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こんにちは!
2022年を眺めている『ここ屋』よ!
2022年も3日目を迎え、いよいよ米国市場も明日から開始されます。
今年こそ良いパフォーマンスを出せるようにと意気込んでいる人も多いとは思いますが、どんな投資戦略や投資方針を打ち出しましたか?
計画なくして結果は出せません。
試験勉強もそうですよね?
対策と傾向をもってして試験に取り組みますよね?
試験勉強をするにあたって大切なのは、過去の傾向を知ることです。
試験と投資が同じとは言えませんが、未来がわからない以上、過去を参考にする以外に対策の取りようがありません。
直近の過去を振り返って今後の方針を決めることは、無防備で未知に突っ込むよりは防御力が上がると思います。
そこで今回の記事では、2022年に勝つためには2021年を把握せよ!と題して米国市場の流れをつかんでおきましょう。
2022年に勝つためには2021年を把握せよ
2021年の米国市場を振り返って、マーケットの流れをつかむことで2022年の投資方針に活かしていきたいと思います。
昨年から米国株投資をはじめたばかりの人もいると思いますので、2021年が米国市場にとってどんな1年だったのかもおさらいしていきたいと思います。
米国ETFの1年間のヒートマップ
まずは、昨年(2021年)1年間の米国ETFのリターンをヒートマップで確認していきます。
S&P500指数は連続2ケタリターン
S&P500指数に連動するETF(SPY、IVV、VOO)は27%もの上昇をしています。
S&P500指数が20%以上の上昇した年は、直近20年を眺めると5回ありました。
特に、3年以上2ケタ成長したことは非常に珍しいことであり、これが4年以上連続といった状況が起きる可能性は限りなく低いと言われています。
NASDAQ100指数の成長率は鈍化する?
一方で、NASDAQ100指数に連動するQQQは、26.8%の上昇とS&P500指数とほぼ変わらないものの、直近5年(2017年から2021年)では初めてS&P500指数にアンダーパフォームしました。
これは、2022年以降のトレンドがハイテクからバリューに移行する可能性を示唆しているかも知れません。
全米株式(VTI)は24%上昇
VTIのパフォーマンスはS&P500指数のそれとほぼ変わらないことが知られていますが、過去20年のパフォーマンスは10勝10敗ではあるものの、トータルリターンの差はほとんどありません。
VTIがS&P500をアンダーパフォームした年というのは、大型株が好調だったと判断することができます。
逆に考えると、小型株を含むVTIがS&P500をアウトパフォームする年は、景気敏感株の小型株のパフォーマンスが良かったと判断できます。
2021年のVTIのパフォーマンスがS&P500をアンダーパフォームしたと言うことは、今後の株式市場の成長が鈍化することを示唆しているかも知れません。
ダウ30は18%の上昇に留まる
ダウ工業株は30種をベンチマークとしており、上位構成銘柄はUNH(ユナイテッドヘルス)、GS(ゴールドマンサックス)、HD(ホームデポ)、MCD(マクドナルド)、V(ビザ)などを含んでいます。
ダウ指数がS&P500やNASDAQ100に劣後した理由は、2021年はハイテクやグロース株が好調だったことがあげられます。
ただし、2022年以降はバリュー株が好調だと予想されているため、ダウがS&P500をアウトパフォームする可能性もあります。
米国ETFの1ヶ月間のヒートマップ
2021年の1年間の米国ETFのヒートマップを確認した後に、直近1ヶ月(2021年12月)のヒートマップを確認することで、現在の米国市場の流れがどこにあるのかを確認してみましょう。
ここで注目すべきは、先に確認した4指数(S&P500、NASDAQ100、全米株式、ダウ)の上昇率です。
ハイテク中心のQQQが2.77%の上昇しかしていないのに対して、VTIが4.9%の上昇、SPYが5.43%の上昇、DIAが6.71%の上昇をしています。
2022年の利上げが意識された米国市場は、リスクの高いハイテク株よりも、業績相場に強いバリュー株にすでにシフトしていることが見て取れます。
ハイテクは終わりなんか?
利上げが意識されている間は
ハイテク株には逆風相場なのよ!
S&P500の1年間のヒートマップ
次に個別株(S&P500)の2021年1年間のヒートマップを確認していきます。
ほとんどの個別株が大きく上昇しています。
特に、GOOGL(アルファベット)は+65.3%、MSFT(マイクロソフト)は+51.21%、TSLA(テスラ)は+49.76%、NVDA(エヌビディア)は+125.28%と、ハイテク株が強かった1年でした。
一方で、エンタメのDIS(ウォルトディズニー)は▼14.51%、通信のT(AT&T)は▼14.46%、金融のPYPL(ペイパル)は▼19.48%と厳しい1年となりました。
S&P500の1ヶ月間のヒートマップ
さらに個別株(S&P500)の直近1ヶ月(2021年12月)のヒートマップを確認してみます。
大型株やハイテク株の上昇が鈍化している代わりに、バリュー株中心に2021年に売られていた銘柄が買われ始めていることが見て取れます。
完全に金融相場から業績相場に移行していることが確認できます。
1年間のセクター別パフォーマンス
次に、2021年(1年間)のセクター別パフォーマンスを見てみます。
1年を通じて全てのセクターが上昇しています。
ただし、S&P500指数をアウトパフォームしたのはエネルギーセクターと不動産セクターのみに留まり、その他セクターは指数以下のパフォーマンスでした。
ハイテクセクターすら
指数と同等だったのね!
不動産セクターの上昇が意外やな
特に生活必需品セクターと一般消費財セクターに関しては、1ケタ成長といった劣後をしています。
しかし、経済成長が鈍化する時には生活必需品セクターなどが上昇することも覚えておきましょう。
1ヶ月間のセクター別パフォーマンス
次に直近1ヶ月(2021年12月)のセクター別パフォーマンスを見ていきます。
年間パフォーマンスに次いで、不動産セクターが買われていることが確認できます。
インフレと共に不動産バブルが起きているようです。
2022年もインフレは長期化が予想されていますので、不動産セクターはまだ上を目指せそうですが、どこかでバブルがはじける可能性もありますので、今から不動産セクターに乗る人は相場に注意を払うことを忘れないようにしましょう。
一方で、情報技術セクターは3%の上昇に留まっており(S&P500指数の上昇は5.4%程度)、2022年もハイテクセクターには厳しい相場が予想されます。
全世界株式の1年間のヒートマップ
次に全世界株式に視野を広げてみましょう。
1年を通して世界の株式市場は、比較的堅調だったと言えそうですが、注目すべきは中国市場の暴落です。
恒大集団のデフォルトをはじめとして、中国ではすでに景気減速が進行しています。
現に中国当局は金利低下政策を出しており、景気の活性化を図っています。
コロナショックからいち早く回復した中国ですが、景気の過熱からバブルがはじけたと言っても良さそうです。
中国の経済鈍化やインフレは、他国にも波及する可能性は高いと考えられており、米国市場にも大きな影響を及ぼしそうです。
全世界株式の1ヶ月間のヒートマップ
全世界株式の直近1ヶ月(2021年12月)のパフォーマンスを見ると、中国の下落がとまらないことが見えます。
一方で、欧州のマーケットは上昇基調にあることが確認できます。
2022年の米国市場の上昇が限定的と予想されているのに対して、米以外の先進国の株式が好調だと予測しているアナリストが多いことも覚えておきましょう。
2022年の米国市場の上昇が鈍化するようなら、VEA(米国を除く先進国株式)などへの投資も面白いかも知れません。
2022年に勝つためには2021年を把握せよ!まとめ
2022年に勝つためには2021年を把握せよ!をまとめます。
過去のトレンドやリターンを見て、もっとも上昇している銘柄などに投資をすることは筋の良い投資ではありません。
すでにレッドオーシャンのセクターに乗り込んでも、市場の養分になってしまうだけです。
基本はインデックス投資を軸として、株式市場から退場しないような戦略が必要です。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
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