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こんにちは!
もうあきらめてジッとしていようと思っている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の急落によって週間ベースでも大幅に下落した米国市場でしたが、ついに暴落がはじまったと捉える人も多かったと思います。
下落の要因は消費者物価指数(CPI)の発表によるものでしたが、予想を超えるインフレ率に市場が耐えられなかったようです。
米国以外でも金融危機が起こっており、世界中が経済に対する恐怖に怯えているようです。
それでは6/10の相場を振り返り、週間ベースの市場の騰落ついて確認していきましょう。
5月の米消費者物価指数(CPI)は
記事の後半で解説しているで
6/10米国市場の値動き
昨日は連日の下落に追い打ちをかけるような急落となった米国市場ですが、今後の相場も不安視されるような売り圧力に恐怖が蔓延しています。
下落の要因は、消費者物価指数(CPI)の発表によるところが大きいのかと思いますが、まずは6/10のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
為替も$1=134.45円にまで
円安が進行してるわね!
底が見えなくなった米国市場
6/10の米国市場は、寄り付きより急落して上昇することなく、引けにかけても大きく下落していきました。
・S&P500…▲2.73%
・ダウ…▲2.73%
・NASDAQ…▲3.53%
CPIの発表によって高インフレに嫌気された株式に売り圧力が集中したようです。
もうこのレベルの下落は
来ないと信じておったのに
まだまだ下落リスクはなくなってないわ!
全てのサイズが売られていますが、バリューよりもグロースが大きく下げています。
特に大型グロースが弱かったな
週間ベースでも大きく下げた3指数
先週の1週間で3指数の値動きを確認すると、週末にかけての下落が大きいことがわかります。
・S&P500…▲5.25%
・ダウ…▲5.31%
・NASDAQ…▲6.94%
特にナスダックの下落が大きく、7%といえば米国市場の年間成長率ほどが1週間で売られたことになります。
急騰した長期金利に緊張感が高まる
3%前後を推移してきた長期金利(米10年債利回り)でしたが、インフレ率の発表を受け急騰しました。
一気に3.15%を超えてきた長期金利ですが、もはやこれだけ利回りが上昇するのであれば、リスクを取ってまで株式に投資をする意味はなくなってしまいますね。
結局、株価は長期金利次第ね!
米国債の利回りが上昇することで、ドル高が進行している要因のひとつとなっていますが、ユーロ圏でも利上げが始まったことで、円安リスクはさらに高まったようです。
日本円の価値がどんどん減ってくな
思ったほど急上昇しなかったVIX
予想を超える高インフレに、株式市場は急落しVIXは上昇しました。
恐怖指数のVIXは27を超える水準にまで上昇してはいるものの、株式市場がここまで急落したのに対して、上昇率はそこまで大きなものとはなりませんでした。
今までなら余裕で30は超えてくる水準やったな
株式市場の急落は一時的と
判断されているのかも知れないわね!
S&P500ヒートマップ
6/10金曜日のS&P500ヒートマップは、2日連続の血の海となりました。
もう出血多量よ!
大型テックを中心に急落した1日となりましたが、比較的ディフェンシブ銘柄の下落が限定的だった印象があります。
この下落相場でもプラスのリターンを出せている銘柄もあるようで、ディフェンシブ銘柄の底堅さを再認識する1日でした。
ポートフォリオを見直しするのは
今からでも遅くないわよ!
1週間のS&P500ヒートマップ
S&P500銘柄の1週間のヒートマップを見ても、米国市場の急落を感じる週となりました。
5%以上の下落をしている銘柄も珍しくなく、10%以上の急落をしている銘柄もありました。
他にもクルーズは軒並み▲15%以上の急落となり、ホテル銘柄も10%前後の下落となっています。
そういえば旧フェイスブックのティッカーが、FBからMETAに変更されましたね。
『GAFAMに投資していれば大丈夫』といった時代もありましたが、GAFAMの称号は名実ともに終焉を迎えたようです。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスは、全セクターが大きく下落した1日となりました。
また全セクターが下落の日が続いたな
・生活必需品…▲0.66%
・公益事業…▲1.02%
・ヘルスケア…▲1.80%
・エネルギー…▲2.04%
・素材…▲2.22%
・不動産…▲2.53%
・通信…▲2.88%
・資本財…▲2.98%
・金融…▲3.34%
・一般消費財…▲3.68%
・情報技術…▲3.89%
前日も全セクターが▲2%以上の下落をしていましたので、2日間の急落は投資家の希望を打ち砕くには十分な下落となりました。
連日上昇する相場に戻って欲しいわ
1週間のセクター別パフォーマンス
1週間のセクター別パフォーマンスを確認していきますが、もう下落相場を見たくないといった人はスクロールしてください。
・エネルギー…▲2.01%
・生活必需品…▲2.87%
・ヘルスケア…▲3.65%
・通信…▲3.86%
・一般消費財…▲4.18%
・公益事業…▲4.24%
・資本財…▲5.31%
・不動産…▲5.31%
・素材…▲5.63%
・情報技術…▲6.3%
・金融…▲6.35%
先週の急落のほとんどは週末2日間によるものが大きく、要因のほとんどがインフレ懸念により下落しました。
今後も高インフレが続くようなら、近付いてはいけないセクターが浮き彫りになりましたね。
5月の米消費者物価指数(CPI)
6/10金曜日のマーケットオープン前に、5月の米消費者物価指数(CPI)が発表されました。
結果は予想を上回る高水準なインフレ率でしたので、株式市場が急落するといった状況となりました。
CPIの数字とともに、米国市場に与える影響について解説していきます。
予想を上回った5月の米消費者物価指数(CPI)
6/10(金)に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)は、市場予想を全て上回ったことでインフレが再加熱していることが示されました。
昨年の4月辺りから徐々に上昇をはじめたインフレ指数は、40年ぶりとなる高水準にまで達しています。
『インフレはピークアウトした』と考えられてきた市場では、再加熱したインフレに反応して株価が急落する場面となりました。
FRBは利上げペースを上げるやろな
株価への影響は利上げの方が大きいわね
特に食品とエネルギーを除くコア指数が上昇してしまったことが、利上げを加速させる可能性があります。
パウエル議長はコア指数に
注目しているって言ってたわね!
エネルギー価格とかはFRBが
コントロールすることはできんもんな
さらに急速な利上げが予想されるFFレート
5月に0.5%上昇したFFレートでしたが、パウエル議長もその後も0.5%の利上げを複数回にかけて実施することをコメントしてきました。
しかし、インフレの高止まりを目の当たりにしたことで、市場の利上げ予想はさらにタカ派寄りとなりました。
6月、7月に0.5%利上げした後で、インフレが鎮静化しているようなら9月の利上げ幅は0.25%になるとか、利上げはないかも知れないなどの憶測がされることで、株式市場は上昇に転じてきました。
しかし、今回のCPIの発表により9月の利上げ予想が一気に0.75%上昇する割合が浮上しました。
0.75%の利上げなんか前代未聞やな
未知の利上げに株価は急落したのね!
フラットニングが進行するイールドカーブ
米国債利回りの長短金利差を示すイールドカーブは、再びフラットニングに向かっています。
特に10年債利回りに対して2年債利回りが近接しており、3月末に起きた逆イールドカーブ現象が起きないかが心配されています。
3.165にまで上昇した10年債利回りに対して、2年債は3.0673まで肉薄してきました。
再び逆イールドカーブが発生するようだと、リセッション入りの現実味が帯びてきます。
【GAFAMの終焉】CPI発表でインフレに弱いセクターが浮き彫りに まとめ
【GAFAMの終焉】CPI発表でインフレに弱いセクターが浮き彫りにをまとめます。
消費者物価指数(CPI)の発表により、米国市場は急落する結果となりました。
FFレートの利上げは9月に0.75%となる公算が高まり、市場には更なる緊張感が高まっています。
『株価の下落は底を打ったと』予想する声が聞かれた中での株価急落に、落胆した人も多いはずです。
ここからのダウンサイドもまだ大きい可能性もありますので、強気になるには時期早々のようです。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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