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Follow @RamTky昨日の米国市場はナスダックを中心に大きな下落となりました。
グーグルやマイクロソフトといったメガテックの決算発表を前に、投資家がリスク回避をしたように感じました。
しかし、アフターで決算発表のあった2社(グーグルとマイクロソフト)の決算は好感されて、時間外で株価を急上昇させています。
今夜の相場では株式全体を上昇させてくれるのでしょうか?
それでは4/25の米国市場を振り返り【アフターで爆上げのマイクロソフト】企業決算が相場を決める米国市場について解説していきます。
記事の後半では重要な経済ニュースや
今後のS&P500について解説してるで
4/25 米国市場の値動き
昨日の米国市場は久しぶりに大きな下落となりました。
大きなニュースが影響したワケではなさそうです、ひとまず昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
大きく下落した米主要3指数
昨日の米国市場は3指数そろって大きく下落しました。
・S&P500…▲1.58%
・ダウ…▲1.02%
・NASDAQ…▲1.98%
プレマーケットから売られていた相場は、マーケットがオープンしても下落していきました。
途中買い戻される場面もなく引けにかけて売られ続けた相場は、ナスダックを中心に久しぶりに大きな下落となりました。
大型決算前のリスク回避ね!
ハイパーグロース株はボロボロやな
続落した長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日の終値3.496から3.411に低下しました。
1週間前までは3.6を超える場面もあった長期金利でしたが、昨日も含めて続落しています。
一般的に長期金利と株式は逆相関(シーソーの関係)にあると言われますが、リスクオフ相場ではどちらも下落することもあります。
今後も政策金利は頭打ちとなり、リセッション懸念が高まるようだと債券が買われる状況も考えられそうです。
債券トレーダーは買い向かっとるな
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500のヒートマップを眺めると、ほとんどの銘柄が大きく下落していることがわかります。
久しぶりのおはギャーね!
テック系を中心に大きな下落をしています。
特に半導体やソフトウェア、消費財企業に大きな下落が目立ちます。
一方で、ヘルスケアや生活必需品には上昇している銘柄もあり、PEP(ペプシコ)+2.27%、JNJ(ジョンソン&ジョンソン)+0.92%、TMUS(Tモバイル)+1.47%など、ディフェンシブ銘柄への分散投資が重要ということを再認識させられます。
ちなみにマイクロソフトは
時間外で+8.51%の爆上げをしてるわ!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、11セクター全てが下落した1日となりました。
・生活必需品…▲0.19%
・公益事業…▲0.22%
・ヘルスケア…▲1.0%
・不動産…▲1.12%
・通信…▲1.68%
・資本財…▲1.82%
・金融…▲1.9%
・エネルギー…▲2.05%
・一般消費財…▲2.27%
・情報技術…▲2.29%
・素材…▲2.33%
昨日は2%以上の下落をしたセクターも多く、完全リスクオフ相場となりました。
中でも素材、情報技術、一般消費財セクターといった分野は、リセッションが意識されると下げやすいセクターと判断できそうです。
一方で、下落幅が限定的だったのが生活必需品や公益事業セクターでした。
今後も相場が弱いと考えるのであれば、資金の一部をディフェンシブセクターに振り分けておくことも戦略のひとつとして頭の片隅にでも置いておくべきでしょう。
ディフェンシブセクターは
上昇も下落も限定的やな
やはり下落がはじまったS&P500
昨日のS&P500は大きく下落して、終値では4,071でした。
当ブログではここ数日間S&P500が下落することを予想してきましたが、昨日は嫌な予想が的中してしまいました。
これまでの抵抗線だった4,100を下に割り込み、再び短期の下落トレンドに突入してしまったように見えます。
アフターで決算発表のあったグーグルやマイクロソフトが時間外で上昇していますが、今夜の相場が上を向くかはまだわかりません。
他の大型株も続々と決算発表をしていますので、今後も企業決算には注目したいところです。
MACDもデッドクロスしたわ!
米国市場のトピックス
昨日のトピックスのうち、米国市場に影響を与えそうなニュースをピックアップしていきます。
バイデン大統領2024年に再出馬を正式表明
バイデン大統領は2024年の大統領選挙に再出馬することを正式に表明しました。
再選を果たすと2期目の終了時には86歳となりますが、『この仕事を仕上げさせて欲しい』と訴えており、現時点では民主党に対抗馬はいないとのことです。
すでに共和党のトランプ氏は出馬を表明していますが、バイデン大統領が任期中は選挙に向けた経済政策などに打って出る可能性がありますね。
経済の活性化で株価は上昇するやろか
9か月ぶり低水準のコンファレンスボード消費者信頼感指数
昨日発表された4月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は、予想を下回り前回よりも低下していました。
4月
結果…101.3(予想…104.4)
前回…104.2(修正値…104.0)
近い将来に景気後退に陥るとの見通しが影響しているようです。
・現況指数は151.1と3月の148.9から上昇
・期待指数は3月の74.0から68.1に低下
・十分な雇用があるとの回答は47.9%から48.4%に上昇
・就職困難との回答は11.4%から11.1%に低下
・向こう1年間の期待インフレ率は6.2%と3月の6.3%から低下
全体的に景気後退が意識されとる
コンファレンスボード消費者信頼感指数は、5,000世帯の消費者に対してセンチメントをアンケートで調査して指数化した景気関連の経済指標。一般的に個人消費やGDPとの相関性が高く、これらの先行指標として注目される。
ファースト・リパブリック10兆円規模の資産売却を検討
ファースト・リパブリック・バンクは、先月にはじまった地銀混乱から脱却するために500億から1000億ドル相当の資産売却を模索しているようです。
売却対象には長期の住宅ローン債権や長期証券などが含まれており、地銀をめぐる騒動が再発するのではないかと懸念する投資家も多いようです。
昨日の相場の下落の一端を担っとるな
4月の注目イベントについて
4月もあと少しですが、株価に影響しそうな経済指標の発表が残っています。
おおむね重要な経済指標の発表は無事に通過していますが、5月FOMCの利上げは経済指標によって決まりますから、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。
注目の決算発表
昨日も市場に影響のありそうな企業決算がありました。
4/25(火)
・MSFT(マイクロソフト)
・GOOG(アルファベット)
・V(ビザ)
・PEP(ペプシコ)
・MCD(マクドナルド)
・DHR(ダナハー)
・VZ(ベライゾン)
・GE(ゼネラル・エレクトリック)
注目の決算発表が多かったため、別の記事でアップしています。
今週の注目決算
今週にはさらに注目決算の発表があります。市場に大きな影響を与えそうな企業決算をピックアップしておきます。
4/26(水)
・META(メタ・プラットフォームズ)
・TMO(サーモ・フィッシャー)
・BA(ボーイング)
・NOW(サービスナウ)
・CME(CMEグループ)
・PXD(パイオニア・ナチュラル・リソーシズ)
4/27(木)
・AMZN(アマゾン)
・MA(マスターカード)
・LLY(イーライリリー)
・MRK(メルク)
・ABBV(アッヴィ)
・TMUS(Tモバイル)
・CMCSA(コムキャスト)
・BMY(ブリストルマイヤーズ)
・INTC(インテル)
・CAT(キャタピラー)
・MO(アルトリアグループ)
4/28(金)
・XOM(エクソンモービル)
・CVX(シェブロン)
・CHTR(チャーター・コミュニケーションズ)
それぞれの決算発表については、また当ブログでも追いかけていきたいと考えています。
企業決算を確認するのに
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まとめ
【アフターで爆上げのマイクロソフト】企業決算が相場を決める米国市場をまとめます。
昨日の米国市場はナスダックを中心に大きく下落しました。
特別大きなニュースがあったワケではありませんから、大型株の決算発表を前に投資家は資金を回避させたと考えています。
アフターで決算発表のあったマイクロソフトとグーグルは、それなりに好決算だったと思われますので、今夜には市場全体がリバウンドするものと考えています。
とはいえ、メタやアマゾンの決算発表が続き、来週にはアップルの決算やFOMCがありますから、まだまだボラティリティの高い相場が続きそうですね。
『セルインメイ』となるようなら、5月からは少し相場が弱くなるかもしれませんね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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