後していますが、グロース株は3%以上の上昇とお祭り騒ぎでしたね。

スポンサーリンク

ウクライナ情勢に困惑されるも足元のインフレに注意

2月の末にロシアがウクライナに侵略をはじめてから2週間以上経過しました。

世界情勢は一変しましたが、ウクライナ国民の安全な生活のためにもいち早い鎮静化が望まれます。

地政学リスクによるコモディティ価格の上昇は、エネルギー価格を押し上げ更なるインフレ懸念を加速させています。

停戦で株価が反転することが見えた日

3/8(火)の相場を見ていると、ロシアがウクライナへの侵攻を止める可能性がある記事が発表されると、相場は反転急上昇する場面がありました。

しかしその後、そのニュースが数時間前のものであることがわかり、再び相場は下落していったという背景がありました。

リッヒ
リッヒ

一気に2.5%上昇して
その後は引けにかけて帳消ししとった

これが何を意味するかというと、侵攻が止まれば一旦リスクオンになるということです。

戦争はいつかは終わります。

特に今回のウクライナ侵略は、ロシアにとっても耐え難い状況となりました。

SWIFT排除による影響力は、社会経済における『核レベル』とも言われます。

両国にとっての正義は別として、お互いの妥協案が妥結されることで戦争は終結し、株式市場にも明るい未来が待っているかもしれません。

インフレの減速が見えない消費者物価指数

本日(3/10)は2月の消費者物価指数の発表があります。

予想は7.9%の上昇と、先月の7.5%を超える高インフレが見込まれています。

今夜発表されるCPIは2月のものですから、ウクライナ情勢の織り込みは限定的なものです。

とはいえ、上昇が予想を超えるようだと市場はさらにリスクオフとなるでしょう。

警戒すべきは来月発表される3月のCPIですね。

ウクライナ情勢がインフレにどこまで影響したかが見える3月のCPIで、2桁のインフレ率などが発表されてしまうようですと、一気にリセッション入りなんて可能性もあります。

AMZN(アマゾン)株式分割で高騰

市場にとって良いニュースのひとつでもなければ元気の出ないみなさんに朗報です。

世界一のEコマース企業であるAmazon(アマゾン)が、昨日1対20の普通株分割と最高100億ドルの自社株買いを行う計画を明らかにしました。

これを受け、同社株は9日のアフター(時間外取引)で一時11%上昇しました。(最終的には+6.62%)

Amazon(アマゾン)の株式分割は、1997年のIPO以来今回で4回目となり約20数年ぶりです。

実際の分割時期については、5月の株主総会で決議が必要になるとのことで、実装は来期以降になるようですが、自社株買いについても特定の期限は設定していとの発表でした。

これまで大きく下落していたAMZN(アマゾン)ですが、これを機に反転上昇するか注目を集めています。

株式分割の波は他の大型テックにも波及する公算が高く、今後はGOOGL(アルファベット)やNVDA(エヌビディア)の株式分割も期待されています。

これら大型テック株ホルダー以外の人にとっても、市場全体の上昇や指数の成長はありがたいことですよね。

スポンサーリンク

3/9米国市場まとめ

3/9の米国市場の振り返りをまとめます。

まとめ

米国市場は反転上昇3指数とも高騰
・Dou Jones…+2.00%
・S&P500…+2.57%
・NASDAQ100…+3.58%
エネルギー価格の下落を受け相場はリスクオン
・大型テックが強くエネルギー株は反落
インフレは続伸が予想される
3/10に2月の消費者物価指数が発表される
・先月の7.5%から加速する7.9%が予想されている
・地政学リスクの反映は3月から
大型テックに株式分割の流れ
・アマゾンが株式分割と自社株買いを発表
・その他テック株にも分割が波及する

昨日は大きく上昇した米国市場でしたが、足元のインフレは解消していません。

今夜に発表される消費者物価指数で強い数字が出るようだと、再び反落する恐れもあります。

来週にはFOMCが控えており、相場には不透明感が漂っています。

われわれ個人投資家ができることは、リスク資産を軽くして次に来る相場の流れに対して軽快に動ける準備をしておくことですかね。

投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。

ここ
ここ

最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!

記事が良かったと思ったら⇩クリックしてもらえると励みになります

ブログランキングに登録しています。よかったら1日1回『ポチっと』応援していただくとブログを頑張る励みになります!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

SBI証券が新サービス『クレカ積立』で、お得にポイントがもらえるサービスです。
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典2,000ポイント』がもらえるURLを貼っておきます。

売りから入れるCFD取引をはじめるなら、取扱銘柄数がダントツに多いIG証券がおすすめです。

インフレに備えてコモディティに投資できる準備をしておきましょう。

ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック

Create Account
Coincheck is a Bitcoin exchange. We support Bitcoin (BTC), Ethereum (ETH), Ripple (XRP), NEM (XEM) and many other crypto...

このリンクから会員登録すると、もれなく1,000円プレゼントされます!
*紹介URLをクリックして表示されたページから、別のページに移動してしまうと、報酬対象外になります。

米国投資をはじめるなら、手数料が安くて取扱銘柄も多いSBI証券がおすすめです。

投資初心者におすすめの本ランキングTOP10

コメント