⇩クリックでランキングの応援をしてください。
(応援してくれるみなさん、いつもありがとうございます。)
こんにちは!
また1日で200万円溶けた
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は、前日の上昇を打ち消すほどの大きな下落となりました。
パウエル議長のハト派発言による株式市場の上昇効果は、たったの1日で終了ってことになりました。
もう少し続くと思ったわ
こうも毎日のように乱高下を続ける株式市場は、いったい何によって価格が決まるんでしょうね?
ファンダメンタルだとかテクニカルだとか言われますが、結局のところ債券市場次第ってことのようです。
そこで今回の記事では、【米国株暴落の理由】結局株価なんて債券利回り次第なんだよねって話について解説していきたいと思います。
米長期債利回り4年ぶりの3%台へ
米国の10年債利回り(長期金利)は、ついに2018年以来の3%台に達してしまいました。
株式市場にとって長期金利の急激な上昇は、逆風と考えられます。
2022年に急上昇を見せる米長期債利回り
2022年に入ると、米10年債利回りは急激に上昇していることがわかります。
2021年は安定して1.5%前後を推移してきた長期金利ですが、2022年2月には2%の大台に達したと思えば、その後は3ヶ月も満たないうちに3%にまで達してしまいました。
債券利回りが上昇する理由
債券利回りが上昇しているってことは、債券が売られていることになります。
特に長期債が売られているのは、目先のインフレにより長期的な経済成長が期待できないってことになります。
債券トレーダーは、株式のトレーダーよりも慎重かつ現実的と言われており、債券価格は株式よりも早く経済を織り込むと考えられています。
債券市場は株式市場よりも
何倍も大きいのよ!
再びフラットニングに向かうイールドカーブ
長期債の利回り上昇よりも早いペースで短期債利回りが上昇することで、再びイールドカーブはフラットニングが進んでいます。
イールドカーブとは、期間ごとの債券利回りをグラフ化したもので、債券利回りの長短金利差を確認することができます。
1ケ月前には逆イールドカーブが発生していましたが、現在は何とか長期金利の方が高い水準を保っていますね。
特に市場が注目してるのは、10年債利回りと2年債利回りの差です。
現在のイールドスプレッドは0.3ポイント以上ありますが、長短金利差の逆転はリセッション(景気後退)を誘導すると言われていますので、注目しておきたいところです。
債券利回り上昇で株式マーケットからは資金流出
債券利回りが上昇するということは、債券が売られているということです。
これまで低水準で推移していた長期債利回りですが、FEBによるFFレートの引き上げやQT(量的引締め)によるバランスシートの縮小が影響して利回りが上昇しています。
先日開催されたFOMC後のパウエル議長の会見によれば、6月からバランスシートの縮小が開始されるようです。
今後も定期的に債券の売却が継続するようだと、利回りは上昇し株式マーケットからは資金が流出する公算が高いです。
インフレ抑制のための利上げペースは?
2022年3月から開始されたFFレートの引き上げは、3月に0.25%上昇を皮切りに5月にも0.5%上昇が発表されました。
6月の利上げ幅に関しては、市場予想が0.75%に対してパウエル議長は0.5%の上昇に留め、0.75%上昇を否定するコメントをしています。
これにより株式市場はリスクオン相場となり、1日で3%の上昇を見せた株式市場でしたが、翌日の5/5には前日を上回る下落をしました。
前日の上昇をかき消す株式市場の下落
マーケットオープンより売りが続き、最終少し買われましたが寄り天で終了しています。
3指数とも大きな下落でしたが、特にNASDAQ100は▲5%近い下落をしています。
・S&P500…▲3.58%
・Dow…▲3.03%
・NASDAQ100…▲4.98%
大型テック中心に全部安だったSP500
S&P500のヒートマップを見ての通り、昨日の米国市場は全面的に大きく下落しました。
特に大型テックは1日としては記録的な下落をしています。
・AAPL…▲5.57%
・MSFT…▲4.36%
・GOOG…▲4.75%
・AMZN…▲7.56%
・FB…▲6.77%
・NVDA…▲7.33%
・TSLA…▲8.33%
比較的下落が限定的だったエネルギーや生活必需品、ヘルスケアですら1%以上の下落をした銘柄がほとんどでした。
全セクターが下落するも景気後退を予感させるセクターパフォーマンス
11セクターの全てが下落した1日となった米国市場でしたが、景気後退を予感させるセクターパフォーマンスに見えました。
・公益事業…▲1.43%
・エネルギー…▲1.79%
・生活必需品…▲2.25%
・ヘルスケア…▲2.45%
・不動産…▲2.78%
・資本財…▲3.06%
・金融…▲3.23%
・素材…▲3.72%
・通信…▲4.25%
・情報技術…▲5.19%
・一般消費財…▲5.99%
インフレやリセッションに強いセクターは下落が限定的ですが、その分反発も小さいと考えられます。
リスクの取り方は人それぞれですので、今のうちにディフェンシブセクターの割合を増やしておくのも良い戦略だと思います。
【米国株暴落の理由】結局株価なんて債券利回り次第なんだよねって話まとめ
【米国株暴落の理由】結局株価なんて債券利回り次第なんだよねって話をまとめます。
決算シーズンも折り返し、好決算を発表する企業が多い中でも、株式市場全体は下落傾向にあります。
企業がいくら良い業績を出そうとも、結局株価なんてものは債券利回り次第ってことのようです。
まぁでも世界経済は長期目線では右肩上がりに成長するはずですから、インフレが抑制されるまでやり過ごすしかなさそうですね。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
記事が良かったと思ったら⇩クリックしてもらえると励みになります
SBI証券が新サービス『クレカ積立』で、お得にポイントがもらえるサービスです。
SBI証券『クレカ積立』について詳しくはこちら
通常の申し込みページよりもお得な『紹介特典2,000ポイント』がもらえるURLを貼っておきます。
ビットコインと言えば500円から仮想通貨が買えるコインチェック!
このリンクから会員登録すると、もれなく1,000円プレゼントされます!
*紹介URLをクリックして表示されたページから、別のページに移動してしまうと、報酬対象外になります。
コメント