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こんにちは!
さすがに株式投資に弱気になっている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
ついに暴落級の大幅値下げが襲った昨日の米国市場ですが、もはや復調の兆しは微塵も感じることはできません。
インフレの鎮静化に淡い期待を抱いて上昇してきた相場に、インフレの高止まりという現実が襲ってきた模様です。
予想を超える消費者物価指数(CPI)に対して、恐らくFRBも素早く反応するであろうことが予想され、株式市場に嫌気されたことによる下落はしばらく続きそうです。
何もかもが下がる市場において、我々個人投資家はどのような戦略をとれば良いのでしょうか?
それでは6/13の相場を振り返り、FRBによる利上げ観測について確認していきましょう。
FRBによる利上げ観測は
記事の後半で解説してるで
6/13米国市場の値動き
今週も下落からはじまった米国市場ですが、5月末の上昇を打ち消して年初来安値を更新してしまいました。
今後も上昇の目途の立たない相場に対して、外部要因を確認していきましょう。
為替も$1=134円台からは
下がらないわね!
底が見えなくなった米国市場
6/13の米国市場は、寄り付きより急落して一時は買い戻しが入りましたが、引けにかけて再び大きく下落していきました。
・S&P500…▲3.93%
・ダウ…▲2.77%
・NASDAQ…▲4.67%
高インフレを受けて利上げ観測の強まったことに嫌気され、株式に売り圧力が集中したようです。
どんどん下落幅が大きくなっとる
さらに下落zつりょくは強まるわよ!
全てのサイズが売られていますが、バリューよりもグロースが大きく下げています。
特に小型グロースが弱かったな
急騰した長期金利に緊張感が高まる
先週までは3%前後を推移してきた長期金利(米10年債利回り)でしたが、インフレ率の発表を受けて続伸しています。
一時は3.4%を超える場面もあるほどの急騰を見せ、2011年4月以来の高水準となりました。
長期金利の上昇は、株式のリスクプレミアムの縮小を意味するため、株式市場から資金が流出していってしまいます。
リスクオフで急騰したVIX
予想を超える高インフレに、株式市場は急落しVIXは急騰しました。
3月以来の高水準にまで上昇したVIXですが、市場に本当の恐怖が襲った時は40を超える水準にまで上昇します。
市場に恐怖がまん延していないところを見ると、まだまだダウンサイドも大きいようです。
リーマンショックやコロナショック時の
VIX指数は70を超えていたわよ!
S&P500ヒートマップ
6/13のS&P500ヒートマップは、3日連続の血の海となりました。
昨日の下落が1番ヒドかったわね!
大型グロースを中心に急落した1日となりましたが、もはや暴落と呼んでもいいレベルの下落をしています。
時価総額の大きい銘柄が5%以上も下落するなんて、どれだけの資金が流出してしまったのでしょうか。
他にもクルーズをはじめとするレジャー関連銘柄も▲10%前後の急落をしています。
もう個別銘柄の下落理由なんてないわね!
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、全セクターが大きく下落した1日となりました。
また全セクターが下落の日が続いたな
・生活必需品…▲2.36%
・ヘルスケア…▲3.31%
・金融…▲3.39%
・資本財…▲3.39%
・通信…▲4.38%
・公益事業…▲4.5%
・素材…▲4.57%
・エネルギー…▲4.62%
・不動産…▲4.77%
・情報技術…▲4.83%
・一般消費財…▲5.46%
先週末も全セクターが下落をしていましたが、昨日の急落は絶望的な売り圧力でした。
去年までは想像できなかったビジョンやな
インフレ抑制のために利上げ観測高まる
先週発表された5月の米消費者物価指数(CPI)が、予想を上回る強い数字だったことで政策金利の利上げ観測が高まりました。
今後の利上げペースは、これまでの市場予想よりも急がなければならない状況に置かれたようです。
6月の利上げは0.5%?0.75%?
3月からはじまったFFレートの引き上げについて、今後6月、7月、9月の利上げ幅の予想が上方修正されたようです。
FedWatchによる市場予想では、6月の利上げ幅は0.5%だった数日前とは急転して、現在では0.75%の利上げを織り込み始めました。
6/14、15に予定されているFOMCでは、FRBのパウエル議長に意見の変更はあるのでしょうか?
この前まで0.75%は検討してない言ってたよな
意見の急転は市場の混乱を巻き起こすわね!
もし0.75%の利上げが実装されるようなら、1994年以来となります。
今週予定されているFOMCに注目
年間8回行われるFOMCが、今週の6/14、15に予定されています。
FOMCとは連邦公開市場委員会の略で、米国の政策金利などの重要な金融政策を決定する会合のため、マーケットに与える影響は大きく、世界中の投資家から注目を浴びています。
FOMCで決定された政策が市場予想と大きく異なると、金融市場にショックが起こり得るため、今週の株式市場には緊張感が高まっています。
これまで0.5%の利上げを公言してきたパウエル議長からの口から『0.75%』と聞かれるようなことがあれば、株価はもう一段階下を目指す展開になりそうです。
その後の利上げも急ピッチに変更されるの?
パウエル議長はインフレが落ち着くまで利上げを継続すると発表していますが、米国の政策金利はどこまで上昇するのでしょうか?
特に1回での利上げ幅や利上げペースについては、前例のないほどの急ピッチでの利上げが予想されているため、株価への影響も計り知れません。
6月に続いて7月の利上げ幅にも市場予想の変更があったようです。
市場予想では、6月に続き7月のFOMCでも0.75%の利上げの公算が高くなってきました。
年内の利上げはどこまで?
現在までのことろ、5月までに0.75%(3月に0.25、5月に0.5)の利上げが実施されてきましたが、今後の市場予想を表にしてみました。
FOMC開催月 | 3月 | 5月 | 6月 | 7月 | 9月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
利上げ幅 | 0.25% | 0.5% | 0.75% | 0.75% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
政策金利 | 0.25-0.5 | 0.75-1.0 | 1.5-1.75 | 2.25-2.5 | 2.75-3.0 | 3.25-3.5 | 3.75-4.0 |
FedWatchの予想では、年内に4.0%まで利上げを実施するとのことですが、米経済が耐えられるとは考えにくいですね。。。
利上げっていつまで続くの?
FRBによる利上げの目的は、インフレの抑制です。
利上げがいつまで続くのかと言えば、インフレが抑制されるまででしょう。
インフレ率が2%台に低下するまで利上げは継続されると考えられますが、FedWatchの予想では2023年の3月まで続くようです。
これリセッション起きるやろ
今はリセッションよりもインフレね!
【0.75%の利上げ織り込む】終わりと捉えるか始まりと捉えるか投資スタンスを決める時まとめ
【0.75%の利上げ織り込む】終わりと捉えるか始まりと捉えるか投資スタンスを決める時をまとめます。
消費者物価指数(CPI)の発表により、米国市場は急落する結果となりました。
今週開催されるFOMCでの利上げ幅も0.75%になる可能性が高まり、株式市場は一気にリスクオフに傾きました。
このままインフレの鎮静化が見られないようだと、年内4%までの利上げも視野に入ることで、株式市場が上昇することは難しくなります。
今回の下落が暴落の始まりと捉えるか、既に織り込んだ株式市場の下落は底を付けたのかと判断するのかはあなた次第ですが、株価の底はまだまだ深そうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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