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こんにちは!
NASDAQ100への投資は
投資信託を買っている『ここ屋』よ!
2021年も残すところ1ヶ月を切り、乱高下する米国市場もあとわずかで1年の締めくくりとなります。
投資家のみなさんも、1年間のリターンを振り返る時期になってきたと思います。
同時に、大きな転換点を迎える市場に対して、2022年の投資方針を決めようと考える人も多いのではないでしょうか?
米国市場はハイテクブームに終わりを告げ、バリュー株にシフトすると予想する人が多い中、少し残念に思っているのは私だけじゃないはずです。
近年では人気のNASDAQ100でしたが、その割高感から今後の投資先としては不適切であると考える人も多いようです。
しかしながら、筆者は2022年の投資方針の軸にNASDAQ100への投資を強化することを検討しています。
そこで今回の記事では、【2022年の投資方針】利上げが始まったらNASDAQ100への投資を強化する理由について解説していきたいと思います。
利上げが始まったらNASDAQ100への投資を強化する理由
NASDAQ100指数は、投資家界隈なら誰もが知る人気の株式指数です。
これまでのリターンが大きく、投資対象として魅力的だったからでしょうね。
全米株式(VTI)やS&P500指数を大きくアウトパフォームするパフォーマンスに、誰もが投資してみたいと思わせるだけの理由がありそうです。
とはいえ、このまま上昇を続けるとは考えにくいと思わせるところまで、現在の価格は高値に達してしまっています。
普通であれば、金融相場が終わりを告げ業績相場が始まろうとしている今は、NASDAQ100への投資は敬遠されるでしょう。
しかし、逆に『利上げが始まったらNASDAQ100への投資を強化しよう』と筆者が考えている理由について解説していこうと思います。
それでもNASDAQ100は優秀な指数であることは変わりない
過去リターンを眺めれば、NASDAQ100が優秀な指数であることは一目瞭然です。
これには賛否両論あるかもしれませんが、近年ではリスクに見合っただけのリターンをたたき出しているようには見えます。
社会情勢や金融政策による市場の変化はあるものの、米国の選抜された大型株の集合体であるNASDAQ100が、優秀な指数であることには変わりないと思います。
現在のNASDAQ100は確かに割高すぎる
近年のNASDAQ100が大きな成長を遂げてきたことは、ここで語る必要はないでしょう。
特に、『ハイテクブーム』と呼ばれた2010年からは、700%以上の上昇を見せています。
直近3年だけを見ても、毎年平均で30%以上のリターンを出しています。
とはいえ、このままの成長率で上昇を続けるとは考えにくいことも事実です。
割高率を測るRSIで確認してみると、NASDAQ100指数に連動したQQQのRSIは、割安といわれるような30に近付くことはなく、割高を示す70付近を推移しています。
常に割高と言われながらも成長を続けてきたNASDAQ100ですが、金利上昇が近付く市場において、割高株に対する下落のリスクは小さくないことは覚えておいて損はありません。
将来のNASDAQ100の成長は信じるに値する
市場の大きな流れは、グロース株からバリュー株にシフトするといったローテーションがおこる予想は正しいかも知れません。
ハイパーグロース株を多く含んだNASDAQ100は、バリュー相場において上昇が期待できないというのも合点がいきます。
とはいえ、NASDAQ100に含まれる企業全体の業績が、急に悪くなるとも考えにくいとも感じます。
一時的な下落や低迷があったとしても、将来のNASDAQ100の成長は信じるに値すると考えています。
利上げが始まればNASDAQ100は下落(低迷)が予想される
ここで言う利上げとは、長期金利(米10年債利回り)の上昇のことを指します。
FRB(米中央銀行)は、2020年コロナショックからの景気対策としてゼロ金利政策をとっています。
低金利は景気上昇を刺激し、株式市場には大きな追い風の要因になります。
このゼロ金利政策は、2022年半ばからは段階的に上げられることが既定路線です。
金利と株価はシーソーの関係にあり、債券利回りが上昇すると逆相関性の高い株価は下落します。
何故このような現象が起きるかと言うと、リスクの低い債券でもそれなりのリターンを出せるのであれば、ハイリスクの株に投資する妙味がなくなってしまうからです。
長期金利(国債)が上がればリスクフリーレートが大きくなります。その分リスクプレミアムが小さくなってしまうため、リスクの高い株式から債券にお金が流動します。
長期金利の上昇は、株式の下落と相関関係が高いのです。
ハイリスク銘柄を多く含んだNASDAQ100は、金利上昇時には真っ先に売られることから、利上げが始まればNASDAQ100は下落すると予想されています。
安値で仕込むことに投資冥利がある
投資をシンプルに考えると、『価格が安い時に買って高い時に売る』ことで利益を出します。
最終的に売却してリターンを得る投資ですから、少しでも安値で仕込むことができればそれだけリターンは高くなります。
安値で仕込むことに投資冥利があるのであれば、下落したNASDAQ100に投資しない手はないですよね?
低迷するNASDAQ100への投資をやめてしまうのは筋が悪い
低迷するNASDAQ100への投資をやめてしまうのは、筋の悪い投資手法だと思います。
せっかく安値になっているんだったら、積立投資をやめてしまうのはもったいなくないですか?
短期の一括投資ならわかりますが、長期の積立投資ですよね?
でもこれは私個人の考え方のため、下落(低迷)するNASDAQ100への投資をやめてしまう人を否定するでも非難するワケでもありません。
投資への考え方は人それぞれよ!
むしろ、そちらの方が不通と考えるのが自然とも言えます。
でもね、人と同じことをしていても、人より大きなリターンは狙えないんですよね。
そもそも投資は人と比べるものでもありませんが、お金を増やすために投資をしているんですから、少しでも大きなリターンを狙うのは悪くないと思うんですよね。
投資タイミングが難しければ積立投資を続ければいい
筆者は、NASDAQ100が下落(低迷)したら投資を強化しようと考えてはいますが、いつ下落して、どこまで下落するなんて予想することなんてできません。
過去チャートの最安値を見て『ここで買えばよかった』なんて思うことがありますが、実際の相場でそれができれば今頃は大金持ちです。
投資タイミングが難しいと考えるのであれば、積立投資を続けるのが正解と言えそうです。
ドルコスト平均法は高値でも安値でも買うから効果がある
積立投資ってのは、長期で積立を続けるから意味があるんですよね。
複利の効果を最大限に生かせることと、ドルコスト平均法が効果を発揮するから。
坦々と積立を続けることで、ある時は高値で買うこともありますが、ある時は安値でも買える。
安値で買えることができるからこそ、平均取得単価を下げリターンの最大化を図り、リスクを低減してくれるんですよね。
それなのに『安くなってしまいそうだから投資を止めよう』って考えは、ドルコスト平均法の利点を捨てるってことになります。
それも含めて、NASDAQ100が下落しようが低迷しようが投資を続けよう、むしろ下落しているのなら投資を強化しようという考えに至ったワケです。
高い時だけ買うなんて意味ないわ
NASDAQ100への投資は大きく分けて3種類
NASDAQ100指数へ投資したいと考えたときに、米国株投資家であれば真っ先にQQQを思い浮かべるかと思います。
その他にも、われわれ日本人にとって投資しやすい投資先が2種類あるって知ってましたか?
NASDAQ100への投資は大きく分けて3種類
先にあげたQQQは、米国市場に上場しているETFです。
その他の投資対象としては、国内ETFおよび投資信託があげられます。
3種類の投資対象について、具体的な銘柄についても触れておきます。
それぞれ簡単に特徴を解説していきます。
①米国ETF(QQQ)
QQQはNASDAQ100指数に連動を目指す米国のETFです。
日本人投資家にも人気の銘柄ですが、米ドルでしか取引できないことから、為替リスクを気にする人にとっては少し敬遠される風潮があります。
また、ETFは1株単位で売買を行うことから、現単価が$400(45,000円)程度のQQQは積立投資するには高価かもしれませんね。
当然、米国市場で取引されているため、リアルタイム取引は日本時間の夜中となることも、ハードルを上げる要因となっています。
②国内ETF(2631MAXISナスダック100上場投信)
国内ETFは、米国ETFと違って日本円で取引できることから、日本人に人気の投資対象となっています。
また、日本時間で市場取引できることも投資家にとってはメリットと言えそうです。
ただし、本場QQQと比較すると時価総額が低いため、流動性は見劣りするといって良いでしょう。
2631MAXISナスダック100上場投信の基準価格は13,000円程度のため、QQQよりは安価と言えども低価格で取引したい人にとっては、難しい投資対象となるかもしれません。
③投資信託(eMAXIS NASDAQ100)
投資信託は、日本円で投資できることの他、100円から投資が可能だということが人気の理由となっています。
積立投資をする時は、ドルコスト平均法が効果を発揮しますので、毎月定額投資をしたいといった人にはうってつけの投資対象です。
また、投資信託の特徴のひとつに配当金再投資できることがあげられます。
複利の力ね!
ただし、投資信託はETFと違ってリアルタイム取引ができないことや、指値ができないことから取引の透明性といった部分では、ETFよりも評価が下がります。
あと、経費(信託報酬)がETFと比べると少し高いことがデメリットです。
3銘柄の概要比較
銘柄 | QQQ | 2631 MAXIS ナスダック100 上場投信 | eMAXIS NASDAQ100 |
---|---|---|---|
指数 | NASDAQ100 | NASDAQ100 | NASDAQ100 |
設定日 | 1999/3/10 | 2021/2/25 | 2021/1/29 |
手数料 | 0.2% | 0.22% | 0.44% |
分配金 | 4回/年 | 2回/年 | 1回/年 |
取引通貨 | 米ドル | 日本円 | 日本円 |
取引単価 | 市場時価 | 市場時価 | 基準価格 (1回/1日) |
購入単位 | 1株から | 1株から | 100円から |
カテゴリー | 米国ETF | 日本ETF | 日本投資信託 |
取引時間 | 深夜 | 日中 | ー |
運用会社 | インベスコ | 三菱UFJ国際 | 三菱UFJ国際投信 |
3銘柄のメリット比較
QQQ | 2631 MAXIS ナスダック100 上場投信 | eMAXIS NASDAQ100 |
---|---|---|
経費が安い | 円建て | 円建て |
1株から購入可 | 経費が安い | 定額積立可 |
市場取引できる | 1株から購入可 | 分配金 自動再投資 |
円高時有利 | 市場取引できる | 100円から 購入できる |
3銘柄のデメリット比較
QQQ | 2631 MAXIS ナスダック100 上場投信 | eMAXIS NASDAQ100 |
---|---|---|
分配金 自動再投資 できない | 分配金 自動再投資 できない | 市場取引 できない |
単価が高い | 単価が高い | 経費が高い |
NASDAQ100への投資を検討している人には、こちらの記事が参考になると思います。
利上げが始まったら強化する投資先はNASDAQ100!まとめ
利上げが始まったら強化する投資先はNASDAQ100!をまとめます。
利上げが開始される2022年に向けて、NASDAQ100は下落もしくは低迷が予想されます。
とはいえ、NASDAQ100は優秀な投資対象であることには変わりありませんので、長期の積立投資を実施しているのであれば、積み立てを中止する必要はないかと思っています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
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