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こんにちは!
OKTAとのお別れを決断した
『ここ屋』よ!
投資家にも人気のハイパーグロース株のOKTA(オクタ)が、3/2のAHにFY22Q4の決算を発表しました。
結果は人によって見解が異なるようですが、おおかた『決算ミス』と言ってもよい見解でした。
それでは早速、OKTA(オクタ)の決算速報とグロース株の終焉の理由について解説していきたいと思います。
OKTA(オクタ)最新FY22Q4決算速報
オクタは米国のクラウド管理サービス企業。企業向けにID管理システムを提供し、様々な企業を統合化アプリに接続する。同社はログイン、モビリティ管理、多元的な認証、ライフサイクル管理、ディレクトリ製品をIT顧客に提供する。また、開発者のための開発ツール、認証、APIアクセス管理などを展開する。
3/2に発表されたOKTA(オクタ)の決算結果は以下の通りです。
OKTA(オクタ)FY22Q4決算結果
EPSも売上高もコンセンサス予想をビートとしましたが、ガイダンスをミスする結果となりました。
サブスク売り上げも$369M(YoY+64%)と好調だっただけに、OKTA(オクタ)ホルダーとしては残念な結果となりました。
ガイダンスEPS以外はええやんか
これって決算ミスって言うんか?
昨年までならまだしも
今の相場環境ではダメなの!
OKTA(オクタ)の株価はどうなった?
今回の決算発表によってOKTA(オクタ)の株価はどうなったかと言うと、3/3のマーケットでは▲8.06%の下落、3/4には▲5.70%の続落をしています。
いくらハイパーグロース株にとって地合いの悪い相場環境だとしても、13%もの下落は大きいですよね。
今後も株価上昇は厳しいの?
今回の決算がミスだとしても、今後の株価上昇を期待する投資家は多いと思います。
未来の株価は誰にもわかりませんが、これまでのOKTA(オクタ)の株価推移を確認してみましょう。
こちらがOKTA(オクタ)の上場来の週足チャートですが、IPOから4年間でテンバガー(10倍株)を達成しています。
しかし、2021年からはボックス相場に入り、好決算を出し続けても株価を切り上げることはありませんでした。
このチャートを見て、今後の株価上昇を期待する投資家はいないのではないでしょうか?
EPSがマイナスの銘柄にとって
今は厳しい相場なのよ!
これまでの業績は買われないの?
OKTA(オクタ)のようにこれまでの業績が良かった銘柄が、決算ミス1発で下落してしまい今後の上昇は期待できないのでしょうか?
何と言ってもOKTA(オクタ)は近年まれに見るピッカピカのグロース銘柄で、決算に関してはノーミスでした。
グロース株は今後の業績を期待して(将来を織り込んで)株価を上昇させているため、これまでが良かったとかは関係なく、決算ミス1発で没落してしまうののなんですね。
一方のバリュー株は、現在のバリュエーションで株価が決定するため、多少の決算ミスでもここまで下落することは珍しいと言えます。
ハイパーグロース株はオワコンなの?
昨年までは投資家に人気だったハイパーグロース株ですが、金融引き締めに向かう相場ではオワコンなんでしょうか?
ハイパーグロース株は金利上昇局面には弱い
ハイパーグロース株は金利上昇局面には弱いと言えます。
特に長期金利の上昇局面ではバリュエーションが高く、割高なグロース株ほど大きく売り込まれます。
まだ実際にFFレートが引き上げられたわけでもない米国市場で、これだけハイパーグロース株が売られているのですから、実際の金利上昇局面では更なる下落が待っているでしょう。
業績相場への転換点
株式市場の相場環境には、大きく分けて2つあります。
ひとつは金融相場、もうひとつは業績相場です。
金融相場とは、今回のコロナショックのように実態経済が弱い局面で、金融緩和による金余りを背景に株価が上昇する状況です。バブル相場のように、どんな銘柄であろうとグングンと上昇するといった投資家には嬉しい状況ですね。
一方で、業績相場とは金利等の要因よりも、個別企業の業績拡大を要因として株価が上昇する局面のことで、金融相場とは対極にあります。
コロナショックによる暴落から立ち直るためにFRBによって、『量的緩和』や『ゼロ金利政策』がとられて株価の上昇を続けてきた米国市場でした。
しかし、2021年11月よりテーパリング(量的緩和の縮小)が開始され、3月からはFFレートの引き上げが発表された状況です。
今まさに米国市場は金融相場から業績相場に転換したと言えます。
業績相場では読んで字のごとく業績の良い銘柄の株が買われますので、利益を出せていない割高なハイパーグロース株は売られやすい状況にあります。
インフレの波はハイパーグロース株にも
米国市場に40年ぶりに高水準のインフレが襲っています。
2月発表のCPI(消費者物価指数)は7.5%と歴史的にも高水準でしたが、3月発表のCPI予想は7.9%とインフレはさらに加速する見込みです。
エネルギー価格の上昇や人件費の高騰は、ハイパーグロース株にも大きな影響を与えます。
これまで堅調だったOKTA(オクタ)の業績も、来期を見通すガイダンスでは成長率を落としています。
インフレに強い印象のあるハイテク株ですが、その顧客には大きなダメージを与えてしまうため、新規顧客獲得率などは軟調になって当然です。
急成長するハイパーグロース株にも、必ずどこかに終焉はあります。
それが今回のインフレの高波だったのでしょう。
【グロース終焉】OKTA(オクタ)決算に見たハイパーグロース株の終末まとめ
【グロース終焉】OKTA(オクタ)決算に見たハイパーグロース株の終末をまとめます。
すでにハイパーグロース株から手を引いた投資家さんも多いとは思いますが、筆者同様にまだグロース株に夢を見ている人は多いと思います。
しかし、今後グロース株が上昇する公算は高くありません。
10年といった長期間ではどうなるかわかりませんが、少なくともここ数年ではパフォーマンスが劣後することが確実視されています。
ここからさらに半値になるかも知れない株価を抱き続けられるかを、自分のリスク許容度を照らし合わせてみて下さい。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
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