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こんにちは!
来週こそ上昇の週になって欲しい
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の相場で下落した米国市場は、週間ベースで再びマイナスとなってしまいました。
下落トレンドを抜けたかに見えた相場でしたが、何が原因で転落してしまったのでしょうか?
どうやら昨日発表された雇用統計が大きく影響したようです。
それでは6/3の米国市場の値動きを振り返り、5月の米雇用統計について確認していきましょう。
記事の後半では経済界の要人が考えている
今後の米国市場についても解説しとるで
6/3米国市場の値動き
先週に続いて今週もプラスで終えることができるかに注目が集まっていましたが、そのためにも重要な1日でした。
結果として大きなマイナスとなることで、週間ベースでは下落の週となってしまいました。
では早速、昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
寄り天から下落するも買い戻しの入った米国市場
昨日6/3の米国市場は、3指数ともマイナスでオープンすると、さらに売られる展開となりました。
・S&P500…▲1.64%
・ダウ…▲1.06%
・NASDAQ…▲2.68%
寄り付きより売り圧力が強く、午後にかけて買戻しが入るも引けにかけて一段と売り込まれる1日となりました。
終末は売られやすいわね!
全体的に下落しましたが、特に大型グロースの売り圧力が強かったようです。
そろそろ落ち着いて欲しいわ
ジワジワ上昇をはじめた長期金利
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、再び3%向かって上昇しそうな動きをしました。
1週間かけてジワジワと上昇していますので、来週には3%を超えてくるかも知れませんね。
QTでさらに上がるかもな
一気に上昇したら要注意よ!
VIX低下で恐怖が去るも株価は下落
このところ下げ目線だった恐怖指数のVIXでしたが、25を切る水準まで下がってきたのに株価は下落するといった不思議な現象が起きました。
先物市場を元にVIXが変動するのですが、株式市場が毎日のように困惑しているのを示唆しているようです。
20まで下がれば安心できるわね!
S&P500ヒートマップ
昨日のS&P500ヒートマップを眺めると、エネルギー以外のほとんどが下落する相場となりました。
一昨日の上昇を打ち消すように、ほとんどの銘柄が下落しました。
昨年まで人気だった大型テック株が売り込まれる傾向があります。
大型株に投資していれば儲かる時代は終わったのかも知れません。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、エネルギーセクター以外の10銘柄が下落しました。
・エネルギー…+0.99%
・資本財…▲0.56%
・公益事業…▲0.58%
・ヘルスケア…▲0.91%
・生活必需品…▲0.95%
・素材…▲1.31%
・金融…▲1.37%
・不動産…▲1.44%
・通信…▲2.37%
・情報技術…▲2.59%
・一般消費財…▲2.94%
昨日の相場の下落は、今年の下落相場を色濃く表していたように見えます。
年初来リターンはエネルギーセクターは大きく上昇しており、公益事業セクターと素材セクターはかろうじてプラスを保っています。
一方で、一般消費財セクターや情報技術セクター、通信セクターなどは年初来で▲20%以上のマイナスとなっています。
いつ回復に向かうんやろ
強かった米雇用統計(5月)に楽観視される経済
予想を超える強い雇用統計が発表されたことで、経済への楽観が示唆されました。
昨日発表された5月の米雇用統計の結果と、株式市場に与える影響について検証していきましょう。
予想を超える5月の米雇用統計
雇用の最大化が達成されたと考えられる米国では、労働参加者がさらに増加傾向にあります。
雇用統計の概要をまとめました。
インフレの抑制に一役買った賃金上昇の低下
5月の米雇用は堅調なペースで増加した一方、賃金の伸びは抑えられました。
人件費の高騰は根強く続く傾向があるため、インフレ抑制の大敵となります。
まだ前月比で0.3%増加傾向にあるも、予想以上に抑えられていた賃金には、今後のインフレ低下に一役買ってくれそうです。
労働参加率の上昇で『人手不足解消』に向かうのか
コロナ禍より上昇した失業率も、以前の水準にまで低下をしていますが、労働市場への参加率は低下するといった状況が起きてきました。
ロックダウンや子どものリモート学習により労働参加者が減少するとともに、コロナをきっかけにリタイヤする人が増えたことが要因のようです。
失業率が減少しても労働参加者そのものが減ってしまっては、人手不足が解消されない状況が続いていましたが、ここにきて市場に労働力が戻ってきたようです。
このまま労働参加者が増えることで、サービス業を中心に企業業績が戻ってきてくれることが期待されます。
強い経済を足場に利上げが加速する
労働参加率の上昇などの雇用の改善は、経済にとっては要ニュースに感じるかも知れません。
しかし、現在の経済情勢を考えると必ずしも『良いニュース』が『良いニュース』となるとは限りません。
歴史的なインフレ下にある米国では、FFレートの引き上げやバランスシートの縮小が急がれています。
株式市場の混乱を含めてリセッションを避けたい中央銀行は、慎重な金融引き締めを目指していますが、強い経済状況が確認できれば、より急速な金融引き締めを実施する可能性があります。
昨日の株式市場が大きく下落したのは、5月の雇用統計が予想以上に強かったことが要因と言えそうです。
経済界の要人による今後の市場予想
今年に入ってから続落してきた米国市場も、先週の株価上昇で一旦の『底打ち』と考えられてきました。
しかし、経済界の要人はそんなに楽観視していないようです。
ウォール街では警鐘を鳴らす要人も
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、景気後退に対して備えるように投資家に警鐘を鳴らしているようです。
この他にもゴールドマンサックスの代表や、テスラのイーロン・マスクCEOも景気後退に対する意見は同調しており、高インフレや利上げに関して警戒感があるとコメントしています。
リセッション入りは回避できない?
景気後退を示すリセッションは株式市場の暴落を伴ないます。
FRBのパウエル議長は、リセッションを起こさずにインフレを抑制する『ソフトランディング』を目指していますが、米金融大手シティグループのフレーザーCEOはリセッションを回避することは困難になるとの見方を示しました。
一方で、エコノミストらは、来年に米経済がリセッション入りする可能性は依然として低いと判断しているようで、今後1年間にリセッション入りする確率は30%とみられています。
しかし、3月時点の15%からは上昇していることを考慮すると、今後ますますリセッション入りの懸念は広がってきそうです。
FRB要人も早速タカ派に
クリーブランド連銀のメスター総裁は、6月、7月の0.5%利上げすることに加え、9月にも0.5%の利上げを支持すると語りました。
『9月の利上げ幅に関してはインフレの状況を考慮する』としてきたパウエル議長のコメントとは裏腹に、他のFRB要人はよりタカ派意見に傾きつつあります。
【米国市場に警鐘が鳴る】堅調な雇用統計とは裏腹に下落する株式市場まとめ
【米国市場に警鐘が鳴る】堅調な雇用統計とは裏腹に下落する株式市場をまとめます。
昨日の米国市場は、雇用統計の発表などを受けて3指数ともに大きく下落しました。
インフレ抑制と共に景気後退懸念が広がる米国市場で、株式市場も不透明感が増しています。
重要な経済指標の発表が続くなかで、まだまだ株式市場のボラティリティは高いようです。
『下落の底は見えた』と判断するには時期早々かもしれませんね。
マイクロソフト買ってしもうたわ
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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