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こんにちは!
ジリジリと資産を減らしている
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は、多くの投資家の期待を裏切って続落して週末を迎えました。
S&P500は5週連続で下落したことで、およそ1年前の株価にまで後退しています。
ここまで下落すれば、そろそろ反転するのではないかと考えて買い向かう投資家も多いようですが、筆者はまだ買い時は少し先なのではないかと考えています。
昨日と今週の米国市場の値動きを振り返って、今後の相場の展開を眺めていきたいと思います。
米国市場の下落はまだ序の口
4月には大きく下落した米国株ですが、5月に入っても下落トレンドから抜けることは難しく見えます。
FOMCは無事に通過したと言えども、FRBによる利上げは始まったばかりです。
不安要素が多いなかで、米国市場の下落はまだ序の口であるように見えます。
5/6の米国市場3指数の値動き
昨日の米国市場を眺めると、オープンから大きく下落していましたが、その後は徐々に持ち返す展開となりました。
しかし、上昇は続かずに引けにかけて売られる展開となりましたが、週末にかけてショートポジションの買戻しが入ったように見えました。
・S&P500…▲0.52%
・Dow…▲0.28%
・NASDAQ100…▲1.23%
3指数ともに下落しましたが、特にNASDAQ100は大幅に続落しています。
全体的に売られる展開となりましたが、もっとも下落したのは小型グロース株でした。
やはり長期金利の上昇が影響しているようです。
上昇を続ける米債券利回り
FOMC後のパウエル議長の発言により、一旦は落ち着きを見せたと思われた長期金利でしたが、昨日も連日の上昇をしています。
10年債利回りは+0.59%上昇して、とうとう3.1%を超えてきました。
2年債利回りが+1.44%上昇してきたことも気になるところで、イールドカーブのフラットニングが再び警戒されます。
逆イールドカーブが発生した先月に比べれば、フラット化にはもう少し猶予がありますが、1年前と比較すると長短金利差が狭まっていることには留意したいところです。
恐怖指数VIXは高止まりを継続
S&P500の恐怖指数であるVIXは、依然として高水準を継続しています。
30を超えると高水準と言われるVIXですが、2週連続で高止まりを見せています。
VIXが徐々に下落してくれないことには、S&P500の上昇は考えにくいと思います。
上昇と下落が入り交じる1日となったS&P500
株価指数は下落したS&P500でしたが、銘柄やセクターによって上昇と下落が入り交じる相場となりました。
AAPL(アップル)を除く大型テックは軒並み大きな下落をしましたが、小売りや動画サービス、フィンテクやレジャー関連が大きな下落を見せました。
エネルギー株や一部の生活必需品銘柄はプラスで終えることができましたが、全体としては売られる展開となりました。
エネルギーセクターの優位は健在
昨日のセクター別パフォーマンスを眺めると、まだまだエネルギーセクターの優位は健在のようです。
・エネルギー…+1.87%
・公益事業…+0.55%
・生活必需品…▲0.57%
・ヘルスケア…▲0.86%
・金融…▲0.89%
・資本財…▲0.92%
・不動産…▲1.17%
・素材…▲1.32%
・情報技術…▲1.36%
・通信…▲1.51%
・一般消費財…▲1.66%
ヘルスケア銘柄(ファイザーやイーライリリーなど)は強かったものの、メディカルデバイスや医療機器分野が売られることでセクターではマイナスリターンになっています。
ハイテク、通信、シクリカルは連日ボコボコやな
5週連続で下げ相場となった今週の米国市場
5週連続の安値をつけたS&P500は、およそ1年前の株価にまで下落しました。
今週の1週間を振り返って、経済指標の発表を含めながら来週以降の展望を眺めてみましょう。
パウエル効果も1日限り
今週の米国市場は、FOMCを前に大きく下落した先週とは打って変わって月・火・水曜日と続伸して始まりました。
特に水曜日の大きな上昇は、FOMC後のパウエル議長の記者会見によるものでした。
5月のFFレートの引き上げは、市場の予想通りの0.5%にとどまり、バランスシートの縮小は6月からと予想と一致したことで、市場の安心感が広がりました。
特に、記者からの質問に対して『6月の0.75%は検討していない』とコメントしたことで相場は一気に上昇した1日となりました。
・S&P500…▲0.97%
・Dow…▲0.21%
・NASDAQ100…▲1.87%
って言いながらも終わってみれば、木・金曜日の下落により1週間で見ると3指数ともに下落した相場となりました。
全体的に上昇銘柄が多く見えるS&P500
今週のS&P500のヒートマップを眺めると、指数が下落した割には上昇を表す緑の数が多いように感じました。
時価総額の大きな銘柄の下落幅が大きいことで、指数全体に大きな影響を与えていますが、銘柄数でいえば上昇した銘柄が多かった1週間となりました。
先週のGAFAMの決算が奮わなかったことが、大型株の下落につながっているようです。
今週もまたエネルギーが強かったセクター別パフォーマンス
今週1週間のセクター別パフォーマンスを眺めても、やはりエネルギーセクターがダントツで買われた週となりました。
エネルギーセクター1強の時期はいつまで続くんでしょうね。
リスクヘッジでエネルギーセクターを
ドンっと買い増したことで助けられてるわ!
セクター別パフォーマンスについては、今週に限ったことではなく年初来でもエネルギーセクターしかプラスリターンを出せていない状況です。
今年は指数握っててもダメらしいな
【まだ買い時じゃない】米国株の下落は序の口だけど売るには遅い!まとめ
【まだ買い時じゃない】米国株の下落は序の口だけど売るには遅い!をまとめます。
今週こそは上昇して欲しいと願っていた投資家も多い中で、米国市場は5週連続の下落といった残念な結果となりました。
パウエル議長の会見後の株価高騰に、『よしっ!これから続伸だ!』と希望を抱いたのは筆者だけではないはずです。
下落には慣れっことなってきた感のある筆者ですが、キャッシュポジション高めるべきとの考えもある中で、売り逃げるには遅すぎるとも考えています。
焦ってあれこれするよりも、じっと耐えていた方が良い結果につながること信じて、今のポートフォリオでしばらく様子を見ようかとも考えています。
今はドル高による含み益で助かっているものの、これから円高に向かうようなら一度ドル資産の『円転』も検討しなければと思っています。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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