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こんにちは!
いくら資産が溶けたかわからなくなった
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
今週も続落となった米国市場ですが、これで7週連続の下落を記録してしまいました。
今年は厳しい相場が予想されていましたが、誰がここまでの下落を予想できたでしょうか?
いつかは反転上昇するであろう米国市場ですが、早いところ下落は止まって欲しいですよね。
そこで今回の記事では、今週の米国市場を振り返って、反転上昇するのはいつになるのかを勝手に予想してみたいと思います。
7週連続の下落をした米国市場はいつ反転するのか
今週こそは反転上昇してくれるのではないかと予想する投資家の希望を打ち砕くかのように、S&P500は7週連続の下落を記録してしまいました。
特別大きな経済指標の発表があったワケではないのに、続落してしまった理由はどこにあるのでしょうか?
復調の兆しが見える米3指数
結果的に今週は大きな下落を記録してしまった米国市場ですが、少しですが復調の兆しが見えた気がする米3指数の値動きでした。
・S&P500…▲3.43%
・ダウ…▲2.42%
・NASDAQ…▲3.38%
小型株指数のRussell2000は1週間で▲0.6%の下落と、比較的限定的な下落幅でした。
小型株は株式市場の先行指数と言われることもあるので、今後の相場が上向きになることが期待されます。
利上げが確実視されることで落ち着き始めた長期金利
これまで3%を超える高水準で推移してきた長期金利ですが、利上げの不確実性が払しょくされることで安定を見せ始めました。
特に金曜日の引けにかけては一気に下落して、2.78%にまで落ち込んできました。
とはいえ、インフレの鎮静化に時間がかかりそうな米国市場ですから、この低水準がいつまで持続されるかわかりません。
再び3%をブレイクアウトするようなことがあれば、2000年代のような高水準まで一気に上昇する恐れもあります。
高止まりするVIXは相場の恐怖を物語る
S&P500の恐怖指数であるVIXは、現在30を超える高水準で高止まっています。
今年に入り3回目となるVIXの上昇ですが、これまでのような短期的な上昇とは異なり、30を水準に推移しているので、上に抜けて40を超えるような状況になれば株式市場の暴落は避けられないでしょう。
大型テック中心に大きく下落したS&P500
米国市場が上昇するためには、大型株の復活が必須となります。
反対に大型株が下落をするようなら、米国市場は指数を含めて続落することになります。
特に半導体銘柄を含んだハイテク株は軒並み大幅な下落をしていますが、これまでの下落相場と異なる点は、インフレに強いはずの生活必需品銘柄までが売り込まれていることです。
場況が変わったセクター別パフォーマンス
今週のセクター別パフォーマンスを眺めると、相場の場況の変化を感じます。
これまで堅調だったエネルギーセクターは鳴りを潜めはじめ、インフレに強く底堅い上昇を見せてきた生活必需品セクターが大きく下落する展開となりました。
・素材…+2.19%
・エネルギー…+1.85%
・ヘルスケア…+1.65%
・公益事業…+1.04%
・金融…▲0.77%
・不動産…▲2.16%
・資本財…▲2.76%
・通信…▲2.94%
・情報技術…▲3.58%
・一般消費財…▲5.15%
・生活必需品…▲8.7%
生活必需品セクターはWMT(ウォルマート)やTGT(ターゲット)の決算ミスにより大きく売られたことで下落しています。
価格転嫁しやすくてインフレに強く、経済後退局面にも利益を出しやすい生活必需品セクターがこの有様ですから、もう何を信じたらいいかわからなくなってしまいますよね。
これから生活必需品セクターが
上昇するって考えるのなら
いい買い場かもしれないわよ!
買い向かうにしても
今の下げが落ち着いてからがええやろな
それでもやはり、インフレに強い素材セクターや公益事業セクター、ヘルスケアセクターは上昇する展開となりました。
三角持ち合いを下に抜けたビットコインは下値を固める
近年のビットコイン価格は株式市場と相関性が高く、株価が下がればビットコイン価格も下落します。
5月の初旬に三角持ち合いを下に抜けて、昨年の高値から▲50%以上のドローダウンをしました。
一時期の投機熱は完全に抜け切ったようにも思えますが、まだまだボラティリティの高い資産であることに変わりありません。
ウォーレン・バフェットをはじめとする多くの投資家からは、投資資産として認められていないビットコインですが、アセットの一部を投機資産として置くことで株式以上のリターンを望める可能性もありますので、ここまで下落した今はチャンスかもしれませんね。
米国市場の回復は遅くとも秋には・・・
米国市場の金融アナリストのコメントを見ていると、『下落の底は見えている』だとか『まだ下落は始まったばかり』などと、相場の予想はさまざまです。
それだけ不透明な相場ってことだと思いますが、筆者も勝手ながら予想してみたいと思います。
そろそろ底打ちのサインが出るか
現在のS&P500は、昨年11月の最高値から▲20%近い下落をしています。『暴落』と呼ばれる経済の破綻であれば▲30%から▲50%の下落を覚悟する必要がありますが、現在の下落はインフレに対する利上げやサプライチェーンのひっ迫が要因です。
米国の小売売上高やGDP成長率を見ても経済の状況は強く、これは企業決算でも証明されています。
利上げによる株式市場の下落であれば、▲50%までの下落は考えにくいため下落幅は▲30%以内に限られるのではないかと考えます。
現在の暴落は7合目ってことろかしら!
秋には4連続の50bp利上げが完了する
筆者の予想では、2022年の秋には相場が反転すると考えています。理由のひとつとしてFFレート引き上げ幅にあります。
3月に25bpの利上げをした米国市場は、5月の50bpに続き6月、7月、9月で4連続の50bpの利上げが予想されています。
9月にはトータルで2.25%から2.5%の金利水準まで上昇するとなると、米国の中立金利に達する予定です。
その頃には、利上げ幅が確定しているでしょうから、株式には明るい材料となるはずです。
インフレのピークアウトは過ぎている
歴史的な高インフレに苦しむ米国市場ですが、すでにインフレはピークアウトしたと考えられます。
3月に8.5%を付けた後に、4月には8.3%水準に低下しています。
前年同期比で算出されるCPIですから、1年前から上昇してきたインフレ率と比較すれば、そろそろインフレ上昇率は限定的となります。
8月を超えるころには3%に近い水準にまで低下するようなら、株式市場は一気に上昇に転じる公算が高いはずです。
不透明な世界情勢
現在の株式市場を圧迫している理由のひとつとして、不透明な世界情勢があげられます。
中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーンのひっ迫や、ウクライナ情勢によるロシアへの西側諸国の経済制裁などを理由にしてエネルギー価格が上昇していることは、米国市場に大きな影を落としています。
不透明感がひとつずつ解消されることで、株価も上昇に転じることでしょう。
中国は5年に1度の党大会
中国では2022年秋に、5年に1度の党大会が開催されます。サプライチェーンのひっ迫を増大させているロックダウンは習近平総書記による『ゼロコロナ政策』が大きな影響を及ぼしています。
党大会が終わる頃には、ロックダウンも解除され中国経済も上向きになっている公算が高いはずです。
ロシアの経済体力は続かない
ロシアのウクライナ侵攻は長期化が予想されています。
プーチンがやりたいことは理解したいとも思いませんが、いずれにせよ戦争を長期化させてもロシアにメリットはありません。
すでに経済が破綻しているロシアにとって、戦争を続けるほどの経済体力が残っているとは思えません。
すでに3ヶ月が経過した侵略行為も、半年を待たずして無理やり理由をこじつけてまで終息に向かうことでしょう。
米国の中間選挙11月8日
2022年は米国の中間選挙の年となります。米国の株式市場のアノマリーでは『選挙の年は株価が上昇』し、『中間選挙の年は株価が下落する』と言われています。
すでに大きな下落をしてきた米国市場ですが、年末までには年初価格に向けて巻き戻しが入ることでしょう。
【上昇は秋から?】7週連続で下落した米国市場は暴落の何合目なの?まとめ
【上昇は秋から?】7週連続で下落した米国市場は暴落の何合目なの?をまとめます。
今週も下落した米国市場は、いつになれば反転上昇するのでしょうか?
急速な下落が終わったとしても、そのまま回復に向かうのではなく、下値を固めるために株価はヨコヨコを続ける公算が高いです。
足元で強い経済に支えられている米国市場ですから、不透明感が払しょくされる秋頃には株価の反転が期待されます。
とはいえ、株価の予想など投資に何の意味も持ちませんので、相場がどちらに動いても良いように自分の投資スタイルを貫くことが正解かと考えます。
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
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