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こんにちは!
買いそびれた銘柄がある
『ここ屋(@Ram Tky)』よ!
昨日の米国市場は、3日連続となる3指数続伸で今週は週を通して上昇相場となりました。
ダウは8週連続、S&P500とナスダックは7週連続の下落をしてきましたが、今週で続落はストップして今後の巻き返しを期待させる1週間となりました。
『まだまだ下落は続く』『下落相場は始まったばかり』と予想するアナリストも多い中で、もしかしたらこの半年間の下落は底を付けたかも知れません。
まだまだ油断のできない相場状況ですが、一旦の上昇に胸をなでおろした人も多いことでしょう。
当ブログでも『トレンド転換』といった記事を昨日書いたばかりだったので、予想が的中してホッとしているところです。
それでは5/27の米国市場の値動きを振り返り、相場上昇の理由について確認していきましょう。
記事の後半では
PCEデフレータの解説もしとるで
ちなみに5/30(月)はメモリアルデーのため
米国のマーケットはお休みだわよ!
5/27米国市場の値動き
すでにご存じの方も多いとは思いますが、昨日の米国市場も大きく上昇したことで、週足での連続下落記録をストップすることができました。
では早速、昨日のマーケットの値動きを振り返っていきましょう。
3日連続の大きな上昇をみせた米3指数
昨日5/27の米国市場は、3指数ともに買い圧力優勢で久しぶりに3日連続の上昇となりました。
・S&P500…+2.38%
・ダウ…+1.76%
・NASDAQ…+3.29%
寄り付きより強い買い圧力に支えられ、午後も価格を切り下げることなく右肩上がりの相場展開を見せました。
大引けには3連休にショートポジションを持ち越したくない投資家の買戻しにより、急上昇する場面もありました。
S&P500は3日で5%以上も上昇してるわ!
本日もバリューよりグロースが上昇しましたが、基本的に全部高となるリスクオン相場でした。
ハイパーグロース株の上げ幅がエグいな
長期金利はジリジリ下げる展開に
昨日の長期金利(米10年債利回り)は、前日よりほんの僅かだけ下落して2.743といった安定した利回りとなりました。(前日2.761)
5/9には3.2付近の高水準にまで跳ね上がった10年債利回りでしたが、3週間かけてジリジリと下がることで、株式市場には安堵感が広がっています。
急上昇した長期金利がジリジリ下がるのって
今後の株式市場が上昇するシグナルやな
VIX下落で市場から恐怖が抜けてきたように見える
1度は35付近まで上昇していたS&P500恐怖指数のVIXは、26を切るまでに下げてきました。
連日のようにVIXが下がっていますので、株式市場から恐怖が抜けてきたことがわかります。
インフレ懸念が和らいできたようね!
パターン緑のヒートマップ
昨日のS&P500ヒートマップを眺めると、金融緩和時の米国市場を思い出させるような『オールグリーン』の上昇相場となりました。
特に大型テックへの資金流入が大きく、前回決算の良し悪し関係なく上昇していました。
特にTSLA(テスラ)は2日連続で7%台の上昇、NVDA(エヌビディア)は2日連続で5%台の上昇をみせ、指数の上昇にも貢献しました。
セクター別パフォーマンス
昨日のセクター別パフォーマンスを眺めると、連休前のショートカバーによる価格切り上げのように見えました。
・情報技術…+3.59%
・一般消費財…+3.12%
・通信…+2.87%
・不動産…+2.3%
・素材…+2.19%
・資本財…+2.15%
・金融…+1.9%
・エネルギー…+1.8%
・ヘルスケア…+1.27%
・生活必需品…+1.2%
・公益事業…+1.15%
特に昨日大きく上昇した一般消費財セクターや情報技術セクター、通信セクターなどは、ここ数ヶ月でショートポジションが膨らんでいたようで、買戻しによる上昇をしました。
逆に、ディフェンシブセクターはそこまで大きな買いは入らず、エネルギーセクターに関してはそろそろピークを迎えたのかも知れません。
今はディフェンシブよりイケイケセクターの
方が大きく上昇しとるな
ピークを過ぎたインフレを彷彿させるPCEデフレータ
5/27に米PCEデフレータ(4月)が発表されました。
個人消費支出に鈍化が見られたことを好感されて、昨日の株価が上昇しました。
では、PCEデフレータについてもう少し深掘りしていきましょう。
4月米PCEデフレータの結果
まずは、昨日発表された4月の米PCEデフレータについて、結果を確認していきましょう。
数値だけ見せられても何のこっちゃわからんわ
じゃあ少しPCEデフレータについて
簡単に説明していくわね!
PCEデフレータとは
PCEデフレータって、あまり聞き慣れない言葉かも知れませんが、インフレ圧力を計る指標としてFRBメンバーも注目する重要な経済指標です。
PCEデフレータとは、米商務省が毎月末に発表している個人消費の物価動向を示す指標のこと。
引用元:大和証券
個人消費支出(Personal Consumption Expenditure)のデフレーターで、名目PCEを実質PCEで割ったものです。消費段階での物価上昇圧力を測る尺度として用いられます。
CEデフレーターから価格変動が激しい
食品とエネルギーを除いたものを
『PCEコアデフレーター』って呼ぶのよ!
物価上昇(インフレ)の指標って
CPI(消費者物価指数)で計るんじゃないの?
CPIとの違いは?
一般的に重要視されるCPIに比べて、PCEデフレータは調査対象となる範囲が広いとされています。
また、CPIが消費者調査によるデータを基にしているのに対して、PCEデフレータは企業調査によるデータを基に算出されていることが特徴的です。
短期間に生じた消費行動の変化について、CPIでは調整が行われないが、PCEデフレータは代替品などによる行動変化を調整しています。
また、雇用者や政府などが消費者のために支出した金額の変化について、CPIは対象としていませんが、PCEデフレータは対象に含んでいます。
対象の広さや算出式の違いなどから、CPIに比べて発表が遅くなる傾向にありますが、水準はCPIのほうが高くなることがほとんどと言われています。
PCEが鈍化するってどうゆうこと?
4月のPCEデフレータに鈍化が見られたことで、昨日の米国株は上昇しました。
消費が落ち込めば景気は悪くなると思われそうですが、現在の株式市場の敵はインフレです。
PCEが鈍化するというのは、インフレ圧力が弱まったと考えられ、ピークアウトしたインフレに対して金融引き締めが急速になることはないだろうと判断された市場は、好感されて上昇につながったと考えられます。
【インフレピークアウト】続落ストップで反転が期待される米国市場まとめ
【インフレピークアウト】続落ストップで反転が期待される米国市場をまとめます。
昨日の米国市場は、PCEデフレータの発表により大きく上昇することとなりました。
3指数ともに週間騰落も上昇に転じ、7週連続で下落してきたS&P500指数もトレンド転換が起きた可能性があります。
とはいえ、6月のFOMCでも50bpの利上げが予定されているため、株式市場に混乱が待ち受けているかも知れません。
それでも株価は1年以上前までの水準に落ち込んでいますので、これを買い場と考えるかどうかは個人の投資スタンスによると思います。
ちなみに筆者はコツコツと安値になった銘柄を少額ずつ拾っていますよ。
MSFT(マイクロソフト)は
安値で買いそびれたけどな
投資は自分のリスク許容度を理解して、自己責任、自己判断でお願いします。
最後まで読んでくれてありがとう!
レッツ エンジョイ ライフ!
これからも市場の動向や投資に役立つ情報を発信していきますので、良かったらブログランキングのフォローなどもしていただけると嬉しいです。
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