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こんにちは!6月は
安定資産に投資した『ここ屋』よ!
2021年の米国市場は、2020年のバブル相場から一転し、実績相場に移り変わる装いが見えてきました。
コロナショックから続く金融緩和政策は継続されるものの、金融ニュースに敏感な相場が続いています。
2021年の6月のマーケットは、直近6ヶ月の中でも特徴的な値動きを見せました。
そこで今回の記事では、2021年6月を振り返り、米国市場に大きな影響を与えた出来事と、マーケットの1ヶ月の値動きをまとめていきたいと思います。
【2021年6月】米国市場の振り返り
【2021年6月】米国市場の振り返りとして、米国経済指数の発表をはじめとした米国市場に大きな影響を与えた出来事について解説していきます。
【2021年6月】コロナワクチンの普及率
2021年6月24日現在の米国で、コロナワクチンを1回以上摂取した人口比率は54%を超えておりますが、7月4日の独立記念日までに集団免疫を達成すると言ったコメントは撤回されている状況です。
しかし、現在の米国の都市では、すでにコロナ前の賑わいを取り戻していて、マスクをしている人の姿はほとんどいないと言った現状です。
私たち個人投資家も、今後はアフターコロナ市場についてアンテナを張るべき状況のようです。
2021年6月米国市場に大きな影響を与えた出来事
2021年6月米国市場に大きな影響を与えた出来事を、時系列順に簡単にまとめてみました。
発表された数値は、比較的事前の予想通りのものが多かったため、市場を安定成長させています。
株価を暴落させるサプライズは少なかった半面、ビットコインに対しては逆風となるニュースが多かった模様です。
【2021年6月】アメリカ10年債
米国市場で『長期金利』と言えば、アメリカ10年債のことを指します。
現在は、FRBによるゼロ金利政策が継続されているため、長期金利は低水準で安定しています。
長期金利と株式はシーソーの関係にあるため、急激な長期金利の上昇は、株式の価格は下落を促します。
特にボラティリティの高いハイテク株や、ハイパーグロース株から売られる傾向にあります。
期待インフレ率が上がると
長期金利も上昇するんやな
6月は1.616で明けて、一時は1.637にタッチしましたが現在は1.5付近の低水準で安定しています。
長期金利の安定は、6月にハイグロ株が上昇した理由のひとつです。
【2021年6月】米国市場の主要4指数
米国市場の主要4指数とは、NYダウ、S&P500、NASDAQ100、Russell2000を指します。
それぞれの特徴が、マーケットの状況を把握するのに適していることから、代表的な指数とされています。
NYダウとは、正式名称を『ダウ・ジョーンズ工業株価平均』といい、ウォール・ストリート・ジャーナルを発行するダウ・ジョーンズ社が発表する平均株価指数のこと。代表的な上場された30銘柄の推移をもとに算出されている。名前に『工業株』と入っているが、1896年に設定された当初の名前の名残り。
S&P500とは、米国の格付け会社スタンダード&プアーズが算出している株価指数のこと。米国の株式市場に上場している大型株500銘柄の株価を基準にした『時価総額加重平均』で算出された指数。その選出された500社で全米上場企業の時価総額のほぼ8割を占める。
NASDAQ100とは、NASDAQに上場した時価総額上位100銘柄(金融を除く)の時価総額加重平均で算出された指数のこと。NASDAQ総合指数が3,000銘柄以上からなるのに対し、NASDAQ100は上位100銘柄(金融を除く)に絞られていることから、ハイテク株が中心となる。
Russell2000とは、ラッセルインベストメント社が算出する米国の代表的な小型株指数。上場銘柄の時価総額が1,001位から3,000位までの銘柄の浮動株調整後の時価総額加重平均型の株価指数。ちなみに、1位から1,000位がRussell1000指数。
それでは、それぞれの指数の値動きを見ていきましょう。
2021年6月のNYダウ
2021年6月のNYダウは、5月につけた高値3.5万ドルを更新することなく下落トレンドに入りました。
6/18には大きな下落に見舞われましたが、現在はV字回復の途中です。
2021年6月のS&P500
2021年6月のS&P500は、6/18には4,160ドル台まで落としましたが、現在は再び最高値を更新しています。
2021年6月のNASDAQ100
2021年6月のNASDAQ100は絶好調で、ついに最高値を更新しました。
ダウが下げる中、NASDAQ100は6月の1ヶ月で5%近い上昇を見せています。
2021年6月のRussell2000
2021年6月のRussell2000は、6/18をボトムに3/15につけた最高値2,356にチャレンジする展開です。
6月に好調なインデックスのひとつに名乗りを上げています。
【2021年6月】金(ゴールド)
2021年6月の金(ゴールド)は、暴落にみまわれました。
1ヶ月で6%もの下落をしています。
ゴールド価格は、3月末にダブルボトムを打った後にトレンド転換が起き、2ヶ月間もの上昇トレンドが続いていましたが、ここにきて調整が入りました。
ドル高が原因と言われていますが、インフレ懸念が続く米国経済状況では、再びゴールド価格は上昇していく公算が高いです。
筆者は4月末にゴールド価格上昇について記事にしていました。
しかし、実際に購入したのは6月に入ってからのため、きっちり暴落のあおりを喰らっています。
長期保有目的やから
気にせんようにしとこ
【2021年6月】仮想通貨(BTC)
2021年6月の暗号資産の値動きを確認していきますが、暗号資産は相関性が高いため、ここではビットコインの値動きに注目して解説していきます。
2021年6月の暗号資産(BTC)は、5月に始まったバブル崩壊をなんとか3万ドル付近で止めるのが精一杯といったところです。
一時は3万ドルを切る局面もありましたが、仮想通貨への逆風は止まることがなく、今後も見通しは暗いと考えられています。
しかし、仮想通貨を長期保有と考える投資家であれば、これは買い場と言ってもいいかも知れません。
【2021年6月】主要銘柄
【2021年6月】主要銘柄の値動きを確認していきます。
ここでは、GAFAM+テスラ及び、6月に大きな動きのあった銘柄に絞って解説していきます。
【2021年6月】GAFAM+TSLAの値動き
【2021年6月】GAFAMの1ヶ月の値動きですが、5銘柄とも3~6%の上昇を見せています。
特に、アップルとアマゾン、マイクロソフトは5月の調整を跳ね返す上昇でした。
TSLAについては、今月大きく株価を戻し、年初来リターンについてもイーブンにすることろを目指しています。
その他のセクターについて言及すると、金融、一般消費財、生活必需品、工業株などがやられている印象です。
なお、こちらのヒートマップを目にすることも多いと思いますが、無料の情報ツール『finviz』です。
詳しくはこちらで解説しています。
【2021年6月】その他大きな値動きのあった銘柄
【2021年6月】その他大きな値動きのあった銘柄として、NVDA(エヌビディア)があげられます。
2020年9月からヨコヨコ相場を続けていましたが、6月に入り暴騰し上場来高値を更新し続けています。
しばらく上昇トレンドは続くかもしれませんが、すでにRSIは80近辺ですので、今から参入するには少し割高かも知れませんね。
【2021年6月】米国ETFの値動き
【2021年6月】米国ETFの値動きの中で目立ったものとして、ダウがマイナスである一方で、QQQが大きく上昇をしています。
金融セクターETFとバリューETFはマイナスに転じ、ゴールドETFは大幅な下落を受けています。
一方、エネルギーETFとテクノロジーETFは強かったのが見て取れます。
それぞれのおすすめETF解説記事について、リンクを貼っておきます。
VTIもVOOも安定した成長を見せた1ヶ月でした。
『ここ屋』も6月は大きく
資産を増すことができたわ!
2021年7月注目スケジュール
2021年7月に予定されている、米国相場に大きな影響を及ぼしそうな注目のスケジュールについて記載しておきます。
7月もイベントが目白押しすぎや
7月は再び決算シーズンが始まり、GAFAMを中心に好決算が予想される。
米国相場は、6月の好調を7月まで継続するといった強気姿勢のアナリストが多いようです。
その後、8月のジャクソンホール会議で、テーパリングに関する議論がはじまる予測がされています。
2021年6月振り返りまとめと今後の予想
6月のFOMCも無事に通過し、好調が続く米国市場ですが、7月のGAFAM決算で更なる株価上昇が期待されています。
しかし、8月のジャクソンホール会議では、テーパリングに関する議論が始まれば、秋口にかけて大きな調整局面があるかも知れません。
筆者がこれから参入するとしたら、VTIやVOOなどのインデックス投資か、割安で放置されているヘルスケアセクターですかね。
BIIB(バイオジェン)に引っ張られて
セクターごと好調になりそうやな
今はまだ市場から資金を引いてはいけない状況ですが、マーケットに関するニュースには目を光らせておく必要がありそうです。
投資は自己責任ですので、自分のリスク許容度を理解して、投資を楽しんでください。
最後まで読んでくれてありがとう!
他にもお得情報がいっぱいですので
別の記事も読んでみてね!
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